白星となりますように(2月9日)

私立高校・専修学校の一般入試二日目となった今日、数日前から「雪」の予報が出ていて、テレビの天気予報でもその注意意を呼びかけていました。幾度となく雪雲の動きをチェックされたことと思います。中には、昨夜、お子さんが寝た後も、何度も外の様子をうかがった保護者の方もみえるのではないでしょうか。
しかし、その予想がよい方向にはずれ、いつもの景色が用意されていました。今日は3日間の日程の中で一番多い106人が受験します。駅の様子を見にいくと、まだ薄暗い中、一人二人と集まってきます。
「おはよう!」
思ったほどの緊張感はないようです。
「よかったね、雪が降らなくて」
そんな言葉を交わしながら一緒に行く子を待ちます。
名鉄弥富駅の前はごった返していました。なにしろ、85名が同じ電車に乗ることを予定していますから。駅員の方に、
「受験でご迷惑をおかけします」
とあいさつをすると、
「いえいえ、がんばってください!」
と、逆に応援されました。うれしいことです。
 
子どもたちが改札を通りホームに移動し始めた頃に粉雪が舞い始めました。相撲の世界では「雪=白星」ということで縁起がよいとされているそうです。そうなってほしいと願い、真っ赤な電車を見送りました。
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