生徒会会則改正(3月20日)

「失礼します」
校長室に生徒会役員5人が入ってきました。
「どうぞ」
とソファに促すと、
「今日は、生徒会会則の改正についてお願いにきました」
とのことです。
生徒会活動は「生徒会会則」というルールにのっとって進められています。しかし、時代の流れとともに合わなくなってくることがあり、その時に改正できるようにその手順も定められています。今回の改正は、役員の改選時期が2月と10月と定められていますが、今年でいえば3月と9月というようにずれています。そこで、それに合わせるための改正です。
しかし、改正の手続きはそんなに簡単ではありません。
①生徒議会で3分の2以上で可決
②全会員の4分の3以上の承認
③校長の承認
という手続きが必要です。生徒会役員の人たちはそれを丁寧に進め、最終段階として来てくれたわけです。
もちろん、承認しました。選挙権が18歳に引き下げられた今、中学生といえども、3年後には国を左右する選挙に一票を投じることになります。生徒会運営はまさにその練習です。会則をしっかり読み、それにしたがって生徒会活動を進める役員を頼もしく思います。また、各クラスでこのことについてしっかりと考えて意思表示をしてくれた生徒会会員である一人一人もすばらしく思います。