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この冬一番の寒波がこの地方を襲い、予報どおりの雪の朝となりました。
まだ夜も明けない時間から一人二人と先生たちが出勤し、すぐにスコップを手に雪かきを始めました。昨日融雪剤をまいたところは、見るからに雪の量が少なく効果はあったようです。校門から自転車小屋、自転車小屋から下駄箱と、子どもたちの通路を最優先して雪をかきました。3年生の先生は、
「今日、私学推薦の出願だから、すべらないように」
と、特に念入りにしていました。
子どもたちが登校してくる8時ごろには、自転車の通り道も広くなり、校門から歩道にかけての雪も取り除かれました。そんな中を、おそるおそる走ってくる子もいれば、ずっと遠くから自転車を引いて歩いてくる子も多くいました。こんな日は安全に登校することを最優先しますので、遅れても遅刻扱いにしないことを職員間で確認し、子どもたちを迎えました。
こんな状況にもかかわらず、ほとんどの子がけがをせず朝のSTにも間に合うように登校できたのは、朝早くから声をかけてくださったり、家の前の雪かきをして送り出してくださったご家族のお支えがあってのことです。ありがとうございました。
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帰りのSTが終わり、下駄箱から自転車小屋に向かおうとした子が、
「えっ?」
と驚いた表情をしました。目の前が白く、あたかも雪が降ったようになっていたからです。
これは「融雪剤」といって、道路などの凍結予防のためにまかれている塩化カルシウムです。明日の朝は積雪が予想されるために、あらかじめこれをまくことで雪を積もりにくくしようと市からいただきました。それを校門から自転車小屋、そして下駄箱までと、子どもたちの動線に沿ってまきました。朝の部活動も中止しましたので、慌てることなく安全に登校してくれればと思います。
【豆知識】
ちなみに、塩化カルシウムをまくと、なぜ凍りにくくなるのでしょうか。それは、通常、水はO℃で凍りますが、その水に違うもの(正確には不揮発性の物質)が混ざると、水の粒子と粒子の間にそれが入り込み、凍りにくくなります。それを凍らすためにはさらに低い温度が必要ということになり、結果的に凝固点(凍る温度)が低くなるので周りは凍っていても、塩化カルシウムをまいたところは凍らないのです。また、すでに凍ったところに塩化カルシウムをまくと、解ける時に熱を発生させるので、それで氷や雪を解かすことができます。
昨日は関東地方が大雪に見舞われましたが、今度はこの地方に寒波がやってきました。今朝は、気温が氷点下となりさらに北風がとても強く、子どもたちは防寒のためにマスクをしたりネックウォーマーを顔の半分ぐらいまで伸ばしたりして登校してきました。とりわけ学校の南から来る子たちは、ペダルを踏めども踏めども前へ進まない様子でした。
そんな朝の学校は、いつもと違って少し幻想的な風景も見られました。月曜日に降った雨でできた大きな水たまりがサッカーコートのあたりにあり、今日はそこに氷がはっていました。鏡のようになった氷に映る校舎は、朝日に照らされとてもきれいに輝いていました。
あ、隣で練習していたハンドコートからボールが転がってきました。それを追いかけてきたハンド部の子が、「すーっ」と氷の上を滑りながらそれを取りにいきました。手はかじかんでいましたが、心が温まる光景でした。
今日は午後から雪が降る予報も出ており積雪も予想されますので、子どもたちの安全を考え、明日の朝部活を中止しました。明日の登校には十分に気をつけてください。
「終わったー」
3時間目の授業が終わり、給食の調理室からほんのりいい香りがしてきた頃、突然のサイレンが!
誰もがおしゃべりをやめました。
誰もが一瞬、立ち止まりました。
そして、周りを見回すと同時にその場にしゃがみこみました。中には、手で頭を抱える子もいました。教室にいた子の多くは机の下にもぐり込んでいます。
そんな子どもたちの耳に、これが訓練だということ、給食室から火災が発生したという想定だということ、そして、この後に避難する場所はプラザということがしっかりと届きました。誰も口を開いていなかったからです。それから4分10秒後、600人を超える子たちが、誰一人欠けることなくプラザに避難していました。
今年3回目のこの避難訓練は、子どもたちはもちろん、先生たちにも知らせることなく行いました。ですから、サイレンが鳴った直後の先生たちの様子も、子どもたちのそれに近いものがありました。しかし、すぐに教室やあらかじめ決められた担当区域へ行き、そこにいる子たちの安全確保や誘導にあたりました。
「天災は忘れた頃にやってくる」
この言葉を肝に銘じるためにも、とても大切な訓練となりました。そして、子どもたちの成長を実感できるものとなりました。
「おかえりなさい」
朝礼の話の中で、そんな声をかけました。
先週、突然、増えた1年C組のインフルエンザによる欠席者。そういう診断が出ていないものの、発熱の症状のある子も何人かいたので学級閉鎖という措置をとりました。そして、今日、それが明けて、久しぶりに1年C組の子もそろっての朝礼を行うことができました。
クラスの様子を、給食の時間に見にいくと、当たり前のような配膳風景でしたが、みんなうれしそうな表情をしていました。教室でクラスの仲間とともに過ごす、「当たり前」の楽しさをかみしめているようでした。
学校中を見ると、今日はインフルエンザで欠席している子はわずか3人と、他への拡大はなんとか回避できたようです。しかし、市内では他の中学校や学区の小学校で学級閉鎖をしたとの情報も飛び込んできましたので、まだ油断はできません。これからも引き続き、予防に心がけていきたいと思います。
この時期にしては暖かい日になった午後、入学説明会を行いました。来年度の1年生は今のところ201人の予定です。さぞや駐車場がいっぱいになるのでは、と思っていたら、多くの方々が乗り合わせてきていただき、スムーズにご案内することができました。
この日の資料としてお配りした「我が子とともに」は、昭和57年に当時のPTAの方々が、「こういう時ってどうするの」と困った時に活用できるものを、ということで作られたもので、その当時から家庭と学校が同じ思いで子どもたちに向き合っていることの証(あかし)です。時代とともに内容は変化していますが、その思いは変わりません。それに沿って説明をさせていただきましたが、担当者の説明をそこにメモする姿は今年も健在で、「よしっ、来年も大丈夫だ」と意を強くしました。
入学式は4月5日です。その日が待ち遠しくなりました。
そうじが終わって5時間目の授業が始まる少し前に、大きなかばんを持って薬剤師さんが、1年生の教室にやってみえました。
そして、学級閉鎖をしているC組の教室に入られると、かばんからなにやら器具を出し、黒板にあてたり、机にあてたり。廊下を通る子たちが不思議そうにその様子をながめ、
「インフルエンザの検査じゃねぇ」
と。
いえいえ、これは照度検査といって、教室の中が子どもたちの活動に適した明るさになっているかを測っているのです。照度だけではなく、二酸化炭素量や空気中のほこりなども調べることが、「学校保健安全法」で決まっているのです。ほこりや二酸化炭素などは実際に子どもたちが活動している教室で測らなくては意味がありませんので、隣のD組で行いました。
この他にも、給食室の食器などに残っているでんぷん量なども調べ、きれいに洗浄されているかどうかも検査していただきました。
このように、子どもたちの安心安全な学習環境は、いろいろな人に支えていただいています。
コンピュータ室がなにやらにぎやかになってきましま。入口にはスリッパが3足あり、中をそおっとのぞいてみると、段ボール箱が散乱しています。そして、机の上にはかわいらしい機器がちょこんと乗っています。そう、前からお話をしていたタプレット型パソコンです。写真からその大きさの違いがお分かりいただけるでしょうか。
これまで使っていたデスクトップ型パソコンをタプレットに入れ替えるのですが、それだと画面がとても小さくて、子どもたちの目にもあまり優しくないので、画面(モニター)はそのまま使い、それをタプレットにつなぐという方法をとります。そうすることで、コンピュータ室ではこれまでと同じような大きな画面を見ながら作業ができ、他の場所で使いたい時はそのケーブルを外せば自由に持ち運べるというわけです。
コンピュータの進歩はめざましいものがあります。指導する教員も研修をしなくてはなりませんが、未来を担う子どもたちを育てる者として、わくわくした気持ちになりました。
昨日の夜、かなり強い風が吹いていました。「明日は寒くなるかな」と思いながら朝を迎えましたが、意外に暖かく、天気予報によれば3月下旬なみの暖かさとのことでした。
ならば、と、校門脇のカワヅザクラを見にいきました。一般的なソメイヨシノに比べ早く咲く品種で、毎年、卒業式を彩ってくれています。
枝にはたくさんの蕾がついていました。まだどれも茶色の皮の中に閉じこもっていましたが、ひとつだけ、それを破り緑色をのぞかせているものがありました。
暖かさを感じた蕾が膨らむように、3年生もその蕾を膨らまそうとしています。今日・明日と3年生だけひと足先に学年末テストです。卒業式や入試の関係でこの時期に行っていますが、自分の進路が少しずつ具体的になってきたことで、「だから、今、これをしなくては」という気持ちも芽生えてきました。その思いを強くもち、思いを行動に変えた時に、子どもたちの蕾は膨らみ、硬い皮を内側から打ち破るエネルギーとなると思います。
そういえば、今年のテーマは「咲かせよう 夢への蕾 無限の挑戦」でしたね。