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「エンドカレー」
今日の献立名です。これを見た子たちからは、
「えんどう豆が入っているの?」
「インドカレーの間違いじゃない?」
と声があったそうです。
その答えは、給食の時間に…。
いつもは音楽が流れるスピーカーから栄養士の吉川先生の声が。
「今日の献立は『エンドカレー』です」
と、献立に込められた思いを伝えてくれました。
「育ち盛りのみなさんにとって、食べるということはとても大切です。
しっかり食べることで、健康な心や体がつくられます。
弥富中の子は毎日残さず食べてくれ、調理員さんたちも喜んでいます」
そして、最後に、
「今日までいっぱい食べてくれて、ありがとう」
と、深々とマイクに向かって頭を下げました。
吉川先生は今年で定年退職を迎えます。
「エンドカレー」は、これまで給食を通して子どもたちと接してきた栄養士としての「エンド」です。
おいしい給食をありがとうございました。
明日の修了式を控え、今日はどの学年も一年間の締めくくりをしました。1・2年生はそれぞれ学年集会を行い、先生たちからやクラスの代表がこの一年を振り返っていました。また、振り返るだけではなく、4月からの新しい学年へ進級する心がまえなどにもふれ、意を強くした時間でした。
1・2年生が集会をしている時、3年生の先生たちの姿は教室にありました。誰もいない教室ですが、ひとつずつ順番に机やいす、黒板などを見て回っていました。意を強くし、希望を抱いて進級してくる子たちに、それにふさわしい教室を準備してくれていたのです。
こうして、弥富中学校の一年はまもなく終わりを迎えようとしています。
今年度の授業も残すところあと今週のみとなり、それぞれの学年が一年の締めくくりに余念がありません。
1年生の廊下には「こんな先輩になりたい」というひと言メッセージが貼られています。「先輩」と呼ばれる日まであと少し。ただ、学年がひとつ上がっただけではなく、心も体もそう呼ばれるにふさわしい2年生に進級してほしいものです。そんな1年生が市制10周年カウントダウンに登場しました。「あと10日」と掲げるその先には、「先輩」となった自分たちの姿が見えているはずです。
そんな決意を象徴することがありました。
先週1年生は、学年レクリエーションを行った翌日に、今度は学習面で競う学力コンクールを行いました。30点満点だったそうですが、学年平均は29点を上回ったそうです!一人一人の気持ちが前を見据えている表れです。
※弥富市ホームページのカウントダウンは毎日変わっていきますので、後日、上のリンクをクリックしても1年生の画像は表示されず、その日のカウントダウン画像となります。さかのぼってご覧になる場合は、市のホームページのカウントダウン画像の下の「1」をクリックしてください。一覧が表示されます。
後期生徒総会が行われました。もちろん会を運営するのは生徒会執行部です。
例年は半期の活動報告と次に向けての反省と課題を報告する場となっているのですが、今回は少し違いました。
生徒会会則改正という重要な議題があったのです。
弥富中の生徒会は「生徒会会則」にのっとって行われています。それは会員である生徒全員がいつでも見ることができるように生徒手帳に載っています。
しかし、実際にそれを意識して生徒会活動が行われているかというと、残念ながらそうではありません。「例年通り」という流れで進んでいるのが実態です。そんな年月が流れていくうちに、実態とずれが生じている部分がいくつか出てきました。
・委員会の構成人数が違う
・委員会の名称が分かりにくい
・財務を扱っていない
この3点を見直す修正案が執行部から提案され、生徒会会則第31条に従い、先日の生徒議会で3分の2、今日の生徒総会で4分の3以上の賛成が得られました。
その数もそうですが、総会に臨む生徒たちのしっかりとした姿勢、執行部の熱意を感じましたので、校長として承認しました。これを職員会議にはかり、4分の3以上の承認が得られれば施行となります。
自分たちで会則を変えていく。貴重な体験ができました。
子どもたちがそれぞれの学校へ出向き、合格発表に一喜一憂している、ちょうどその頃、学年主任と進路指導主事は「一括受領」といって、学校分の結果をまとめて受け取りに名古屋に行っていました。
必需品は「はさみ」。受け取った封筒をすぐに開け、持っていった受検番号一覧と確認しながら印をつけていきます。
そして、10時50分を回った時、学校の電話がなりました。速報です。学校に待機していた担任がすぐに受話器を取り、合否の結果をおうむ返しします。すると、そばにいる別の担任が一覧表に印をつけていきます。
「よしっ!」
「お、受かった!」
「よかったぁ」
豊富なデータをもとに、これまで子どもたちと向き合い、進路指導をしてきました。しかし、試験は水ものです。集まり具合やその日の体調などで「絶対」ということは決してありません。だからこそ、万が一のことを想定しながら志望校を決めてきました。
15の春は職員室にも暖かな風を吹き込んでくれました。
今日は公立高校一般入試の合格発表が10時からそれぞれの高校で行われました。朝からそわそわしていた子も多かったのではないでしょうか。
私立高校や専修学校の合格通知は自宅へ郵送されますし、公立高校の推薦入試はまだ学校がある時なので中学校が一括して受け取りそれを子どもたちに渡しました。しかし、一般入試は卒業後ということもあり、多くの子が受検校へ足を運んだのではないでしょうか。
学校から一番近い海翔高校へ行ってきました。いろんな学校からたくさんの子が来ていました。保護者の姿も多く見られます。校門を入ると、足早に合格者の受検番号が貼り出してある来賓玄関に向かいます。恐る恐る見て、次の瞬間、
「やったー!」
と歓声。一緒に来た子と手を取り合って飛び跳ねました。うれしさで涙をぬぐう子も。その頭をぽんぽんとして、これまでのがんばりをねぎらうお母さん。
おつかれさま。そして、おめでとう。
先週が暖かい日が多かったせいで、昨日はとても寒く感じました。今日も気温こそ上がりましたが、北風の強い一日でした。
そんな風の中で、学校のまわりで「春」を見つけました。正門を出たところの歩道のわきに、枯れた草の下からまっすぐ伸びるものが。「つくし」です。私たち人間は、寒さで首をすくめてそこを通り過ぎますが、つくしたちは風に揺れてはいても決して倒れることなく、頭をまっすぐ伸ばしていました。そんなことから、つくしの花言葉は「向上心」「努力」だそうです。
子どもたちもつくしのように努力をし向上心をもって、あとわずかとなった学年の締めくくりをしています。
朝礼が終わった後、2年生が、秋に行った平和学習「広島研修」の報告会を行いました。実際に広島へ出かけたのは11月下旬ですが、帰ってきてから「平和」「戦争」というものに対する認識が大きく変わり、それを新聞形式にまとめる事後学習を通して、自分の思いをより明確にしていました。そして、2年生が3年生から弥富中のバトンを受け継いだように、2年生は1年生に広島研修のバトンを受け継いだのです。
原爆ドームや平和資料館などの写真を背景に、2年生の代表がそれぞれの思いを語ってくれました。詳しくはまとめたものをご覧ください。しっかりと考えてくれた様子が伝わってきます。
そして、会の最後には、
① 戦争の悲惨さや怖さを理解し、平和を願うだけではなく、自分なりに何ができるか考えて行動できる人をめざします。
② 命の尊さを理解し、日常生活にそれを生かし、自分も他人も大切にできる人をめざします。
と、力強く宣言してくれました。
3年生が卒業し、2つの学年だけで日々を過ごしている学校ですが、来週の月曜日が休日ですので、今日が最後の朝礼となりました。
朝礼に先立ち、先日行われた、来年度の生徒会役員・委員会委員長の認証を行いました。どの子も、しっかりとした返事で壇上に上がり、ぴんと背筋を伸ばした姿勢で認証状を受け取りました。その表情には「やるぞ!」という決意が見て取れました。
その後の朝礼では、その選挙に触れました。実は今回の選挙では「無効票が1票もなかった」のです。私のこれまでの経験では、いくら口すっぱく言っても、○を多くつけたり○ではない記号をつけたりという“無効票”が必ず数票あったものです。それがなかったことは、選ばれた子たちもすばらしければ、選んだ子たちもすばらしいということで、来年度の生徒会活動に大きな期待ができそうです。
3月14日(月)朝礼にて_校長講話