生徒指導だより12月

PDF版(生徒指導だより12月

命の講話

命の講話 大河内祥晴(よしはる)氏

 題「見えない心の傷-いじめについて考えようー」 

 12月8日(月)に「命の講話」が開催されました。平成6年11月に西尾市の大河内清輝君が13歳(中学2年生)という若さてこの世を去ってしまった事件がありました。その原因は、数人の同級生グループによるいじめでした。日本中の人に衝撃が走った事件でした。いじめの問題が日本中で急に騒がれるようになったのもこの事件がきっかけとなったのです。その事件から20年が経ちましたが、父親の祥晴(よしはる)さんに「命の講話」をお願いしました。

 お話の中で、今までに出会った子どもたちの声、手紙に書かれた叫びを紹介しながら、いじめの辛さ、苦しみ。心の傷に気づくことの難し、周りの生徒のいじめに対する感覚。相談できない、打ち明けれない理由などについて話されました。

  最後に、何でも相談できる友がいると良いですね。また、誰に対しても「ありがとう。」が言える関係になれると良いですね。この言葉は、自分自身と相手を大切にできる言葉だと思っています。と話されました。

 

徒は大河内さんのお話を真剣に聞いて、それぞれが自分と向き合い、その「思い」を標語などにしました。

第1学年学年通信12月8日

防災講話

 11月26日(水)の期末テストが終わった日に、防災講話が開催されました。講師に、弥富市防災安全課防災対策相談員の星屋政敏さんをお招きしました。

 星屋さんは、陸上自衛隊を定年退職され市役所に勤務されています。自衛隊に在職中、阪神淡路大震災、東日本大震災などの災害派遣に参加されました。今回の講話では特に東日本大震災の被災地域の状況や、救援活動についてお話をお聞きしました。

 この講演会を通して、生徒は、自分たちの町は自分たちが守るという、郷土愛に満ちた防災意識の高揚を図ることができたと思います。

赤い羽根募金

 毎年恒例の生徒会による「赤い羽根募金」が、11月19日から21日まで行われました。生徒の善意が、多くの人に届くことと思います。