- 2024.10.1後期生徒会三役選挙(10/1)
- 2024.9.30学校祭の様子③(9/30)
- 2024.9.30学校祭の様子②(9/30)
- 2024.9.30学校祭の様子①(9/30)
- 2024.9.26文化の部前日(9/26)
修学旅行は3年ごとに見直しをします。今年はその初年度で、ホテルも都内から、新浦安にできた修学旅行生をターゲットに新たに増築したところに変わりました。内装はもちろん新しく、初日に足を踏み入れた子どもの中には、
「ここって、靴のままでいいんですか」
と一瞬ためらうほどです。
そんなホテルで2度目の朝食を食べ、最終日のクラス分散に出発しました。天候は日に日によくなり、今日は暑い日となりましたが、風もあったおかげで順調に各所を回ることができました。今日はお台場や上野、スカイツリーなどの“鉄板”のスポットを回り、その多くの時間を買い物につかいました。
それぞれの場所で昼食を食べ、最後は東京駅に余裕をもって着き、ここでもしばしのお買い物タイム。あらかじめここで買おうと決めていた子も多く、おめあての店を探して、一つ二つと紙袋が増えていきました。3日間、友達と楽しい時間を過ごした子どもたちも、この時ばかりは家族に思いを巡らせていました。
たくさんのお土産とたくさんの思い出を抱えた子どもたちを乗せた新幹線は定刻に東京駅を出発しました。
名古屋市港防災センター 防災教育アドバイザー 近藤ひろ子氏を講師としてお招きして「防災教室 ~家族そろって楽しく防災~」について研修を行いました。災害について、特に地震・津波、ゲリラ的にやってくる大雨について次に示す内容でお話を聞きました。
第1部 「防災」とは「命を守る」そして「みんなといっしょに生き延びていく」
第2部 地震から「命を守る」ために場面ごとにどうするか
第3部 大雨・雷から「命を守る」ために場面ごとにどうするか
第4部 避難生活とは? 避難場所から避難所へ
第5部 つながりあって命を守るためには ~くらしの中で、明るく、楽しく、元気よく~
参加された保護者の皆さんは、真剣な眼差しで、あっという間の1時間30分でした。研修が終わった後も、風呂敷で作った簡易リュックサックや、広告の紙とポリ袋で作った座布団・コップ・食器について講師の先生を囲んで情報交換が行われました。
「今日はどんなふうに過ごしたのかな?」
と何度もホームページをチェックしていただいたと思います。思いのほか、編集に時間がかかり、申し訳ありませんでした。
今日はクラスで決めたコースを回るクラス分散の日です。その中に「江戸職人体験」を入れたり、東京ならではの場所を見学・学習しました。バスで移動する際にも、バスガイドさんから多くの説明をいただき、顔を右に向けたり左に向けたり。
体験は、「江戸風鈴」「藍染」「江戸切子」から選びました。どれも古くから今に続く伝統文化です。それを守ってみえる職人の方から、その思いをうかがいながら、それを体験させていただきました。もちろん、そんなに簡単にできることではありませんが、その技術はとても難しく、それを受け継いでみえることの大変さすはらしさを感じることができたような気がします。
それ以外にも、神社・仏閣や飛行機の機体整備工場などを見学し、もんじゃ焼きなどの味覚も味わいました。
学校によっては班分散といって、朝からずっと数人で自分たちで決めた場所を回る修学旅行を行なっているところもありますが、弥富中は東日本大震災以来、クラス分散を継続しています。班分散には班分散の良いところもありますが、同じクラスの仲間と同じ場所を巡り、同じ時間、感動を共有する。そして、それらがすべて大切な思い出になる、そんなクラス分散を大切にしています。今日はまさにそんな一日でした。
★画像をクリックすると、クラスでの楽しい一日を垣間見ることができます。
雨は止みませんでした。でも、ここは「夢の国」。子どもたちにはさほど関係はないようです。
チケットをかざして入場ゲートをくぐれば、おめあてのアトラクションへ一直線!この日のために、どう回るか、どうやったら待ち時間を少なくたくさん乗れるか、などと下調べをしてきたようです。
でも、今日はこの天気。肩すかしにあったような、とても空いているディズニーランドです。いつもは2時間待ちもある人気アトラクションも、今日は30分ほどで乗れ、ある意味、ラッキーだったかもしれません。
毎年、班から離れたりハメを外し過ぎて注意を受けたりすることがあるのですが、今年はそれもなく、とてもいい雰囲気で過ごせていたように思います。アトラクションがひと区切りついたところで、家族へのお土産を探す顔も、とても優しい表情で、
「これは妹に」
と、かわいいグッズを選んでいました。
もっともっとそんな「夢の国」にいたかったのですが、楽しい時間はあっという間に過ぎてしまい。一路ホテルへ。朝早い出発でしたし、雨の中たくさん動きました。ぐっすり眠り、疲れをとってくれたらと思います。さぁ、どんな夢にみるのかな。おやすみなさい。
★画像をクリックすると、ディズニーでの楽しい時間がダイジェストでご覧いただけます。BGMも付いていますので、音量にお気をつけください。
この週末、何度、天気予報を見たことでしょう。特に台風の予想進路などもチェックしました。今年の3年生は、1年生のオリエンテーション合宿の時も雨にたたられ、予定の変更をよぎなくされた学年です。学年主任は、
「どうせ、雨主任ですよ!」
と周りの声に開き直っていましたが、その開き直りが効いたのか、子どもたちの願いが通じたのか、台風も列島から離れたところを通過してくれているようです。
子どもたちの笑顔を乗せた新幹線が箱根を越えたあたりから、窓にぽつぽつと雨粒が。先生から、
「東京は雨だから傘の用意をしてください」
という指示も出て、いよいよ東京に近づいたことを実感します。
修学旅行初日の目的地は国会です。ふかふかのじゅうたんを歩きながら衆議院を見学しました。大人になってからはなかなかいく機会のない国会。修学旅行ならではの時間を過ごしましまた。
さぁ、次はディズニーランドだ!
「はい次!」
「重たいなぁ」
と言いながらも、受け取る先生たち、渡す子どもたちも皆、笑顔です。月曜日からの修学旅行に向けて、土日をはさむ関係で、今日、荷物だけ先に東京のホテルに向けて出発しました。
一方、子どもたちは体育館で最後の確認をしました。体調を崩して休んでいた子も元気な顔を見せてくれ、友達も担任もほっとしていました。
ここまで子どもたちのがんばりや、家族のご協力のおかげで順調に進んできた修学旅行ですが、最後の心配事は「天気」です。すでに何度も天気予報をチェックしていて知っている子がほとんどですが、なんと、台風5号が南の海上に発生し、週末から月曜日にかけて日本列島に向かってくるという予報が出ています。この時期ですから上陸の可能性は低いものの雨や風の影響はかなりありそうです。子どもたちのここ数日の質問も、
「先生、折りたたみの傘じゃなくて大きいのでもいいですか」
「傘じゃなく、レインコートでもいいですか」
と、雨具に関してのことが多くなってきました。すべての行程をバスで移動するものの、少しでもコースがそれ影響が少なくなることを願っています。そんな願いが、3年生の教室の廊下に。学年掲示板に少し大きめのてるてるぼうずを見つけました。願いが東京まで届きますように…。
昨日の雨で、この地方も梅雨入りをしました。そして今日は、まさに「梅雨!」っていう感じの蒸し暑い日になりました。
そんな日の校内を歩いていると、カラフルな壁面が目に飛び込んできました。I組の前の掲示板です。折り紙で作ったアジサイと傘。まさに梅雨のこの時期にぴったりです。梅雨は生活をするには洗濯物が乾かなかったり、登下校で濡れたりと、あまりいいイメージはないんですが、この色とりどりの掲示板を見ていると、なんか気持ちがUPしてきますね。
そんな掲示板を後にして、1階に下りてきました。ここは3年生のフロア。教室をのぞくと、ここにもカラフルな色が。旅行会社のロゴの入ったネームタグです。弥富中学校では、修学旅行中に少しでも身軽に移動できるように、荷物を先にホテルまで送ります。その時にクラスが分かりやすいように6色のタグを付けます。今日それが担任から配られ、ホテルの部屋番号と名前を書いていました。1階には子どもたちの笑顔とともに、こんな色とりどりの花が咲いていました。
1学期の保健室では、毎週のようにさまざまな検査、検診が行われています。今日は「耳鼻科検診」がありました。「あれ、うちの子、そんなこと言っていなかったけど…」と思われた保護者の方もみえると思いますが、この検査は全員が対象ではなく、事前調査により検査を受けた方がよいだろうと判断した子だけが受けるもので、今日は全校の約3分の1が受診しました。
「はい、ちょっと顔を上げて」
「はい、横を向いて」
と、お二人の先生に診ていただきます。どの子も神妙な顔です。
昨日の朝礼でも、歯の優良生徒の表彰に関連付けて話をしましたが、体のあらゆるところが健康でしっかりとその機能を果たしてこそ、もっている力を出せると思います。学校では、毎年4月から6月ごろまでは授業の合間をぬいながら検査や検診を行い、そのつど結果をお知らせし、治療が必要な子にはそのことも伝えさせていただいています。これは「スクリーニング」といって、子どもたちの健康状態を把握し、その結果に応じて、
・病気の予防
・治療の指示
・運動等を軽減する措置
などを行うことを目的としています。ご家庭のご協力をお願いします。
今日は朝礼の後、大いに盛り上がりました。
それは、今年の学校祭のブロックを決める抽選が行われたからです。弥富中学校は学年6クラスを2クラスずつの3つに分け、それを3学年で組み合わせてブロックをつくります。例年は箱に入れた3色のボールを取り出してこの抽選を行っていましたが、今年は、子どもたちの発案で、「あみだくじでやろっ!」となったそうです。
「代表の人は、希望するところに立ってください」
という声で、移動します。中には、じゃんけんでその場所を決めた学年もありました。1年生、2年生と決まり、最後の3年生の時はそれはMAXに。会場からも拍手が起きるほどでした。
あみだくじの結果、
赤ブロック=1AB・2CD・3EF
青ブロック=1CD・2AB・3CD
緑ブロック=1EF・2EF・3AB
となりました。
どれほど盛り上がったかは、画像をクリックしてください。
最後に今年の年間テーマも発表されました。
「はばたこう 未来へ繋ぐ 希望の翼」
さあ子どもたちは、どんなふうにはばたいてくれるのでしょうか!
5月17日。生徒会執行部の5人が、校長室のドアをノックしました。緊張した表情で、
「修学旅行の写真について私たちの思いを聞いていただきたくて来ました」
と切り出しました。
修学旅行は中学校の数多くある行事の中でも、特に思い出深い、子どもたちも楽しみにしている行事です。しかし、弥富中学校はここしばらく、その写真を子どもたちに販売していませんでした。かつてはしていたようですが、なんらかの理由でそうなり、今もそうしています。
3年生の中で、修学旅行のことが話題になり始めた頃から、生徒会執行部の子たちのところに、「カメラ、持っていけるように言ってよ」「他の中学校は持ってってるよ」という声が届きだしたようです。そこで、執行部の子たちが、その声を届けに来てくれたわけです。
この日の要望は「自分のデジカメを持たせてほしい」というものでした。
「持っていない子はどうするの?」
「撮ったその写真がSNSで流れることが心配です」
という声が、同席した3学年の主任の先生たちから出ました。また、
「カメラで写真を撮りたいのか、写真がほしいのか、どっちなの?」
「どれくらいの人が、そう思っているのか数が知りたいです」
とも。この日の話し合いは、そんな質問をもってかえってもらいました。
そして、それから2週間。執行部の子たちは、学年のみんなにアンケートをとりました。デジカメを持っていない子のこと、それがSNSで拡散するリスクのことなどを真剣に話し合ってくれたそうです。そして、先週30日に修正案をもってきました。その姿は、どこか自信に満ちていました。自分たちなりに課題をクリアしたという思い、そして、多くの子の声が背中を押してくれたことが、そうさせたのでしょうか。
生徒会も先生たちも意見を交わし合い、
○学習であるクラス分散の時は、デジカメを班に1台貸し出す。
ただし、これは販売はしない。
○修学旅行期間中の写真は写真屋さんと先生が撮ったものを販売する。
としました。今日、それを3年生に伝えました。
100点満点の回答ではなかったかもしれませんが、自分たちの声を集め、行動を起こすことで、学校が変わるということを証明してくれた“歴史的な一歩”だと思います。
そして、この一歩は今年だけのものではなく、来年にも再来年にもつながる一歩です。こうした生徒会活動が脈々とつながっていくことを期待しています。