北方領土全国スピーチコンテスト(2月24日)

前日、市長様にも「がんばってきてください」と励ましていただいた「北方領土に関する全国スピーチコンテスト」が東京で行われ、3年生の伊藤琢真くんが堂々としたスピーチを発表し、奨励賞を獲得しました!
「僕たちと北方領土」と題した作文は、伊藤くんが夏に、東海地区の中学生が参加した「北方領土を考える集い」で学んだことをきっかけに、北方領土の歴史的背景や、そこに深く関わる日本とロシアの立場・事情などに目を向けたものでした。そして、「北方領土問題が未だ解決していない一番の原因は、僕も含め、多くの国民の関心が薄いことだ」と気づき、中学生でもインターネットを利用して詳しい情報を手に入れたり、SNSを使ってその情報を広めたり関心を集めたりすることができるのではないか、と結んでいます。
全国大会への出場が決まってからは、文字ではなく言葉で聴く人に伝えるために強調すべきところで身ぶりをつけたり言葉の抑揚を工夫したりして練習を重ねてきました。昨日は、学年の合唱練習の中で時間をとってもらい、みんなの前で練習を兼ねて発表し、大きな拍手と励ましをもらって大会に臨みました。
卒業を間近に控えた今、大きなテーマにまっすぐに向き合うその姿はとても大きく見えました。