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愛知県でもこの尾張地区は名古屋市も含め多くの高等学校や専修学校があり、子どもたちが進路を考える際にはその選択肢が多くあり、とてもありがたく思います。その中でも弥富市はJR・近鉄・名鉄の駅があり、通学も便利です。また入試制度も、私立高校・専修学校、公立高校それぞれに「推薦入試」「一般入試」があり、受験の機会も多く与えられています。
しかし、違う角度からそれを見た時に、「試験」という緊張感の高まる経験を何度もしなくてはならないということにもなります。
今日から3日間は、私立高校・専修学校の一般入試です。もちろん何校受けるかは本人次第ですが、緊張感を何日も持続することは子どもたちにとってはとても大きな試練だと思います。
8日(水)=57人
9日(木)=106人
10日(金)=69人
と、これだけの子が受験します。そんな不安でいっぱいの子たちを教室で応援する子たちもいます。
3年生のいくつかの教室では「カウントダウンカレンダー」が作られています。今日は卒業まで残り17日にあたり、そこに目をやると、
「今日、入試の人は、今まで積み重ねてきたことを発揮できるよう、全力でがんばろう」
別のクラスでは、
「今日は私立一般入試一日目!今まで勉強してきた成果を存分に発揮しよう!!ファイト!」
というコメントがありました。
ひとりで挑むと思うと不安ですが、その後ろにはみんながついています!
がんばれ、弥中生!
3年生の廊下に見慣れた鉢花が置かれました。「オーニソガラム」というユリ科の植物で、ヒヤシンスの仲間だそうです。
昨日の夜、学年の先生方が明日からの私立高校・専修学校の一般入試や来週の卒業テストに向けての確認をしていました。それがひと段落ついたところで、学年主任がおもむろにこのオーニソガラムを取り出し、
「才能の花、咲かせましょう!」
と呼びかけました。神頼みと笑われるかもしれませんが、これまで子どもたちを間近で見てきた担任や学年の者として、がんばってきたことのすべてが入試やテストで出せるよう、心から願わないではいられません。神頼みでもなんでも、やれるだけのことは全部やろう、そんな思いだと感じました。今朝、そんな花を横に見ながら、副主任が各教室の前に置いてあるストーブのスイッチを入れていました。これもその思いのひとつでしょうか。
ちなみに、今年はインフルエンザが全国的に猛威をふるっており、とりわけ愛知県はその患者数が多いとの報道がありました。あま市では学校閉鎖をした学校もあると聞いています。弥富中も先月は30名ほどいましたが、今は「0人」です!子どもたち自身の自覚と、ご家庭でのご配慮のおかげと感謝しています。
朝礼の後、生徒会から「弥富市津波防災避難訓練を終えて」と題して、訓練の内容やその時に感じたことなどを発表してくれました。
生徒会執行部を含めた2年生の一部が11月6日に木曽川河川敷を主会場にした大規模な訓練に参加したことは以前、紹介しました。
訓練の中で子どもたちは、
・土のう運び
・水に浸かった布団運び
・救援物資運搬
などを体験させていただきましたが、日ごろ使っている布団が、水を含ませると4人がかりでも持ち上げられないほどの重さになり、
「小さな子やお年寄りではとても無理だということが分かりました」
と感じてくれました。
また、災害はいつやってくるかもしれないので、昼間、多くの大人や高校生などは弥富から離れたところにいるので、
「いざという時に、力になれるのは私たち中学生です」
という、ことにも気づいてくれました。これらのことを、今後の避難訓練にも生かしていきたいと思います。
立春が過ぎ、暦の上では「春」になりました。しかし、今日もそうですが寒い日が続いています。一日も早い春の訪れが待ち遠しいところですが、見方を変えると、この寒さがあるからこそ、「春」を実感できるのだと思います。
学校は今、春を迎えるための準備期間です。植物が冬の間にしっかり根を張るように、それぞれの学年が学習や部活動などに力を入れて取り組んでいます。そんな話を朝礼でしました。
2月6日朝礼
そして、朝礼が終わった後、体育館に残った1年生はその「学力コンクール」の結果発表と表彰を行いました。
ぐっと冷えた朝でした。藤原岳の雪も昨日より白さが増し、澄み切った青空とのコントラストが鮮やかでした。
そんな朝を、他の誰よりもきりっとした気持ちで迎えた47人の3年生がいます。今日、私立高校と専修学校の推薦入試に臨む子たちです。愛知県、とりわけ、この尾張地区は名古屋に隣接していることもあり、高校などの進学先を考える際の選択肢は多くあります。その中で、校風や指導内容、部活動実績など、さまざまな理由でこの学校と決め、しかも「絶対に行きたい!」という気持ちで推薦入試での受験を選びました。
緊張した中で、頭をよぎっているのはなんでしょう。これまで自分ががんばってきた自信でしょうか。励ましてくれた友人の言葉でしょうか。面接練習や懇談で声をかけてくださった先生の顔でしょうか。毎日寄り添ってくれた家族の愛でしょうか。それらに見守られながら、47人が「15の春」に挑みます!
いつもは帰りのSTが終わると、誰もが自転車小屋に向かい下校していくのですが、今日からはその人の流れが変わりました。10月17日(月)から始まった「冬時間」が昨日で終わり、今日から通常時間に戻ったのです。
この「冬時間」は日が短くなる秋から冬にかけて、子どもたちが明るいうちに安全に下校できるよう、部活動等のST後の活動を行わないようにしたもので、弥富市では全部の中学校で導入しています。おそらく導入した当時は「部活動をもっとやりたい、やってほしい」という職員や保護者の声も多くあったと思いますが、子どもたちの安全を優先させた当時の方々の判断に感謝しています。
昼過ぎまでは日もさし、風もそれほどではなかったのですが、授業が終わる16時ごろには太陽が雲に隠れ、風も強くなりました。しかし、久しぶりに午後に練習ができる喜びからか、走って用具を準備したり、着替えたりして、
「お願いします!」
と、夕日に向かって大きなあいさつが響いていました。そんな子どもたちのためにも、春の訪れが待たれる2月初日です。
先日、お伝えしたように、長年、弥富市の外国語教育を支えてくださったMatthew先生が、今日をもって弥富中を去られます。朝礼でのメッセージにもあったように、子どもたちだけでなく保護者の中にも「マシュー先生に教えてもらったよ」という方もみえると思います。
そんなMatthew先生、いつものように子どもたちの前に立ち、いつものように明るく大きな身ぶりでコミュニケーションをとってくださいました。子どもたちからは自然と声や笑顔があふれます。これもまたいつもと同じ光景です。こうした授業を20年間も弥富の子どもたちにプレゼントしてくれました。そのおかげで、子どもたちは外国語や外国の方と接するのに抵抗感はそんなになくなったように思います。
今日の午前中は3年生の授業でした。最後に、Matthew先生から1枚のプリントが配られました。そこには、「Dear Yachu 9th graders」とつづられていました。ひと足早い卒業のお祝いの言葉です。そこには、「夢をもち続けること」「失敗を恐れないこと」など、外国語以外のことも記され、Matthew先生からいかに多くのことを学んだか、あらためて知ることができます。近い将来、私たちは必ず、外国の文化に触れ、外国語でコミュニケーションをとる時がやってきます。その時に、Matthew先生と過ごした時間をぜひ思い出し、臆することなく進んでほしいと思います。