試験の子の分も(2月7日)

冷え込みの厳しい朝となりました。今日から3日間、私立高校・専修学校の一般入試のため、3年生の一部の子がそちらへ出かけています。あわせて、2年F組が学級閉鎖のため登校を控えています。それらが重なり、どことなくがらんとした感じがする学校です。
そんな教室を歩いていると、1階の方から歌声が聞こえてきます。「音楽にしてはよく聞こえるな…」と思い行ってみると、廊下には男子が、E組の教室には女子が集まっていました。皆、青色のファイルを手にしています。合唱の練習のようです。
 
試験で多くの子がいない場合、授業を先に進めることは基本的にしません。卒業テストも近いことですので、問題集やプリントを使っての反復練習が中心となります。しかし、毎時間それでは子どもたちの集中力も続きません。そこで、今月28日(水)に予定されている「3年生を送る会」に向けての合唱練習を先生方が企画してくれました。音楽の時間だけではどれだけ時間があっても足らないので、それを補う意味でもちょうどよい取組だと思います。
入試で抜けている子の分まで、ともに過ごした仲間たちが声を響かせました。明日2日目は86人が、3日目は66人が試験に出かけます。落ち着かない毎日となりますが、友達のことを思いながらの歌声はとてもよいものです。
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