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- 2024.11.20全校一斉道徳(11/20)
- 2024.11.18第2回PTAあいさつ運動(11/18)
- 2024.11.14「あいちウィーク」期間中のイベントの紹介(11/14)
昨日の夜、かなり強い風が吹いていました。「明日は寒くなるかな」と思いながら朝を迎えましたが、意外に暖かく、天気予報によれば3月下旬なみの暖かさとのことでした。
ならば、と、校門脇のカワヅザクラを見にいきました。一般的なソメイヨシノに比べ早く咲く品種で、毎年、卒業式を彩ってくれています。
枝にはたくさんの蕾がついていました。まだどれも茶色の皮の中に閉じこもっていましたが、ひとつだけ、それを破り緑色をのぞかせているものがありました。
暖かさを感じた蕾が膨らむように、3年生もその蕾を膨らまそうとしています。今日・明日と3年生だけひと足先に学年末テストです。卒業式や入試の関係でこの時期に行っていますが、自分の進路が少しずつ具体的になってきたことで、「だから、今、これをしなくては」という気持ちも芽生えてきました。その思いを強くもち、思いを行動に変えた時に、子どもたちの蕾は膨らみ、硬い皮を内側から打ち破るエネルギーとなると思います。
そういえば、今年のテーマは「咲かせよう 夢への蕾 無限の挑戦」でしたね。
年末まではほとんどその気配も感じなかった「インフルエンザ」の脅威が、じわじわと迫ってきました。年明けから、学校中で一人、二人と現れてきました。しかしまだその数は少なく、教室でも換気や保湿を積極的に行い、子どもたちもマスクで予防したり、手洗いをしっかり行うことで、その広がりを防いできました。
しかし、週が明けた昨日あたりから急に朝の欠席連絡の電話の数が増え、その受話器の向こうから、
「インフルエンザで休みます」
という言葉が聞かれるようになりました。そして、今日、1年C組で欠席者が9人となり、校医の先生や市教委とも相談し学級閉鎖を決めました。期間は、17日(水)~19日(金)です。元気に登校できていた子たちには大変申し訳ないのですが、これ以上の拡大を防ぐためとご理解ください。
教室へ行ってみると、空席は目立つものの、出席している子たちは比較的元気だったように感じました。3日間の休みをうまく活用して、体調の悪い子はしっかりと体を休め、元気な子も油断することなく予防に努めてほしいと思います。そして週明けの22日(月)には、全員が揃うことを願っています。
1年C組の保護者の方々には、突然ことで大変ご迷惑をおかけしますが、お子さまの健康管理にお気をつけいただきますようお願いいたします。
コンピュータ室のパソコンがタブレットに替わるという話を以前にさせていただきましたが、先日、それが搬入され、いよいよ入替作業が始まります。
これだけ聞くと、喜ばしい限りですが、実はそのかげで、情報処理部がその活動場所を追われているのです。情報処理部はコンピュータ室でその活動をしています。しかし、業者さんがその作業をする間は、その部屋は使用することができません。とはいえ、これまで地道な練習で身につけたタイピングの技術や作品作りなどを滞らせるわけにもいきません。
そこで、情報処理部は今日から生徒会室を間借りし、そこに授業で使うノートパソコンを並べ活動をすることにしました。大所帯の情報処理部ですので、二つのグループに分けて1週間単位でここで活動をします。慣れないノートパソコンで、キーボードタッチもミスが多くなりますが、こうした環境の中でも活動できるという前向きな姿を見ることができました。もちろん、生徒会室の後ろの方では、ロボットチームも活動をしていましたよ。
仕事を終え、駐車場にある車に乗り込もうとした時、ふと視界の右側に光るものが飛び込んできました。プラザから駐車場へ一歩足を踏み入れたところに置いてあった自転車です。水銀灯に照らされて光っていました。
いえ、光っていたのは反射ではなく、自転車の置き方でした。毎日、夜は体育館をいろいろなスポーツ団体が利用しています。大人の方もみえますが中学生も一緒に汗を流しています。その子たちの自転車が、写真でもお分かりのようにきれいに整頓されて並んでいたのです。
同じような輝きを、つい先日の成人式でも感じました。今年の成人式はいつになく落ち着いていて、市長さんをはじめとした来賓の方々のお話をしっかり聞ける、まさに「大人」でした。
学校という枠組の中にいる時は、そこのルールを守って生活できる子はたくさんいます。弥富中の子がまさにそうです。しかし、電車に乗った時やコンビニに数人集まった時など、枠から外れた時にそれができる子は多くありません。そのギャップを埋められることができた時、その時こそ輝きを放って輝くのだと思います。
新年早々、素敵なものを見ることができ、うれしい気持ちで家路につきました。
3年生の教室で、楽しい書き初めを見つけました。ちゃんと条幅の用紙に毛筆で書かれ、
「合格祈願」
「試験合格」
「十五の春」
と、3年生ならではの言葉が並んでいました。
「平和」
「猪突猛進」
「不撓不屈」
というものも。
あれ、中には「大丈夫か?」と思うのもありますが、3年生のこの時期に余裕があるということで。
朝はそんなでもなかった風が、午後から強く吹き始めました。遠くに見える山は白く雪をたくわえていて、その風はとても冷たく肌を刺すようでした。
そんな風に飛ばされたパンジーの花がたくさん校舎の前に散らばっていました。「いくら風が強くても花びらがちぎれるほどでは…」と思いながら花壇へ行くと、そこには花びらがすべてちぎられた葉っぱだけのパンジーが。いたずら?いえ、実はこれは、栄養をしっかりと苗に蓄えて、たくさんの大きな花を咲かせるための「切り戻し」と呼ばれるものです。まだ咲いている花を摘んでしまうのは気が引けますが、その後のことを考え、“あえて”行ったものです。
そんなパンジーのそばで、3年生の女子が体育の授業をしていました。
「いぇーい!」
元気な声も出ています。しかし、そこはグランドの一番西の端、ハンドボールコートで、容赦なく寒風が吹き付けています。しかし、彼女たちは全員がハーフパンツ姿。体育の先生に聞くと、決してルールではなく自主的にそうしているとのことです。理由は、長ズボンがダサいからだそうです(笑)。無理はしてほしくありませんが、自分の体調と相談した上で、冬でも“あえて”ハーフパンツで走り回る乙女心は、見ていてほほえましく思いました。
きっと春にはパンジーに負けないほどの素敵な花を咲かせることでしょう。
昨日は始業式と学級活動のみの半日でしたので、本格的に授業やその他の活動が始まったのは今日からでした。
多くの教室には、冬休みに書いた書き初めが後ろの掲示してありました。そんな3学期ならではの教室風景と思いきや、
「ピー!」
と笛の音が聞こえてきます。これは、実力テストの開始の合図です。いよいよ受験モードに入ってきた3年生にとって、さまざまなことが“受験”に関連づきます。公立高校の入試に合わせ、5つの教科をそれぞれ45分で行います。チャイムが他の学年の授業にあわせて50分で鳴るので、チャイムの5分後に1階の廊下で鳴る笛を合図に始めるわけです。
5教科の実力テストを終えた3年生は、6時間目は学年集会で進路担当の先生から、これからの日程や心がまえなどを聞き、気持ちを引き締めていました。
3学期が始まりました。
開始時刻より前に、600人を超える子たちが静かに体育館に入り腰をおろす、いつもと変わらないその光景に、子どもたちの3学期に向けての決意や、穏やかな気持ちで過ごした冬休みを感じ取ることができました。
学校としてはまとめの学期となります。そして新しい年のスタートでもあります。そんな3学期を高い意識をもって過ごしてほしいと願い、3学期始業式講話をしました。