学校祭ー総合閉会式ー(9月15日)

涼しかったとはいえ、一日中、ブロックの仲間と気持ちを繋ぎ、力の限りを尽くした体育の部も、あとは結果の発表を待つだけになりました。
「腰をおろしてください」
というブロック長の号令で地面に腰をおろし、見つめる先は校舎に掲げられた得点版です。これは体育の部の競技部門を表示しています。しかし、小学校とは違い、競技の進行に合わせて加点してものではなく、中間発表のまま止まっていました。それぞれが手ごたえを感じていたことでしょう。結果は、
1位=赤ブロック(172点)
2位=青ブロック(168点)
3位=緑ブロック(137点)となりました。
発表のたびに歓声があがり、そして、拍手がそれに重なりました。
 
続いてパフォーマンスと昨日行われたブロック旗、合唱。そして、総合順位の発表です!

ブロック 旗    合唱 競技 パフォーマンス 総合
1位 3位 1位 2位 2位
2位 1位 2位 1位 1位
3位 1位 3位 3位 3位

リーダーの中には、
「1位」と聞いて、思わず顔を手でおおい涙を流す姿もありました。そして、何よりもすばらしかったのは、惜しくも1位を取れなかったブロックから勝ったブロックへ賞賛の拍手が起きたことでした。これは、今日の競技の中でも随所に見られ、競っているわけですがお互いのがんばりをたたえ合うという、ここでも“繋がり”を見せてくれました。
総合閉会式で、
「気持ちが繋がることができましたか」
「笑顔を繋ぐことができましたか」
と尋ねました。子どもたちは小学生のように「はーい!」とは言いませんでしたが、小さくうなずいてくれました。そして、もうひとつの“繋ぐ”は、二日間、子どもたちの様子を見守ってくださったPTA会長さんに聞いてみました。
「開会式で、30数年前、ご自身が弥富中の生徒だった時の学校際のお話をうかがいましたが、この二日間の子どもたちはその伝統をしっかりと繋ぎましたでしょうか?」
会長さんは、
「二日間、子どもたちの姿を見せていただいて、安心しました。しっかり繋がっていると思います!」
と力強くお答えいただきました。
 
こうして、学校祭は地域や保護者の方々と仲間に見守られながら幕を閉じました。幕は閉じましたが、ずっとがんばってきたという事実と“繋がり”はしっかりと弥富中の歴史に残り、見届けてくださった方々の記憶に刻まれたことでしょう。私たち職員は、そんな子どもたちを誇りに思います。

学校祭ー体育の部②ー(9月15日)

午後の部が始まりました。そこで、ここまでの途中経過が発表されました。
赤ブロック=110点
青ブロック=110点
緑ブロック= 95点
まれにみる接戦です。

そんな得点板を見上げながら、子どもたちは手に持ったポンポンをぎゅっと握り直しました。いよいよ、時間をかけて練習をしてきた「ザ・パフォーマンス」です。5分間という制限時間の中で、自分たちのテーマをどう身体表現するか。保護者の方々も子どもたちが毎日苦労しているのを家で聞いてみえるのか、ビデオカメラの三脚の列が一段と多くなりました。

赫烏の成長過程を曲調の変
化や隊形で表しています。最
後のブロック全員で3色のポ
ンポンを使ってはばたいてい
る一羽の大きな赫烏を表現す
るところが見どころです。
    きらきら輝くいくつもの青輝
石が最後には一つの大きな
青輝石になり、それを蒼き龍
がつかみとる様子に注目くだ
さい。様々な方法のウェーブ
で表現される蒼き龍や息の合
ったダンスも見どころです。
    1曲目の隊形移動ではばたく
姿をイメージさせ、2曲目では
勝利に向けて一直線に向かっ
て戦う姿を連想させました。
最後の一気に組むピラミッド
は必見です!

学校祭ー体育の部①ー(9月15日)

心配されていた天気も取り越し苦労に終わり、また熱中症の心配をしなければならないほどの暑さでもなく、よいコンディションの中、学校祭体育の部を行うことができました。
しっかりと腕を伸ばし整然とした行進をする姿から、一人一人の、そしてブロックの思いを感じることができました。生徒会長が今年のテーマとそのシンボルマークに込めた願いを伝え、ご来賓でおいでいただいたPTA会長からは、ご自身が弥富中学校の生徒だったころの思いを聞かせていただくことができました。そんなすべての人の思いを3人のブロック長が、力強い宣誓という形で表してくれました。いよいよ競技のスタートです。
 

競技は、みんなで力を合わせる種目とリレー種目と大きく分けて2種類あります。またリレーには、全員がバトンを“繋ぐ”「全員リレー」と、代表選手が出場するリレーとがあります。

当然、応援席からも大きな声援が飛んでいます。