冬の演奏会(2月25日)

いつもは体育の授業や部活動が行われる体育館が、休日の今日はさまざまな楽器の音色と手拍子であふれました。吹奏楽部が毎年行っている定期演奏会「冬の演奏会」が、今年は弥富中学校の体育館を会場に行われました。地域で活動してみえる「ヤトミウインドアンサンブル」と「ファミリーブラスドルチェ」との合同演奏会ですが、今年は弥富北中もそこに加わり、文字通り弥富の演奏会となりました。
 
弥富中学校はトップバッターで登場し、まだ緊張感が漂う中、
「美女と野獣」を奏でました。“体育館”だった会場は、この演奏で一気に“演奏会場”に変わりました。続いての曲は「恋」です。そう、学校祭文化の部で大きな拍手をもらったあの曲です。もちろん、キレッキレの恋ダンスも健在です。そして3曲目は「SING SING SING」です。ジャズのリズムに乗って、それぞれのパートが立奏をするところでは、大きな拍手もいただきました。
 
吹奏楽部の子が弥富中として演奏できるのは、わずか3年です。しかし、音楽が好きで入部した子、演奏の楽しさをそこで味わった子たちが、その3年間で楽器から離れてしまうことはとても寂しいことです。しかし、弥富にはこうした地域の受け皿があります。今日も多くの大人の方々に混じって高校の制服を着た卒業生もいました。こうした演奏会やそれに向けての合同練習会を通して、弥富の音色がつながっていく、そんな気がしました。
※曲名をクリックすると、演奏を動画でご覧いただけます。