- 2025.5.292年生職場体験学習(5/21~23)
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いよいよ2学期も最終週になりました。終業式には通知表を手渡しますが、今日は、それよりもひと足早く「からだとこころの通知表」を手にしました。
これは保健委員会の取組で、自分自身の体や心に目を向け、自分自身を理解するきっかけにし、健康な生活を意識しようとするものです。朝礼の後、保健委員長からそのねらいを全校のみんなに説明し、教室でそれに取り組みました。2枚1組になっていて、ひとつが「チェックシート」です。「毎日朝ご飯を食べている」などの10項目のからだチェックと、「穏やかな気持ちでいることが多い」などの10項目のこころチェックです。それを一つ一つ答えていき、点数化していきます。そして、その点数を「からだとこころの通知表」に転記し、そこに記されているアドバイスを読みます。
慌しく過ぎた2学期。「慌」という漢字は、「りっしんべんに荒」と書きます。りっしんべんは「心」を表します。つまり、慌しいとは、心が荒れることを示します。慌しさの中で知らず知らずのうちに心が荒れてはいないでしょうか。ちょっと立ち止まって自分自身を見つめるよい機会となりました。
冷たい北風が吹き付けるテニスコート。運動場の改修工事と同時進行で、こちらの改修工事も少しずつ進められていました。
テニスコートは、運動場のような水はけが悪いという問題ではなく、北風や子どもたちの日々の練習により土が少しずつ削られている状態でした。そのコートに引いてある白線は運動場のトラックのような石灰で引いてあるのではなく、ラインテープと呼ばれる切れにくいビニールテープを鋲で打ち込んで固定してあります。ですから、土が削られたことにより、その白線との間にすき間ができ、そこに足をとられるなどの危険が生じていたのです。
まずそのテープを全部取り外し、大きな重機でコートをならし、凹凸をなくしました。そして、今日、真っ白な新しいラインテープを打ち直してみえました。そこにテニスボールが軽やかに弾む日も、間近です。
朝の日差しを浴びたこれは、正門を入ったところの様子です。後方にパワーショベルが写っていますが、これは運動場の改修工事で使われていたものです。運動場の整地もほぼ終わり、今はテニスコートの整地を行ってくださっています。大きな重機を使うこともなくなったので、それらが通っていた鉄板が撤去され、それを囲っていたこれらの物品が片付けられたのです。
作業で道具を使う。学校でも家でもよくある場面です。その後の片付けはどうでしょう。学校では清掃道具入れの中のが乱雑になっていたり、使った雑巾が散らばっていたりすることがしばしばあります。来週には学期末の大そうじもありますし、家庭でも年末の大そうじがあります。その時に、こうしたプロの仕事を思い出せるといいですね。
ビブリオバトルの様子を見ながら、図書室の本棚に目をやると、そこに赤い小さな矢印が。そこには「2段目」とか「3段目」というように書かれています。そして、その矢印の横には手書きの本の紹介がありました。文化委員会の活動のひとつです。紹介はノート大の紙にイラストとコメントがびっしり書かれていて、その本に対する書いた人の思いが詰まっていました。おもに文学のジャンルの書架にはってありました。
ビブリオバトルやこうした委員会の地道な取組、毎日行っている朝読書などが子どもたちを読書の世界へ誘ってくれると信じています。弥富中の子は当たり前と思っているかもしれませんが、他の学校の人が見たら目を丸くするほどのすばらしい図書室です。多くの本も備えられています。ぜひ、すてきな本と出会ってください。
今、2年生の国語が興味深い取組をしています。「ビブリオバトル」というものですが、ご存知ですか。
もともと学習指導要領の2年生国語の目標には、「目的や意図に応じ,文章の内容や表現の仕方に注意して読む能力,広い範囲から情報を集め効果的に活用する能力を身に付けさせるとともに,読書を生活に役立てようとする態度を育てる」というものがあります。具体的な学習としては教科書に「読書生活を豊かに」という単元があり、「自分の薦める本を紹介する読書案内をつくる」という取組が紹介されています。
そこに少しゲーム的な要素を取り入れ、今、じわじわと広がりつつある「ビブリオバトル」という手法を使って、自分が読んだ中のオススメの一冊を制限時間の中でプレゼンするという授業が行われていましたので、ちょっとのぞいてみました。
大きなモニターにタイマーが表示され、スタートの合図とともに自分の選んだ本を手に紹介をしていきます。
「この本は、主人公が…」
聞いている子たちも発表者を見たり手元の本をながめたり。自分が興味を持った理由や、感動した場面などを紹介しながら、
「ぜひ、読んだください」
と締めくくった後に、終了のブザーが。
聞いていた子たちはすぐに、本のタイトルを書き、評価をつけていきます。まだ不慣れなところもありますが、自分の言葉で本を紹介するというこの方法により、本の世界が少し広がり、「読んでみようかな」という気持ちが少し高まったように感じました。
※「ビブリオバトル」の文字をクリックすると、「ビブリオバトル普及委員会公式サイト」へジャンプします。