「読書」というと、「読書の秋」という言葉もあるように秋を連想します。実際、読書週間は10月27日~11月9日ですが、「子どもの読書週間」というと、こちらは4月23日~5月12日と、まさにこの時期です。こどもの日の一昨日、「こどもの本総選挙」の結果が発表されたのも、この一環です。
今年の弥富中学校も、朝は読書タイムから始まっています。朝の部活動を終え、短い時間で着替えをしたりカバンから教科書類を出したりした後、本を開くことで、その慌ししさは消え、落ち着いた学校生活へと切り替わります。その読書を支えているのが文化委員会です。たくさんある本の貸出返却の仕事はもちろん、さまざまな本の紹介などをしてくれています。そんな図書室に、今年、新たな掲示物が登場しました。昨年度から行っている「おすすめの本の紹介」コーナーの下に、「4月 62冊読んでるよ」の貼紙が。
ご存知のように、弥富中の図書室はバーコードを読み取ることで借りたり返したりできます。そして、それにより自動的にいつ、誰が、どんな本を借りたかというデータが蓄積されるので、それを集会することも容易にできるようになりました。そこで、こんな取組が委員会活動としてできるようになってきたのです。もちろん、「62」という数はそんなに胸を張れた数ではありませんが、こうした取組が継続されることで、もっと多くの本に接するようになることを願っています。