期待できそうです(5月2日)

「では、ここからはウォークラリーについて、説明します。ウォークラリーって1日目、2日目、どっちだった?」
「1日目」
「お、すごいね」
「じゃ、何時からだった?」
「1時」
「おっ!」
「どこに集まるんだった?」
「臨海広場」
さすがに集合場所の「臨海広場」まで答えられた子は少なかったですが、多くの子から答えが返ってきたことには驚きました。
 
今日の5・6時間目に1年生は多目的室で、来週に行く「オリエンテーション合宿」のガイダンスを受けていました。先ほどのやり取りはその中でのひとこまです。中学生になって、無我夢中で過ごしてきたこの1か月でした。さぞ、1年生の子にとっては大変だったと思います。しかし、そんな中でクラスとしてのまとまりが少しずつできてきました。また学年集団もつくられつつあります。このオリエンテーション合宿は、そのまとまりをより強くし、学校では気づかなかった友だちのよさなどが発見できたら、さらにその集団が魅力的なものになる、そんな絶好の機会と考えています。
そうなるためには、子どもたち自身が二日間を、いや、こういう事前学習の時から自覚をもって過ごさなくてはなりません。手にしてから何日もたっているしおり。どれほど読み込んでいるか、意識をもっているか、先ほどの質問の答えがそれを物語っています。
期待できそうです、1年生。
気がかりなのは天気です…。