美味しそう!スイーツデコ(12月7日)

 今日は、特別支援学級の子どもたちが、「スイーツデコ」をしました。
 スポンジを丸く切ったケーキ台に、シリコンを生クリームに見立てて塗り、ホイップクリームのように飾ります。その上に、秋頃から紙粘土で作りためてきたクッキーや小さいケーキ、造花などで思い思いにデコレーションしました。
 どの子の作品も、クリスマスムードにあふれ、それぞれの個性が出ていて、可愛らしく、美味しそうに仕上がっていました。今日参加できなかった生徒は、後日作成するそうです。
 見せてもらった私たちは、「目で」おいしくいただきました。
スイーツデコ1 スイーツデコ2

弥中壁画(12月7日)

それはちょうど1か月前のことです。いつもは明るい日差しが差し込む3階の美術室が真っ暗になり、そこにほのかな明かりが灯ったり消えたりしていました。のぞいてみると、白い紙をくしゃくしゃにして、それをゆっくり広げていました。そして、さらにそこに懐中電灯の光を当てていました。実はこれは、教室を洞窟に見立てて、人類最初の絵画である「壁画を作ろう」という授業でした。紙の折りじわはもちろん、光の当たり具合によっても、鳥に見えたり動物に見えたり、中には謎の物体が浮かび上がったりと、子どもたちの想像力がかき立てられた時間でした。
その後、色をつけ「壁画」を作り上げてきました。そして今日は、いよいよその鑑賞会です。まず自分の作品の見どころや工夫した点をアピールし、班でそれを見合います。「へぇ」「すごいなぁ」と思ったところを互いに出し合うと、照れながらもうれしそうで、そこに新たな気づきもありました。後半は全体で鑑賞します。教室をぐるぐる歩きながら友達の「壁画」を見て回りました。
授業の切り口やアプローチの仕方を少し工夫したことで、子どもたちのもっている意欲や能力がぐっと引き出されたように思います。