学校保健委員会(2月16日)

中学生の時期は心も体も大きく変化します。しかし、それは必ずしも規則的に成長するとは限らないので、時としてバランスを崩すこともあります。この不安定な時期を「思春期」と呼びます。子どもたちは今、まさにその真っ只中に身を置いています。思春期の子どもたちが抱える不安定さや悩みなどを、周りにいる大人はどうくみ取ればよいのか、また、子どもたち自身はそれとどう向き合えばよいのか、そんなテーマで学校保健委員会を行いました。
保健委員会の子たちと、PTA健康委員会の方々、先生方、そして学校医の方にも参加いただき、話し合いを深めました。
・健康チェックアンケートから
・ワークショップ「こんなとき、どう思う?」
・スクールカウンセラーから見た思春期の心理の特徴
と、それぞれの立場から「心の健康」について考えました。最後に、学校歯科医の佐藤先生から、ご自身の中学生時代と重ねて、
「中学時代に芽が出なくても、いずれそれが役に立つことがある」
「人に何か言われたりSNSなどに書かれたりすることがあっても気にすることはない。自分は自分のままで大丈夫、と思えることが大切」
「今日のように、心のことまで踏み込んで教えてもらえ幸せ。自分がどういう傾向にあるか考えることができてよかった」
というお言葉をいただきました。
 
再来週の月曜日には、これを受けて保健集会を行う予定です。
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テスト。その後(2月16日)

今年度最後となるテストが終わりました。文字通り「1年間のまとめ」のテストです。手ごたえはどうだったでしょうか。1・2年生はこのテストを迎える前に学力コンクールや学力向上プロジェクトなどを経て臨んだテストでした。
職員室で採点していた先生に、
「プロジェクトの成果はどうだった?」
と尋ねると、
「意識をもって臨んだ子が多くいました」
とのことでした。3年生は、これから受検する子はもちろん、私立高校を中心に進路先が決まった子も、気を抜くことなく臨んでいました。
 
そして、そのテストが終わった直後の学活の時間は、もうその次に向かっていました。3年生はこれから迎える卒業式や公立高校の入試に向けて、服装などの確認をしました。その上の階では2年生が、体育館では1年生が、それぞれ3年生を送る会で3年生に贈る合唱の練習です。よい緊張感が途切れないことが、弥富中の強さかもしれません。