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前日、市長様にも「がんばってきてください」と励ましていただいた「北方領土に関する全国スピーチコンテスト」が東京で行われ、3年生の伊藤琢真くんが堂々としたスピーチを発表し、奨励賞を獲得しました!
「僕たちと北方領土」と題した作文は、伊藤くんが夏に、東海地区の中学生が参加した「北方領土を考える集い」で学んだことをきっかけに、北方領土の歴史的背景や、そこに深く関わる日本とロシアの立場・事情などに目を向けたものでした。そして、「北方領土問題が未だ解決していない一番の原因は、僕も含め、多くの国民の関心が薄いことだ」と気づき、中学生でもインターネットを利用して詳しい情報を手に入れたり、SNSを使ってその情報を広めたり関心を集めたりすることができるのではないか、と結んでいます。
全国大会への出場が決まってからは、文字ではなく言葉で聴く人に伝えるために強調すべきところで身ぶりをつけたり言葉の抑揚を工夫したりして練習を重ねてきました。昨日は、学年の合唱練習の中で時間をとってもらい、みんなの前で練習を兼ねて発表し、大きな拍手と励ましをもらって大会に臨みました。
卒業を間近に控えた今、大きなテーマにまっすぐに向き合うその姿はとても大きく見えました。
少しずつ春のような日差しを感じることが多くなってきたような気がしますが、今朝、校門の脇のカワヅザクラの枝に一羽の鳥が留まっているのを見ました。よく見ると少し緑がかった羽をしていました。ウグイスでしょうか。ウグイスは「春告鳥(はるつげどり)」の別名があります。弥富中に春を運んでくれたんですね。ウグイスが羽を休めていたカワヅザクラも、もうだいぶ芽がふくらみ、硬い外側の皮も割れていました。
そんな今日、校内を歩いていると、歌声が体育館から聞こえてきました。ひな壇を使っての合唱練習のようです。行っていたのは1年生でした。しばらく前から昼休みに各クラスで練習をしていたのを、今日、初めて体育館という広い場所で練習しました。2階のギャラリーから聴いていましたが、しっかり声は出ていたように思いました。音楽的な修正はまだ必要とのことですが、きっとすてきな合唱に仕上げてくれることと思います。この歌声が響く頃、きっと弥富中が春に包まれることでしょう。
「2020年から小学校でプログラミング教育が必修化」
昨年、文部科学省からこのことが発表され、さまざまなメディアでそれに関する報道がされ、多くの方も関心をもってみえることと思います。
では、中学校はどうなのでしょうか。実は中学校もその翌年に必修化され、高等学校も同様です。つまり、小中高と系統的にプログラミングを学ぶことになります。
タブレットが導入されたコンピュータ室をのぞいてみました。そこでは2年生の子が技術科の授業をしていて、多くの子はパソコンに向かってキーボードをたたいていましたが、数人は床に座っていました。手には手のひらサイズの車のようなものを持っています。それを箱の中に入れスイッチを入れると、走り出し、壁に当たると向きを変え再び走ります。しかし、よく見ると、それぞれの車の動き方は同じではなく、ターンの仕方も人それぞれです。子どもたちに聞くと、その動きについては一人一人がプログラミングしたものが入力してあるそうです。
周りを見ると子どもたちは、パソコンに向かって、「こうなったら、こう動く」というフローチャートを入力していました。タブレットから直接入力している子もいます。そして、タブレットとその車を直接ケーブルでつなぎ入力したデータを転送します。そして、
「よしっ」
と箱の中でスイッチON!こうした試行錯誤を繰り返しながらプログラミングを習得します。
弥富中学校のプログラミング教育は、もう始まっています。
今日の給食は、
・ビビンバ
・春雨サラダ
・わかめスープ
・杏仁プリン
・牛乳
で、献立表にもあるように「3年生の人気給食」です。卒業を間近に控えたお祝いメニューですね。
ところが、そのビビンバに異変が!栄養士の先生から、
「野菜の値段が高く、やむをえず、今日のビビンバの牛肉を豚のひき肉に変えました」という説明がありました。スーパーなどに並んでいる野菜の値段は確かに依然と高い状態です。ご家庭でもきっとご苦心しながら献立を考えてみえることだと思いますが、学校の給食も同じように、限られた予算の中でやりくりをしなくてはならないために、このような苦肉の策もとらざるをえません。
なお、栄養教諭はこうも付け加えました。
「宗教の関係で豚肉が食べられない子についは、担任の先生から声かけをお願いします」
と。
楽しみにしていた人気メニューですが、ご理解をお願いします。
3年生が公立高校推薦受検のための出願に出かけた午後、他の学年の授業を見にいきました。そんな中で、足を止め、扉を開けて教室の中へ入り、結局最後まで観てしまった授業があります。
その教室は、すべての机が教室の後ろに下げてあり、子どもたちは椅子だけを持って、黒板の前に半円状に座っていました。そして、その円の中心にあったのが一冊の絵本でした。タイトルは「いのちのはな」。小学校ではよく見る光景ですが、中学校ではあまり見ることはありません。でも、子どもたちは担任の先生の読むその絵本を前のめりになって聞いていました。
かんたろうが育てることになったチューリップの球根「プー」。でも、かんたろうは次の日から入院をしてしまい、プーは水をもらうことができません。「かんたろうも(病気と闘って)がんばっているんだから」と必至に根っこを伸ばしますが、風で鉢が倒れたり、他の花たちにひどい言葉を投げかけられたりして、心が折れそうになります。でも、
「あたしだって さいてみたい。
キレイだって いわれたい。
がんばっているのに きづいてほしい。
だって まだ いきているんだもん!!」
と涙を流しながら叫びます。
間もなく3年生になろうとするこの子たちは、絵本から何を感じてくれるのか。それが知りたくて授業の終わりを告げるチャイムを一緒に聞きました。
1月は「いく」
2月は「にげる」
3月は「さっていく」
と言われるように、この年明けの3か月間はあっという間に過ぎていってしまいます。
ついこの間テストが終わったと思ったら、体育館はこんなふうになっていました。いつもはステージの上にあるピアノがフロアに下ろされ、正面にはひな壇がセットされています。合唱のためのものです。カレンダーを見れば、来週の水曜日に「3年生を送る会」が、その翌週の火曜日には「卒業式」が迫っています。それぞれの学年が合唱の練習を少しずつ進めているのもうなずけます。
一日一日はあっという間に過ぎていきますが、着々と“その日”は迫ってきています。大切に過ごしてください。
緊張した面持ちで入った部屋には大きなテーブルがありました。そしてその周りに置かれているソファに腰を下ろして待つこと数分。ドアが開いて市長さんが入ってみえました。ドキドキしながら立って頭を下げると優しい声で、
「おめでとう、すごいね」
と言ってくださいました。
3年生の伊藤琢真くんが、「北方領土に関する全国スピーチコンテスト全国大会」に出場することが決まり、その表敬訪問に出かけました。夏に「北方領土を考える中学生のつどい」に出かけたことがきっかけで関心をもち、その後に書いた作文が見事、全国大会へ駒を進めたのです。大会本部から送られてきた資料によると、全国大会へ出場できるのはわずか10人で、6782の作文の中から選ばれたそうです。そして、さらに全国大会はその作文をもとにスピーチをするというものです。
今日の表敬訪問でも、市長様から、北方領土はもちろん、日本を取り巻く国境をめぐる問題や歴史問題まで、難しい話題をいくつも振られましたが、それらにひとつひとつしっかりと答えていました。
大会は今週の土曜日に東京で行われます。ぜひ、堂々と自分の考えを述べてきてほしいものです。
机の上には赤のボールペンだけで、その他の筆記具は出されていないこの時間が、実は一番大事な時間なんです。
今日は、朝からどこのクラスもどの時間も、先週行われた「学年末テスト」や「卒業テスト」の返却が行われました。出席番号順に名前を呼ばれ、一人一人にテストが返されます。緊張の一瞬です。もちろん、真っ先に目がいくのは点数です。これは仕方がないことでしょう。しかし、ここからは人によって違いがあり、その違いこそが、これからを大きく左右するのです。
テスト返却のねらいは、もちろん、○や×のつけ間違いや点数の数え間違いを確認することもありますが、もっと大事なことは、多くの子が間違えた問題や重要な問題をあらためて考えることにあります。
「ここに補助線を入れると…」
「これは絶対に忘れてはいけない重要語句ですよ」
「問題集に似た問題があったと思うけど、入試でもよく出る問題です」
と、全部をすることはできませんが、“これだけは”という問題をピックアップして詳しく解説をします。この時に、問題や解答用紙を裏向けていては、自分がどこでどう間違ったか分析をすることができません。もちろん、今回のテストの点数に変わりはありませんが、次のテストでは必ずその違いは生まれます。大事にしてください。
3日間の学年末テスト(3年生は2日間の卒業テスト)が終わりました。一年を締めくくるテストですので、それに向けてしっかり努力してくれたことと思います。
そして、最終日の午後、久しぶりの部活動の時間です。とりわけ、先月まで冬時間で午後の練習がなかったこともあり、平日としてはまとまった時間が取れる日でした。
そんな様子をぼんやりながめていると、珍しい場所で練習をしている子たちがいました。卓球部女子です。いつもは多目的室で練習をしていますが、他の用事でそこが使えないということで、外での練習となりました。ラダーと呼ばれるはしご状のもの使って細かなステップの練習でした。外での練習が新鮮なのか、とても楽しそうにしていました。
外へ出ると、その暖かさに驚きました。テスト最終日ということで、午後1時という時間帯もあるかもしれませんが、確実に春が近づいていることを感じました。見回せば、多くの子が半袖にハーフパンツで練習をしていました。きっと、気持ちのよい汗をかいたことでしょう。
思春期。
それは誰もが通る、子どもから大人への通過点です。その時期は心も体も大きく変化します。中学生はまさにその真っ只中です。
そんな思春期に多くみられる「ストレス」に子どもたちはどう対処しているのでしょうか。うまく対応できている子もいると思いますが、中にはそれがうまくできずに悩んでいる子もいるのではないでしょうか。そこで、第2回目の学校保健委員会では「中学生の心の健康 -思春期のストレスとの付き合い方-」と題して、スクールカウンセラーの長谷田先生にお話をうかがいました。
思春期やストレスという言葉の説明を受けた後、さっそくその対処方法としてのリラクゼーションとして、「10秒間呼吸法」「筋弛緩法」を実際に教えていただきました。寝る前が効果的とのことでしたが、学校でもできますし、椅子に座った状態でもできます。少ししただけでも、参加した保健委員の子たちはとてもすっきりした表情をしていました。
会場の外からは、テストが終わった午後、久しぶりに部活動で汗を流す子たちの声が聞こえてきました。これもストレスの解消法のひとつですね。