悪いことばかりじゃない(9月20日)

体育の部が延期になり、どことなく学校中のテンションが下がっていたところ、PTA会長様からお電話をいただきました。
「雨で体育の部が中止になりましたが、作品展の当番は予定通りPTAの方でさせていただきます」
学校祭のすべての部門に同じように力を注いで指導や準備をしなくてはならないはずですが、どうしても合唱・旗・パフォーマンスや各種競技のような動きのあるものやブロック対抗にかかわるものに目がいってしまってしまい、作品展については前日準備で展示が終わった時点で「完了」した気持ちでいました。この電話はそんな自分たちに大切なことを気づかせてくれました。
そして、その言葉通り、雨足が強くなったにもかかわらず、多くの保護者の方々にお越しいただきました。中には車椅子でお越しいただいた方もみえ、我が子の作品、知っている子の作品、そして弥中生の作品をじっくり鑑賞してみえました。そんな中で、情報処理部が制作した「ブロック紹介」にも多くの方が足をとめてくださいましたのでご覧ください。(実際には今年の課題曲「永遠のキャンバス」がBGMとして入っていましたが、これはカットしてあります)
 
合唱の得意な子、運動の得意な子、リーダーとして活躍する子、まじめにしっかりと練習している子、そして、作品で自分の思いを表現するのが好きな子、子どもたちのもっている個性が、さまざまなシーンで発揮されるのが学校祭だということにあらためて気づきました。こんな雨の日も悪くないですね。