子どものための教育評価(2月22日)

保護者からご覧いただく子どもたちはどうでしょうか?
地域の方からご覧になる子どもたちはどう映っているでしょうか?
そして、私たちは、弥富中の子たちをどう見ているでしょうか。
それぞれにとって、子どもたちは大切な存在です。学校はそんな子どもたちをよりよい方向に育む場所でなくてはなりません。
私たちは日々、そんな思いで子どもたちに向き合っています。
 
しかし、はたしてそれが本当に有効なものとなって子どもたちに伝わっているのかを確かめる必要があります。それが「子どものための教育評価」です。教職員・生徒・保護者にそれぞれ同じ問いかけをし、それぞれについて評価したものをまとめました。教職員として努力しているつもりでも、それが子どもたちに届いていなかったり、保護者の方々とは違う感覚であったりすることに気づくものもあります。反対に、取り組んできたことが十分に理解され、自信を深めたこともあります。
 
それぞれの内容をしっかりと検証し、子どもたちにとってさらによい学校にしていきたいと思います。

歩んできた道、これから歩む道(2月22日)

 

今、校内で好きな場所があります。それは3年生の教室の廊下、下駄箱、美術室前です。そこには、「弥中で過ごした時間、これから~」というタイトルの作品が飾られいます。これは黒く塗られたガラスのその黒い塗装面を先のとがったもので引っかき、そこに着色した「アートグラス」と呼ばれるものです。下絵から時間をかけて取り組みました。特にテーマが卒業を前にした自分の気持ちと重なるので、いつも以上に思いのこもった作品に仕上がっています。見ていると、クラスでのこと、部活動、自分の夢など、ひとつひとつの作品から、3年間の中学校生活が浮かび上がってきます。
 
そして給食の時間に、3年生の思い出がいっぱい詰まったその校舎に響いたのが、29年度前期生徒役員選挙放送でした。「こんな弥富中学校にしたい」という熱い思いをマイクに向かって、そしてその向こうにいる全校のみんなに向かって語ってくれました。原稿を両手で握る姿に緊張感はありましたが、その声は3年生もしっかり聞きとめてくれたはずです。
バトンはあと少しで引き継がれようとしています。