今、I・J組では(11月12日)

弥富中にI組とJ組があることは知ってみえると思いますが、そこでの学習がどのように行われているかご存知の方は意外に少ないかもしれません。
 
今日の5時間目、保健室の前にあるJ組の前を通りかかると、3人の先生の姿が見えました。のぞいてみると、この時間は6人の子が数学の勉強をしていました。そこに3人の先生がいるというわけです。I組・J組は特別支援学級です。さまざまな理由で個別の支援が必要な子が在籍します。そして、I組・J組の子もそういう支援を必要としない教科もありますから、それは「交流学習」といって他の同じ学年の子と一緒に学習します。反対に、A~F組に在籍している子でも、教科によっては個別に指導した方がよい場合は、このI・J組に来て一緒に学習します。というように、ここは一人一人の学力や状況に応じてきめ細かな指導をする学級です。ですから、可能な限り先生も複数人が入ります。
 
人は顔や体格が人によって違うように、学習や心の成長も人それぞれです。40人近い大勢の中で落ち着いてできる子もいれば、それが苦手な子もいます。2学期になって、小学校6年生の子が担任の先生や保護者と一緒にI組・J組を見学に来る日が増えてきました。特別支援学校には及びませんが、その子にとって何が一番よい方法かを保護者と一緒に考えながら、できる範囲で支援していきたいと考えています。新1年生だけではなく、在校生ももちろんご相談ください。