【沿革史】新制弥富中学校建築(1958(昭和33)年)

 

旧弥富中と旧鍋田中を統合した新しい校舎は木曽川の支流、筏川沿いに建築が始まりました。まず、整地のためのしゅんせつ工事から行いました。
資材を運ぶのに現代のような大型機械はありません。敷地内にレールを敷き、そこにトロッコを走らせ、それを人力で押す工法がとられました。
おみよしの松のある東側から新しい校舎をのぞみました。半分ほどできあがっているのが見てとれます。
実は、校庭の整地作業の一部は生徒が行いました。「自分たちの学校」という思いで一人一人が心を込めておこなったんだろうと思います。
筏川に面した堤防は、石積工事が行われました。
こうして、1958(昭和33)年、新しい弥富中学校の校舎が完成しました。