教育実習終了(10月14日)

9月26日(月)から今日までの3週間、4人の教育実習生を迎えていましたが、それが今日、終わりました。それぞれ大学は違いますが、「先生になりたい」という思いで教員免許を取るために大学で学び、現場へ出ての実習です。
私たち教員すべてがかつて通ってきた道です。最初の1週間の緊張した様子を見て、「ああ、私もあんなだったな」と思い、初めて自分が授業をした時にうまくいかずに涙したことも、やはり自分のかつての姿と重ねながら実習生を応援し、夜中遅くまで教材研究やその準備をサポートしてきました。
「中学校、最近、遅くまで電気がついているけど」
と心配のお電話をいただくこともあるほどでした。
そんな4人の実習生はきっと多くのことを学び、今まで以上に「先生になりたい!」という気持ちを強くしてくれたと思います。もちろん、そうさせたのは、子どもたちです。弥富中で教育実習をしたことが、4人の“先生の卵”の今後に役立ってくれることを願っています。

後期委員会委員長選挙(10月14日)

2週間前の後期生徒会役員選挙に続き、今日は委員会委員長選挙が行われました。部活動と同じように、3年生は退き、被選挙権は1・2年生です。壇上に上がった候補者は、それぞれ自分の委員会活動に対する思いを語り、清き一票を呼びかけました。その誰もが原稿をまったく見ることなく、堂々と演説していたことに驚き、そして頼もしく思いました。
 
そして、その演説を一番しっかりとした姿勢で聴いていたのが3年生でした。もちろん、1年生は「すごいなぁ」というまなざしで聴いていましたし、2年生は同じ学年として「がんばれ!」という思いで見つめていました。しかし、それ以上に、背筋をピンと伸ばしてまっすぐに候補者を見据え、そのひと言ひと言を聴いていた3年生の姿に、「たのんだぞ、この弥富中を」という強い思いを感じました。学校祭もそうでしたが、こうやって先輩から後輩へその思いが受け継がれていくんだと感じた時間でした。

発想に脱帽(10月14日)

   
   

芸術の秋。ということで、美術部の活動の様子を見ようと3階へ行きました。廊下で写生をしている子がいましたが、多くは美術室の中でそれぞれの課題に取り組んでいました。向いている方向も違えばその手法も違うので、一見ばらばらのように見えますが、どの子も集中して取り組んでいて、その質の高さ、意識の高さに感心しました。
 
そんな美術部の子たちを見届け、廊下へ出ると、そこには各学年が授業で取り組んだ作品が掲示してありました。その中で思わず立ち止まって見入ってしまったのが、これです。「楽しく伝える文字のデザイン」という題材で、漢字のもつ意味をデザイン化して表現するというものです。どれを見ても、「ほぉ」と感心するものばかりです。これが半年前まで小学校でランドセルを背負っていた子の作品とは、とても思えません。子どもたちの発想の豊かさにただただ脱帽でした。
 
来週21日(金)には学校公開日が予定されています。よかったら3階まで足を運んでみてください。芸術の秋が満喫できるはずです。