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机の上には赤のボールペンだけで、その他の筆記具は出されていないこの時間が、実は一番大事な時間なんです。
今日は、朝からどこのクラスもどの時間も、先週行われた「学年末テスト」や「卒業テスト」の返却が行われました。出席番号順に名前を呼ばれ、一人一人にテストが返されます。緊張の一瞬です。もちろん、真っ先に目がいくのは点数です。これは仕方がないことでしょう。しかし、ここからは人によって違いがあり、その違いこそが、これからを大きく左右するのです。
テスト返却のねらいは、もちろん、○や×のつけ間違いや点数の数え間違いを確認することもありますが、もっと大事なことは、多くの子が間違えた問題や重要な問題をあらためて考えることにあります。
「ここに補助線を入れると…」
「これは絶対に忘れてはいけない重要語句ですよ」
「問題集に似た問題があったと思うけど、入試でもよく出る問題です」
と、全部をすることはできませんが、“これだけは”という問題をピックアップして詳しく解説をします。この時に、問題や解答用紙を裏向けていては、自分がどこでどう間違ったか分析をすることができません。もちろん、今回のテストの点数に変わりはありませんが、次のテストでは必ずその違いは生まれます。大事にしてください。
3日間の学年末テスト(3年生は2日間の卒業テスト)が終わりました。一年を締めくくるテストですので、それに向けてしっかり努力してくれたことと思います。
そして、最終日の午後、久しぶりの部活動の時間です。とりわけ、先月まで冬時間で午後の練習がなかったこともあり、平日としてはまとまった時間が取れる日でした。
そんな様子をぼんやりながめていると、珍しい場所で練習をしている子たちがいました。卓球部女子です。いつもは多目的室で練習をしていますが、他の用事でそこが使えないということで、外での練習となりました。ラダーと呼ばれるはしご状のもの使って細かなステップの練習でした。外での練習が新鮮なのか、とても楽しそうにしていました。
外へ出ると、その暖かさに驚きました。テスト最終日ということで、午後1時という時間帯もあるかもしれませんが、確実に春が近づいていることを感じました。見回せば、多くの子が半袖にハーフパンツで練習をしていました。きっと、気持ちのよい汗をかいたことでしょう。
思春期。
それは誰もが通る、子どもから大人への通過点です。その時期は心も体も大きく変化します。中学生はまさにその真っ只中です。
そんな思春期に多くみられる「ストレス」に子どもたちはどう対処しているのでしょうか。うまく対応できている子もいると思いますが、中にはそれがうまくできずに悩んでいる子もいるのではないでしょうか。そこで、第2回目の学校保健委員会では「中学生の心の健康 -思春期のストレスとの付き合い方-」と題して、スクールカウンセラーの長谷田先生にお話をうかがいました。
思春期やストレスという言葉の説明を受けた後、さっそくその対処方法としてのリラクゼーションとして、「10秒間呼吸法」「筋弛緩法」を実際に教えていただきました。寝る前が効果的とのことでしたが、学校でもできますし、椅子に座った状態でもできます。少ししただけでも、参加した保健委員の子たちはとてもすっきりした表情をしていました。
会場の外からは、テストが終わった午後、久しぶりに部活動で汗を流す子たちの声が聞こえてきました。これもストレスの解消法のひとつですね。
大変です、流行のきざしがみえます!
子どもたちではなく、校長室の金魚たちのことです。この写真からは分かりませんが、ひれに白い粒のようなものが見えます。調べてみると「白点病」のようです。急いで、その症状のある魚を別の水槽に移し、さらに水槽に薬を入れました。水が青くなっているのはそのためです。幸い、元気に泳ぎえさもしっかり食べているので、回復してくれることを願っています。
子どもたちのインフルエンザは、今日も全校で16人と小康状態が続いています。テスト期間ということで体調が悪くても無理をしている子もいると思いますので、それがとても心配です。テスト勉強も大切ですが、効率よく進め早めに休んでください。
午後から、白鳥コミュニティセンターで、「第3回 弥富市小中学校PTA連絡協議会」があり、PTA会長、母親代表さんたちとともに参加しました。
今回は研修会も兼ねていて、元名古屋女子大学講師の加藤利彦先生から「子育ての極意」と題してお話をうかがいました。
気持ちをほぐすために、
♪「ぐーちょきぱー、ぐちょきぱー」
と皆で手をグーにしたりチョキにしたりして歌いながら始まりました。
○子どもに「大好きだよ」と伝えていますか
○行為を叱っても、性格を非難してはいけない
○子どもを悪くする3つに「ない」は、「聞かない」「ほめない」「笑わない」
など、分かりやすい言葉で多くのことを教えていただきました。
後半では、各校のPTAから今年度の取組などが報告され、有意義な情報交換もできました。
今日から1、2年生の学年末テストです。この学年最後の定期テストということで、どの子もしっかり学習計画を立て臨んだことでしょう。
そんな、テストと連動しているのが、課題の提出です。今日も、テストが終わった教科から、職員室に問題集やワークが運ばれてきました。中まで見ていませんが、きっとしっかり取り組み、自己採点もしてあることと信じています。
今日の午後、市PTA連絡協議会の研修会があり、その中で講師の先生が、
「『学習』は、『学ぶ』と『習う』からできています。「『学ぶ』は、『まねる』が語源で、『習う』は反復練習するという意味です」
と言われました。学校の授業で解き方や技術を知り、まずはそれをまねます。そして、それを自分のものにするためには、同じ傾向の問題を何問も解いたり練習したりします。ですから、この問題集やワークはテスト対策のもっとも基本的で重要なものです。テストの点数にだけ目を向けるのではなく、こうした取組を大切にしてほしいものですね。
この3連休中に、先日行われた私立高校・専修学校の一般入試の結果がそれぞれのご家庭に届いたことと思います。封を開ける時、そして、その結果を目にした時のお子様の様子はいかがでしたか。きっと、これまで見たこともない成長した我が子の姿が、そこにはあったのではないでしょうか。よい結果を手に入れた子も、残念ながらそれが叶わなかった子も、子どもはこうした試練をひとつ経験することで成長していきます。
一般入試を受けた子のほとんどが、公立高校を第1希望としている子です。すでに、私立が合格だった場合、不合格だった場合を想定しての懇談はしてありますので、今日、さっそく公立高校の願書の下書きを行いました。左側に第1志望校を、右側に第2志望校を書く願書はとても複雑で、担当の先生から一つ一つ説明を受けながら欄を埋めていきました。
さぁ、次のステップへ進みます!
職員室を出たところに出欠席を書く黒板があります。先週は2年F組が学級閉鎖をしていたので、そこだけ空欄になっていましたが、今日はほぼ1週間ぶりに全クラスが埋まりました。心配していたインフルエンザの拡大も、全校で16人と大きな拡散もなく週明けを迎えています。
ほっと胸をなでおろしながら、その黒板の下を見ると、ずらっと並べられた落し物の数々。しかもそのほとんどが手袋です。今日もそうでしたが、立春を過ぎてもまだ寒い日が続いています。落とした子はどうしているのでしょうか。「冷たくないのかな…」と心配してしまします。そして、落としても知らん顔でいることが気になります。落としたかも、と思う人は一度のぞいてみてください。
ご家庭でもこちらの「忘れ物リスト」をご覧いただき、心当たりがありましたら担任にお声をかけてください。
北陸では記録的な大雪になり、今日から始まる平昌オリンピック会場はマイナス20℃にもなるなど、立春は過ぎても厳しい寒さが続いていますが、少なくともこの地区では天候に恵まれた3日間でした。きっと毎日天気予報をチェックしていた3年生、そしてその保護者の方々もほっと胸をなでおろされたことと思います。
今日は、地元の黎明高校の入試日なので様子を見てきました。弥富中の子には会えませんでしたが、他校の子を見ていると、どの子も緊張した様子で「入学試験会場」と大きく書かれた看板の脇を足早に通り過ぎていきました。
午後になると、試験を終えた子たちから終了報告の電話が入ってきます。
「どうだった?」
「そうか、そりゃよかったね」
「ゆっくり休むんだよ」
受話器を持つ担任の顔がゆるみました。
この3日間、大きなトラブルもなく入試を終えることができました。子どもたち自身の自覚もさることながら、これもご家庭でのお支えがあったからこそだと思います。ありがとうございました。
昨日は1階から聞こえてきた歌声が、今日は3階から聞こえてきました。そうじが終わった後の時間帯です。行ってみると、1年F組の子たちが教室の後ろのロッカーの前に立ち、手には3年生と同じように青いファイルを持っています。そして、その目線の先には音楽科の先生が。
「はい、じゃ、やるよ」
右手を高く上げると、さっと表情が変わります。でも、歌い出しの部分の声が出ません。
「その声じゃだめ。もう一回いくよ」
次は、声量も増えました。
練習しているのは「3年生を送る会」で歌う曲です。もちろん音楽の授業でも練習していますが、やはり何度も歌うことが必要です。そこで、学年の先生と相談して、この時間にひとクラスずつ指導してもらうことにしたそうです。1年生らしいパワフルな、そして心のこもった合唱に仕上がるのがとても楽しみです。