授業法研修会(11月29日)

 生徒34人、先生40人。
 6時間目の3年B組の教室は、こんな状態で授業が行われました。以前からお伝えしているように、本校では今年度道徳教育を中心に全教師で研究を進めています。その一環として今日は、岐阜聖徳学園大学教授の玉置崇先生をお招きして、3年B組での道徳を全教師で参観した後に、授業法研修会を開催しました。
 「生命の尊さ」について考えることをねらいとした今日の授業では、クラスの子どもたちの保護者の方々にも、お子様への「手紙」にご協力をいただきました。手紙を読んだ子どもたちの中には、涙を流しながら読む子も何人もいて、普段あまり向き合うことがないであろう自分や周りの人の「いのち」について、考えを深めることができたようです。
 生徒の下校後には、今日の授業について全教師で話し合いました。また、玉置先生からも大変勉強になるご指導もいただくことができ、明日からの授業にも早速生かしたくなるような学びの多い有意義な研修会となりました。
 ちなみに、玉置先生のゼミの学生2名も同行して来てくださり、授業参観、研修会だけでなく、下校指導にも協力してくださいました。下校する子どもたちは「誰だろう?」と不思議そうな表情を浮かべながらも、気持ちよく「さようなら」と挨拶していました。そんな生徒の素敵な姿から、「教師」という仕事に対する夢や希望を大きくしてもらえたのではないか、と感じる半日になりました。
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