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少し前から3年生の教室の廊下にこんな張り紙がありました。実力テストへのがんばりを促すものですが、そこには「受験勉強に休みはない!」と記されていました。
部活動を引退し、生徒会活動も後輩たちに譲り、まさに受験モードに入った3年生です。しかし、そうはいってもなかなかそうならない子もいて、担任も毎日用に声をかけています。きっとご家庭でも同じではないでしょうか。テスト勉強はこれまでもしてきましたが、それは1週間や2週間ほど前から集中的に取り組むことがほとんどで、いわば短期決戦型でした。しかし、受験勉強となるとそれは何か月も先の入試に向けての取組となり、長期的な計画やそれを継続する力が大切になってきます。ですから、つい気が緩んで「ま、いっか、明日やれば」という気持ちがわいてきてしまいがちです。
ずっと子どもたちに近いところで見てきた3年生の先生たちがエールを送って臨んだ実力テストを、今日、行いました。1時間目の国語を皮切りに5時間目の英語まで一気に行います。これは、公立高校の入試をイメージしたもので通常の定期テストと異なります。もちろん、子どもたちは集中して取り組んでいました。
「I’m looking foeward to it!」
もう一行添えられたその言葉に応えられたでしょうか。
思っていたほどの青空ではありませんでしたが、予定通り、校内長距離走大会を行うことができました。
この大会のねらいは、「長距離走を通して走る楽しさを味わわせ、完走する喜びを体感させる」です。自分の力に応じた速さでゴールまで走りぬくことを基本とし、その中で走ることが得意な子はどんどん上位をねらい、そうでない子は完走をめざします。運動場を何週も走る練習と違って、学校周辺の道路に出ると、道路の凹凸が足から伝わり、吹く風も場所によってその向きを変えます。男子は6.4km、女子は3.6kmのコースには地域の方々も出てきてくださり、
「がんばれー!」
と声をかけてくださっています。走ることの苦手な子には先生が伴走し一緒に汗を流しました。
ここ数日に比べると、風もあり少し寒い日となりましたが、子どもたちはそれぞれのペースで最後まで走りぬきました。女子の最後尾を走っていた先生が、
「今年は速くて、ついていくのが大変だった」
と汗をぬぐいながら言っていました。そんな走りをしてくれたことをうれしく思います。
ゴールしてくる子を大きく手を振って迎える見学している子。笑顔で順位カードを渡す係の子。そして、子どもたちのためにジュースとクレープを用意してくださって、ここでも、
「がんばったね」
とねぎらいの言葉をかけてくださったPTA執行委員・正副委員長の方々。そんな人たちに支えられた大会でした。
さわやかな秋空の下、1年生の子たちが体育をしていました。今日に限らず、器械運動が終わってからはずっと持久走に取り組んでいます。運動場のトラックはもちろん、学校の敷地の外周(約1km)も利用して長い距離を走る練習を続けています。
「○○、がんばれ~!」
と、友だちを応援する声も聞こえ、それぞれが自分の力に合ったペースで走っています。
例年、午後に行っていた校内長距離走大会ですが、給食後ということもあり、今年は午前中に開催することにしました。簡単な開会式・準備運動を行った後、10時20分頃から、学年・男女別に出走する予定です。今年は、大藤小学校の南側が工事をしている関係で、その手前の西門のところを右折するコースに変更しました。短くなった分はスタート直後に走るトラックで調節をして、例年通りの距離を走ります。
上の画像をクリックすると、そのコースやおよその出走時刻がご覧いただけます。もしお時間等都合がつきましたら、沿道から声援を送っていただけると幸いです。
また、明日の朝はいつも以上にお子様の健康状態をご家庭でしっかり観察をしていただき、走ることを控えた方がよいと判断された場合は生徒手帳等で担任にお知らせください。よろしくお願いします。
気象庁のホームページによると、今朝の最低気温はおとなりの愛西市で9.1℃だったそうです。いよいよ最低気温が一桁となってきました。
そんな日の子どもたちの登校の様子を見ていると、やはりウインドブレーカーを着ている子が少し増えてきました。中には、袖の中に指先を入れたままハンドルを握っていた子がいたので注意をしたほどでした。教室へ行くと、今日から完全に冬服へ衣替えということもあり、黒一色に女子の襟カバーの白が映えていました。昼間はさわやかな秋晴れで、どこのクラスも窓を開け心地よい風を教室に取り込んでいました。その風に乗って、窓の外からは水曜日に行われる校内長距離走大会に向けて体育の授業で持久走をする子たちの元気な声も聞こえてきます。
「戦争って怖いもんだよ」
テレビのインタビューに答えるその人は、静かな口調でそう話しました。
今日は2年生の平和学習の一環で、「ピースあいち」から戦争の語り部の方においでいただき、その話をうかがいました。正確には、戦争を体験されたのはその語り部の方ではなく、その方のお父さんでした。太平洋戦争の戦況がいよいよ悪くなり、じわじわと戦争の舞台が本土へと近づいてきた時、沖縄でそれを迎え撃った体験をおもちでした。沖縄戦はとても激しいもので、ガマと呼ばれる洞窟に身を隠すもののそこから生きて出られたのはわずか9人だそうです。その方が、亡くなる直前に、
「戦争が怖いもんだということを、ぜひ伝えてくれ」
と遺言のように娘さんに話したそうで、その娘さんが今日、
「語り部ではなく、語り継ぎ部です」
と、子どもたちに戦争の悲惨さ、怖さを語ってくださいました。
2年生の子たちは、今、来月に行われる広島研修に向けて、事前学習や平和記念公園で捧げる千羽鶴つくり、合唱練習などに取り組んでいます。書物や資料で調べた知識としての戦争と、今日うかがった話とはまるっきり違い、子どもたちは言葉を失っていました。しかし、お父さんが伝えたったことは娘さんから弥富中の2年生に少しだけかもしれませんが確実に受け継がれたように思います。