職業講話(1月30日)

3年生が直前に迫った進路選択のための懇談をしている時、多目的室では1年生が、実際に仕事をしてみえる方からお話をうかがう「職業講話」をしていました。
今回、お越しいただいたのは、警察官・和菓子職人・理容師の方々です。それぞれ地元の方でとても身近な職業のひとつです。しかし、なにげなく見ているだけでは分からない、その仕事ならではのご苦労ややりがいを聞くことができました。
「『ありがとう』と言われるのが、うれしい」(警察官)
「イライラしていたらおいしいお菓子はできない」(和菓子職人)
「お客様との出会いが、自分を成長させてくれる」(理容師)
と、目を輝かせてお話される様子がとても印象的でした。もちろん、よいことばかりではなく、
「怖い目にあった」(警察官)
「朝早くから仕込みをしなくてはいけない」(和菓子職人)
「10年後の離職率は92%」(理容師)
といったご苦労も語ってくださいました。
そんな職種の違う方々でしたが、口をそろえて言われたのが、「中学での勉強は大事」「友達は大事」ということでした。
 
子どもたちは、この職業講話を皮切りに、2年生になった6月には職場体験学習を行い、3年生での進路選択へとつないでいきます。お話をうかがった後にたくさんの手が上がり質問する姿に、子どもたちの関心や意識の高さを感じました。
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