母校訪問で卒業生が来校しました。(8月27日)

 午後、ある県立高校に通う男女2人の卒業生が来校しました。目的は、9月上旬に行われる高校の学校祭の案内と現況報告の2つです。
 「7月に菅平に行ってきました。」
 1人が夏休みについて話し始めました。夏の菅平と言えば、ラグビー部です。中学生時代に屋内の部活動に入っていた彼は、現在ラグビー部員。中学と同じ競技を続ける予定が、先輩達の「熱い」勧誘のおかげで(せいで?)毎日屋外で汗を流す生活です。
 「私は、スコアブックが書けるようになりました。」
 そう話す笑顔は中学生時代と変わらないのですが、しっかり日焼けしている顔に先生方はびっくり。彼女は、現在野球部のマネージャー。ルールも全く知らないのに、野球部の紹介を聞いて「やってみようかな」と思ったそうです。スコアブックを見せてもらうと、中学生時代と変わらぬ丁寧な字でまとめられたページに、野球部の先生も「しっかり書けているよ」とお褒めの言葉。それで、また笑顔。
 高校の印象を聞くと、「自由な学校なので、自分で考えて行動できる人があっていると思います」「いろいろな人がいて、おもしろい。でも、みんなと違うからと言って、いじめがあるわけじゃない。みんなが認め合っている」「入学してよかったです」2人とも自信をもって答えてくれました。
 終了間際、「帰ったら、宿題しよう」の1人の言葉に、先生方から「中学生時代にその言葉を聞きたかったな~」と突っ込まれ、苦笑いしかできない卒業生でした。
 ほのぼのとした穏やかな時間が流れた午後でした。
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