- 2024.11.29冬の訪れ(11/29)
- 2024.11.28税の標語表彰(11/28)
- 2024.11.25赤い羽根共同募金(11/25)
- 2024.11.20全校一斉道徳(11/20)
- 2024.11.18第2回PTAあいさつ運動(11/18)
熊本は夜中に雷を伴う強い雨が降りましたが、朝にはそれもあがり、「最高気温予想35℃」という青空でした。
今日のトラック競技の最初の種目は高嶋くんの出場する1500m予選です。ですから、朝一番で会場入りし、入念なアップをして臨みました。800mで転倒した影響はなさそうです。
1500mは800mと違い、最初からオープンコースです。ものおじすることなく、しっかりとスタートラインに立つ姿が確認できました。スタート!中盤から後方に位置しています。やや上体がいつもより揺れているように見えますが、足の動きは大丈夫そうです。しかし、徐々に順位を下げていきます。しかし、いつものレース運びがそうですので、そんなに心配はしていません。ラスト1周を告げる鐘が鳴りました。その時は最後尾。もちろん、いつものようにスパートをかけ追い上げます。しかし、ここは、全国の舞台。なかなかその前をとらえられません。二人を抜いたところでゴールしましたが、残念ながら決勝に進むことはかないませんでした。
走り終えた高嶋くんとしばらく話すことができました。最初に出てきた言葉が、
「やっぱり最初から先頭についていかないとダメですね。それが分かりました」
でした。そして、
「今度は日産スタジアム(横浜)であるんで、その時はそうします」
とも。彼の目はもう前を見ていました。そして、そのために自分がどうすべきかを、この大会でつかんだように感じました。
彼が駆け抜けた熊本は阿蘇山を擁し「火の国」と呼ばれています。
「今夜もう一泊して、明日は熊本観光をします」
とあどけなく笑うメガネの奥に、マグマのように燃える闘志を見ました。
夏休みもあと10日ほどになりました。
今日は2回目の出校日で、久しぶりに学校全体に活気が戻ってきました。
朝礼では、水泳の東海大会で女子200m背泳ぎで6位に入賞した、1年生の大澤憩さんの表彰を行いました。同じく陸上の東海大会で男子800m7位に入賞した、2年生の髙嶋荘太君は、熊本で行われている全国中学生陸上競技大会に参加しているので不在でした。
校長先生もその応援で不在だったので、教頭より話をしました。0821教頭講話
9月1日の始業式には、全員が元気な顔で登校できることを楽しみにしています。
午後には、南山大学の土屋先生をお招きし、「アクティブラーニングとファシリテーション」についての職員研修を行いました。新指導要領で求められる『主体的・対話的で深い学び』ができる生徒を育成するために、アクティブラーニングについて理解し、その手法を授業に生かせるようにしたいと、どの先生も真剣に取り組みました。私たち教師が「学び続ける姿勢」をもつことで、子どもたちにも学び続ける大切さを感じてもらえたらと思います。
子どもにとっても、教師にとっても、夏休みはあと10日しかありません。
いえいえ、あと10日もあります。
学校で運動部に所属する誰もが目標としてきた全国中学校総合体育大会。しかし、そこに立つことは、ほんのわずかな子しか許されません。その一人、陸上部の高嶋くんが熊本県民総合運動公園「えがお健康スタジアム」に立ちました。
この日の熊本は、雲ひとつない快晴で、わずかに周辺に見える雲は入道雲でした。この夏を走り抜いた子たちに一番よく似合う空を用意してくれたようでした。そんな中、高嶋くんは800mに出場しました。全部で10組あり、その中の上位2位までと、プラス4人が午後からの準決勝に進むことができます。進んでいくレースのタイムを見ていると、「これはいけるぞ!」という気持ちが強くなってきました。というのも、上位の記録が高嶋くんの持ちタイムより遅い組もあるからです。以前にお伝えしたように、これが愛知の長距離陣のレベルの高さなのかもしれません。そんな中、出場する第9組です。スタートから、先頭集団につきました。バックストレートで3位につけています。余裕もありそうです。そして、300mにさしかかった時、それは起きました。
高嶋くんの手が大きく動きました。それと同時に、体も大きく前のめりに。次の瞬間、いつもはすっとした姿勢で走るその体がトラックに打ち付けられました。転倒です。後続の二人もそれに巻き込まれるように体勢を崩しました。
高嶋くんがゴールラインを越えたのは、他の子よりも、そして自己ベストよりも大きく遅れてからでした。ゴール直後に、膝に手をあてしばらく動かなかったその姿が、無念さを物語っていました。
医務室で手当てを受けましたが、かすり傷程度で、あさっての1500mの出場には影響はないとのことでした。
弥富中学校沿革史(年はすべて「年度」) 部活動の記録はここをクリック
1958(昭33)年 | 従来の弥富中学校と鍋田中学校を統合し、新しく弥富中学校を設立する | |
1959(昭34)年 | 伊勢湾台風が襲来し、甚大な被害がでる 中島郡祖父江町などへ避難・疎開する(9月28日~12月21日まで臨時休校) 秩父宮妃が災害地視察のため来校される |
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1960(昭35)年 | 伊勢湾台風追悼行事を行う 県教育委員会より、産業教育の研究指定を受ける |
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1961(昭36)年 | 伊勢湾台風の縁で、祖父江中学校との体育親善試合が始まる 県教育委員会より、学校保健研究指定校の委嘱を受ける(2か年) 校舎増築第三期工事が竣工し、特別教室ができる おみよしの松の東にテニス・バレー・バスケットコートが完成する |
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1962(昭37)年 | 給食室竣工、給食が開始される 弥富中学校校歌発表会を行う 同窓会より、校旗の寄贈を受ける |
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1963(昭38)年 | 保健体育優良校表彰を受ける | |
1964(昭39)年 | 県教委指定学校体育研究発表会を開く 東海三県学校図書館コンクールにおいて優秀校となる 体育館竣工式を行う |
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1965(昭40)年 | 生徒会役員選挙が直接選挙制となる 学校給食優良校として県表彰を受ける 生徒会主催の廃品回収が始まる 2泊3日のスクールキャンプが始まる(三重・朝明渓谷) |
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1966(昭41)年 | 学校祭(文化祭・運動会・校内体育大会)が始まる 弥中体操ができる 学校図書館コンクール海部地区代表校となる |
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1967(昭42)年 | それまで希望者で行っていたキャンプを学校行事として位置づける 校内長距離完走会が始まる 学校図書館コンクール海部地区代表校となる |
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1968(昭43)年 | 学校文集「おみよし」が誕生する 防災教室として水難訓練を開催する 学校要覧「弥中10年史」を刊行する |
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1969(昭44)年 | プール竣工式を行う 給食生乳飲用が始まる ヘルメット帽貸与式を行う 県教委より保健体育研究指定校の委嘱を受ける |
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1970(昭45)年 | 大阪万博を見学する 国旗掲揚塔を竣工する |
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1971(昭46)年 | 県教委より理科教育研究指定を受け、環境保全推進の研究を進める(3か年) 相撲場の竣工式を行う |
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1972(昭47)年 | 生物環境保全推進校の指定を受ける | |
1973(昭48)年 | 管理棟竣工式を行う 「立志の塔」除幕式を行う |
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1974(昭49)年 | 弥富町合併20周年記念式典が、本校体育館で開催される | |
1975(昭50)年 | 第30回県民体育大会西尾張地区大会の会場になる | |
1976(昭51)年 | 桜学区と大藤学区の一部を徒歩通学とする 弥富町武道館竣工式を行う |
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1977(昭52)年 | 県教委より「学校保健」研究指定校の委嘱を受ける(2か年) 六・三制義務教育を記念し、「創立30周年」記念誌を発行する |
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1978(昭53)年 | 30周年記念としてモニュメント制作(吉村氏作) 学校保健研究発表会を開催する |
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1979(昭54)年 | 弥富北中学校と分離する 学校保健活動優秀校の表彰を受ける |
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1980(昭55)年 | 海部津島教科書センターが本校に開設される 学校保健活動研究会を開催する 「学校保健特別優秀校」と「全日本よい歯の学校表彰」を受ける |
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1981(昭56)年 | 町教委主催の生徒指導対策会議が開催される | |
1982(昭57)年 | 児童生徒健全推進モデル地区として、警察庁より指定を受ける 新1年生体験入学を始める 学校生活の手引きとして「我が子とともに」を創刊する |
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1983(昭58)年 | クラブハウスを竣工する 児童生徒健全育成モデル地区推進大会を開催する |
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1984(昭59)年 | 町村合併30周年記念式典が、本校で開催される | |
1985(昭60)年 | 台風6号接近により、おみよしの松の大枝が一本折れる | |
1986(昭61)年 | この年より、私立高校入試の際の保護者の付き添いをなくする | |
1987(昭62)年 | 県社会福祉協力校の指定を受け(3か年)、福祉実践教室を行う 六・三制義務教育40周年記念事業として太陽電池式大時計が設置される 交通安全県民大会において表彰を受ける |
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1988(昭63)年 | 教育キャンプを集団宿泊訓練と位置づけ、自然教室として3泊4日で開催する 平成6年国民体育大会にむけて、町なぎなた講習会が開催される |
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1989(平元)年 | なぎなた部を創設する デザイン博を全校生徒が見学する 祖父江中との交歓会が30周年を迎える 体育館の全面改造工事を行う 少年消防クラブが県より表彰される |
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1990(平2)年 | 1年生の遠足を自然教室に変更する 学校祭の文化祭において文化教室が始まる 筏川護岸に美術部員が壁画を制作する |
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1991(平3)年 | 校則見直しの一環として、男子の頭髪の丸刈り規定を変更する | |
1992(平4)年 | 9月より毎月第2土曜日が学校週五日制の学校休業日となる 第49回国体なぎなた競技大会のプレリハーサル大会が開催され、なぎなた部員が補助員として参加する |
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1993(平5)年 | 第49回国体なぎなた競技大会のリハーサルに、なぎなた部・ブラスバンド部・合唱隊(2年)が参加する コンピュータ教室を設置する |
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1994(平6)年 | 1年生の自然教室を3日間日程に変更する 第49回国体が開催され、大会旗・炬火リレーに参加する(本校、中継点) 同なぎなた競技に合唱隊(3年)・演奏(ブラスバンド部)・競技補助(なぎなた部)が参加する 阪神淡路大震災の義援金を送る |
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1995(平7)年 | 毎月第2、第4土曜日を休業日とする学校週五日制が実施される | |
1996(平8)年 | 1年生の自然教室をオリエンテーションと名称を変更する 3年生の修学旅行を、これまでの東京・箱根から東京連泊へ変更する プールに温水シャワーを設置する |
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1997(平9)年 | 青少年赤十字(JRC)に加盟する 卒業式を対面方式で行う |
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1998(平10)年 | 2年生の自然教室を3日間日程にする 給食室に食品保存用冷蔵庫が設置される |
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1999(平11)年 | 祖父江中学校との交歓会が、40周年のこの年をもって終了する | |
2000(平12)年 | 屋外トイレが水洗化される 焼却炉が撤去される |
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2001(平13)年 | インターネット工事を行う 生徒による模擬町議会が開催される |
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2002(平14)年 | 毎週土曜日が休業日になり、完全学校週五日制が実施される 情報処理部を新設する 1年生オリエンテーションを2日間日程に変更する |
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2003(平15)年 | 朝の読書タイム始まる | |
2004(平16)年 | 愛地球博のフレンドシップ事業で弥富町の交流相手国がオランダに決まる | |
2005(平17)年 | 愛地球博を全校生徒が見学する | |
2006(平18)年 | 弥富町と十四山村が合併し弥富市となる 冬時間を導入し、日没が早い期間の午後部活を中止する キャリア教育の研究委嘱を受ける |
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2007(平19)年 | 創立50周年記念式典が開催される 新校舎が鎌島地区に竣工する 旧校舎さよなら見学会が開催される インターネットを利用した情報伝達システムを導入する |
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2008(平20)年 | AEDが設置される | |
2009(平21)年 | 新型インフルエンザにより、10月に7学級が学級閉鎖になる | |
2010(平22)年 | 文化庁主催「子どもたちのための優れた舞台芸術体験事業」により、奇術を鑑賞する | |
2011(平23)年 | 校舎西側に土俵が完成する 東日本大震災で被災された方々へ支援物資を送る 2年生の平和学習の一環としての広島研修が始まる(1泊2日) |
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2012(平24)年 | 学校評議員会制度が始まる 平和学習の導入に伴い、2年生の野外体験学習を取りやめる 愛知県交通安全県民大会において表彰を受ける |
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2013(平25)年 | 「人権の桜」の贈呈を受け、植樹する 「第54回交通安全国民運動中央大会において表彰を受ける |
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2014(平26)年 | 国際交流の一環で、マリーナ高校・ノートルダムカレッジの生徒が来校し交流する | |
2015(平27)年 | 体育館非構造部材(吊り天井等)撤去工事を行う | |
2016(平28)年 | 子どもの読書活動優良実践校として、文部科学省より表彰を受ける 愛知県道徳教育研究大会を日の出小学校との合同開催により行う 大藤保育所・はばたき幼稚園・大藤小学校との合同避難訓練を実施する |
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2017(平29)年 | 上廣教育財団及び日本教育公務員弘済会愛知支部より、道徳教育の研究委嘱並びに助成金を受ける | |
2018(平30)年 | 普通教室にエアコンが設置される。 「命」をテーマに、全校一斉道徳を3回行う。(1学期・2学期・3学期) |
2019(平31
/令元)年 |
新型コロナウイルス感染症拡大防止のため臨時休業 | |
2020(令2)年 | 平和学習を豊川海軍工廠平和公園にて実施 | |
2021(令3)年 | 修学旅行を関西方面で実施(USJ・野島断層保存館・人と防災未来センター) | |
2022(令4)年 | 陸上プロアスリート神野大地選手を招き「後悔のない人生を送るために」の演題で全校道徳を行う | |
2023(令5)年 | 海部地区の特設部の大会がこの年をもって終了。最後となった海部地区中学校駅伝大会では、男女共に優勝を勝ち取る。 |
お盆休みで静かだった学校に、再び子どもたちの元気な声が戻ってきました。家庭で家族とともに過ごすことが多かったと思いますが、お子さんの様子はいかがでしたでしょうか。家族の一員として成長した姿を見せてくれたなら、とてもうれしく思います。
さて、そんな子どもたちを迎えてくれたのが、体育館北側の壁に掲げられた「祝出場 全国大会」の垂幕です。昨日まで旧市役所庁舎に掲げられていたものを、大会が近づいてきたということもあり学校で掲げ、みんなで応援しようということで移動しました。全国大会は20日(土)~22日(月)に熊本で行われます。応援をよろしくお願いします。
もちろん、応援を受けるのは他の子たちも同じです。部活動も新チームで始動し、基本に立ち返り練習を続けています。まとまった練習ができる夏休みを有効につかってしっかりとした土台をつくってほしいものです。また、学校祭のリーダーの子たちも2学期に一気に動き出せるように、その準備や練習を再開します。
部活動や学校祭だけではなく、勉強も忘れてはいけません。月曜日の出校日にはほとんどの課題を提出しなくてはなりません。それが、2学期のよいスタートにつながります。体調を崩している子も、少しずつ直して“学校モード”に切り替える時期です。
熊本でがんばる子、学校でがんばる子、そんなみんなを応援します!
今日、東海大会に臨んだのは陸上部の二人です。会場となった静岡県小笠山総合運動公園エコパスタジアムは、5万人超の収容人数を誇るすばらしい競技場です。
そのトラックに最初に登場したのが、800mに出場する高嶋くんです。この大きな競技場をも楽しんでいるような落ち着きです。レースも常に2位をキープして、1分59秒97で予選通過を決めました。
次に登場したのが、2年100mに出場した大城さんです。予選最終組に登場し、いつものようにスターティングブロックの位置を決めます。スタート!やや遅れたか。いや、同組の子がよいスタートを切っただけです。その差を少しずつ縮め4位でゴール!各組の2位までプラス二人が決勝に進めます。記録は12秒94。お母さんと一緒に3位以降の選手の記録を調べました。残念ながら100分の4足らず、決勝進出はなりませんでした。
その悔しさから1時間30分後に高嶋くんの決勝です。レーンは一番外側の第9レーン。陸上部の子に聞くと、一番外側は一番前に位置するため他の子の走りが見えないのであんまり好きじゃない、という子もいるそうです。高嶋くんはどうでしょうか。セパレートからオープンコースになって集団になった時にやや後方に位置していました。しかし、これは決勝。レース全体を見渡しながらという感じではなく、必死に食らいついていっている感じでした。結果は、2分02秒98と予選より落としてしまい7位でした。走り終わったあと、しきりに首を左右に振る姿が印象的でした。
しかし後で顧問の分析を聞くと、「2年生対決は制しました」とのこと。東海大会に出場している800mの選手のうち2年生は高嶋くんともう一人だけで、その子に勝ったのです。それを聞いて、来年が楽しみになりました。
楽しみといえば、高嶋くんの表彰が終わったら、すべて終わったはずなのに、二人は帰ろうとはしません。大城さんは100mの決勝を、高嶋くんは全国大会で走るもう一つの種目1500mの決勝を見ていくというのです。二人の目は、もう次のレース、そして来年を見据えていました。頼もしい限りです。
部活動の大会もいよいよ東海大会まで来たことをお伝えしていますが、今日、弥富中の山田が東海大会に“出場”(?)しました。
それは部活動でも運動競技でもなく、「第38回 東海地区学校図書館研究大会」です。山田は図書館教育担当であり、国語科です。そこで、自身の国語の授業での取組と文化委員会での取組とを融合させたものを発表しました。
日頃、子どもたちと接している中で、「本は好きなのに、どんな本を読んだらよいか分からない」という現実を感じ、
◯授業でビブリオバトルを行い、本の紹介をする
◯委員会活動の本を紹介する
というものです。
参加された東海各県の先生方からは、その取組に対し高い評価をいただき、背中を押していただいたような気がしました。
先生たちもがんばっています!
台風5号の接近により開催が危ぶまれた今年の東海大会ですが、幸い、進路が北の方に寄ったことで開催地である静岡県で予定通り開催されました。
県大会8位として出場したソフトテニス個人戦は、三重県1位、岐阜県4位、静岡県5位と同組になり予選リーグを戦います。第1試合はいきなりの三重県1位の矢渕中ペア。一方的な展開になるかと思いきや、いきなりのデュース。このゲームは落としましたが、次のゲームもデュース。そして、またもや敗れて0-3。崖っぷちまで追い詰められました。しかし、ここから2ゲームを奪い返しました。敗れはしましたが、手ごたえを感じた試合でした。
その手ごたえが自信へと進化したのが次の試合でした。相手は岐阜の糸貫中です。互いに一歩も譲らず、ファイナルゲームへ。そしてデュースへ。
「デュースアゲイン」
審判のこの言葉を何度聞いたことでしょう。20面あるコートのまわりがどんどん試合を終えていく中、鈴木・瀧川ペアが立つ17番コートだけは、いつまでも試合が続きます。しだいに、周りにいた人たちもざわめくようになるほどでした。
「フォルト」
審判の声がこだまし、力尽きましたが、大勢の方からたくさんの拍手をいただきました。残念ながら決勝トーナメントへは進めませんでしたが、ひと試合ごとに成長する姿はすばらしいものでした。
ひと足先に会場を出ようとする私に、
「こんなところまで応援に来てくれて、ありがとうございました」
と言ってくれました。いやいや、「こんなところまで応援に来させてもらって幸せな思いをしているの先生の方です。ありがとう」こんな言葉からも成長を感じ胸が熱くなりました。
そして、午後からは、1年生大澤さんの200m背泳ぎのレースです。スイミングの大会で来たことのある会場だそうですが、中学校の、しかも愛知県の代表として臨む大会ということで、違った緊張感があったのではないでしょうか。
しかし、レースは前半から飛ばし、いい流れをつくっています。周りは上級生ばかりですが、水の中では関係ありません。33秒62、1分10秒83とラップを刻みます。しかし、徐々に追い上げられてきます!必死に逃げる!結果は2分30秒34と、県大会での記録を上回ることはできませんでしたが、堂々の6位入賞です!来年以降につながる泳ぎでした。