- 2024.7.21なぎなた部愛知県大会(7/21)
- 2024.7.20テニス部女子団体戦海部地区大会(7/20)
- 2024.7.20テニス部男子団体戦海部地区大会(7/20)
- 2024.7.191学期終業式(7/19)
- 2024.7.18セレクトアイス(7/18)
![]() |
||
体操服に着替え、小学校の家庭科の授業で作ったエプロンをしてニコニコ顔の1年生が入ってきた調理室に、
「キャー、ムリ、ムリ」
という悲鳴に似た声が響き渡るのに、そんなに時間はかかりませんでした。
今日は、1年生の調理実習。テーマは「イワシのかば焼き」です。ただかば焼きを作るだけではなく、今や多くの家庭で使われているレトルト食品や缶詰などと比較することがねらいとなっています。ですから、まずは生のイワシを包丁を使わずにさばくところからはじめ、それをフライパンでかば焼きにします。そして、最後にイワシの缶詰を温めて、それと食べ比べ、それぞれの長所や短所を話し合う授業です。
さて、問題は、そのイワシの調理です。先生から、
「包丁を使いません」
「えーっ、じゃ、どうやってやるの?」
「まず、頭をこうやって取って…」
「えーっ!」
「次におなか側を上にして、指でこうやって裂いていきます」
「ムリ、ムリ、絶対にムリ!」
でも、中には、
「オレ、魚、さばいたことあるよ」
という子もいました。
一人一匹ずつのイワシを恐る恐るしっぽを持ちますが、そこからなかなか次へ進めません。でも、意を決して少しずつはらわたを出したり骨を抜いたりします。ぜひ、子どもたちと小さなイワシとの格闘をご覧ください。→ここをクリック
それでもなんとかうまく開くことができ、フライパンで焼き始めると、調理室は香ばしいにおいに包まれ、それまでの悪戦苦闘から開放されました。
そして、最後に缶詰のイワシとの食べ比べです。
「どう、どっちがおいしい?」
「こっち!」
と自分が焼いたイワシを指差しました。もちろん比較は味だけではありませんが、よい実習、よい経験をしたようです。
ちなみに、今日の給食もイワシでした(笑)
日本列島を縦断するように過ぎ去った台風24号。暗くなってから風雨が強まったので、不安な夜を過ごされたご家庭も多かったのではないでしょうか。朝のSTで、担任からも、
「被害などはなかった?」
と声をかけていました。
子どもたちが目を覚ましたころは、まだ黒い雲が広がり細かな雨も落ちていました。しかし、それもじきにあがり、代わって真っ青な空が広がってきました。それにともない、教室を吹き抜ける風もさわやさに感じるようになってきました。
そんな4時間目、プラザでは3年生が校舎を写生していました。いろいろなアングルからながめながら、ここだと思うところに腰をおろします。多くの子が弥富中のシンボルでもある「えんぴつ塔」を描いています。えんぴつ塔の先を見ると、青空と太陽がまぶしく目に飛び込んできて、昨夜の台風がまるでうそのようです。3年生の子には、スケッチブックだけではなく、目にも心にも残していってほしい秋の晴れのひとこまでした。
2日前に無事学校祭が終わり、10月の足音が聞こえてきました。前期が終わりに近づき、主役は3年生から2年生へ変わろうとしています。
今日は、後期の生徒会役員選挙の立会演説が行われました。覚えた内容を忘れ必死に思い出そうとする姿もありましたが、どの立候補者も堂々と抱負を語ることができました。また、抱負を聴く生徒の様子も真剣そのものでした。
これから歩む2年生の足音はどんな音を奏でるのでしょう。3年生の奏でた旋律をどうアレンジしていくのでしょう。今日はその前奏曲。これからが楽しみです。
*1日(月)は、台風接近に伴い、給食が中止となりましたので、弁当持参となっています。お間違えないようお願いします。
まぶしいほどの西日を受けて、
「5・4・3・2・1、GO!」
と大勢の子たちが走り始めました。つい先ほどまで、
「さようなら~!」
と下校を見送った校門に、部活動を終えたばかりの1、2年生と引退したはずの3年生がそこにいました。駅伝部です。
雨が続いて練習開始が予定より遅れてしまいましたが、学校祭も終わり本格的に今日から始動しました。驚いたのはその数です。例年になく多くの子が参加してくれ、担当の先生もびっくりしていました。もちろん選手になれるのはその中の限られた人数ですが、こうした練習に参加することで持久力や脚力などは必ずつくと思いますので、がんばってほしいと思います。参加に際し、ご理解をいただいた保護者の方に感謝いたします。
今日は女子1グループ、男子2グループの計3グループに分かれて、それぞれに陸上部の長距離種目の子にペースメーカーとして集団を引っぱってもらいました。ゆっくり目のタイム設定だったこともあり、気持ちのよい汗と生き生きとした表情が夕日に照らされていました。
今日の弥富中は静かに時間が流れています。授業も通常の50分授業となり、ブロックで活動するために体育館や多目的室などへ慌しく移動することもありません。
そんな教室での子どもたちの様子を見て回っていると、3年生の廊下でこんな張り紙を見つけました。「祭は終わった!」
学校祭に全力を注ぎ、すばらしいものを創り出してくれた3年生。もっと余韻に浸らせてあげたいところですが、そうもいきません。体育の部が一週間延びたことで、よけいにその思いが強くなりました。2年生も同様で、刻一刻と広島研修が迫ってきていて、それに向けてにさまざまな活動時間をどう生み出そうか苦心しているところです。
しかし、子どもたちはそのことをちゃんと理解していました。学校祭総合閉会式でブロック長や生徒会長が、そのことを全校のみんなにも伝えてくれました。一人一人の自覚が育っていると感じた言葉でした。2年生の教室では、書写の授業が行われており、子どもたちは落ち着いて半紙に筆を走らせていました。
どれだけこの日を待ったことでしょう。どれだけやきもきしたでしょう。ちょうど1週間前に文化の部で幕を開けた今年の学校祭。その後半、体育の部がようやく今日、開催できました。この間、子どもたちはもちろん保護者の皆様にもご心配やら仕事をお休みいただくなどのご面倒をおかけしたことを深くおわび申し上げます
待ちに待った体育の部。「練習したことを忘れているのではないか」「気持ちが切れてしまっているのはないか」とあれこれ心配しましたが、子どもたちはその心配を見事にはね返してくれました。
![]() |
![]() |
![]() |
久しぶりにのぞいた青空のもと、思いっきり走ったり跳んだり、みんなで力を合わせたり。そして、そんな友達や仲間の姿に声をからして応援したりと、エネルギーを爆発させてくれました。
しかし、そのエネルギーに水を差すかのように、じわじわと黒く厚い雲が広がってきました。本部テントで何度も天気予報サイトをチェックし、プログラムの変更も一部させていただきました。
そして、一番練習を重ねてきたパフォーマンス。
![]() |
![]() |
![]() |
リーダーを中心に夏休みから話し合いを重ね、200人を超える仲間が心を一つにし、まったくのゼロから創り上げたブロックの集大成です。それは、会場の誰もが息をのみ、誰もが惜しみない拍手を送った学校祭のフィナーレでした。
結果として、
優勝=緑ブロック
2位=青ブロック
3位=赤ブロック
と順位はつきましたが、子どもたちは、確実に未来へ繋がる学校祭を魅せてくれました。
奇しくも、今日は9月26日。「弥富の人は決して忘れてはならない日」と話したその日を、「決して忘れることができない日」にしてくれました。
※パフォーマンスの画像をクリックすると、今年のパフォーマンスを動画でご覧いただけます。ただし、使用した曲の著作権保護のため、その部分の音声をカットさせていただいたことをご了承ください。
子どもたちを下校させ、職員会議が終わると、いつもが学年ごとに会議を始めます。しかし、今日は、体育主任の、
「明日の準備を少しします」
の声で、皆、外へ出ました。この3連休と雨でグランドに引いてあったラインはほとんど消えてしまっていました。それを明日、一から引いていてはとても時間がかかるので、体育科の先生はその作業にとりかかりました。そして、それ以外の先生たちは、3年生の教室の前に置いてあった重い鉄のパイプを手分けして組み立て始めました。こちらはテントの準備です。最近は簡易テントといって、四隅を引っぱって広げるだけでテントが設営できるものが主流となり、部活動ではほとんどそれを用いていますが、学校祭では来賓用・保護者用・祖父母用など多くの数が必要ですので昔ながらのテントを使います。年配の先生たちは手馴れた手つきで組み立てていきますが、若い先生たちはどう組めばよいのか戸惑っているようです。しかし、みんなで、
「それ、こっち」
「先にこれをはめて、その後にこっちを差し込むの」
とわいわい言いながら、5つのテントの骨組みができました。ここまでしておけば、明日の朝の準備はかなり楽になります。誰も口にしませんでしたが、「明日はやりたい!」という気持ちで一致団結した時間でした。
作業を終え、職員室に戻る頃にはきれいな夕焼けが西の空に見えました。明日、体育の部ができるといいな。
雨、学校祭体育の部の延期、3連休…。子どもたちのモチベーション、集中力を心配した一日でした。
しかし、廊下ですれ違うときのあいさつや、体育館で大縄とびを練習する様子を見ていると、思っていた以上に子どもたちは気持ちを切り替えて集中していたように感じました。そんな中、特に「すごいなぁ、子どもたちって」と思ったシーンがあります。それが給食の時間の放送室でした。
実は、学校祭と並行して、学校では世代交代が進もうとしています。そう、リーダーを務めていた3年生が、この学校祭をもってリーダーから退き、かわって2年生がそれを受け継ぐのです。しかし、雨の影響で学校祭が完全に終わっていないので、予定していたような切り替えはできませんでしたが、先週、後期生徒会役員選挙の立候補が締め切られ、今日からその応援演説が放送で始まりました。
「僕が○○さんを推薦するのは…」
と、緊張した表情でマイクに向かう姿、そして、それをさらに緊張した表情で見つめる順番を待つ子たち。
3つの学年が一緒になって学校祭の練習をしていると、どうしても3年生に目がいき、2年生は少し控えめな感じに見えてしまいますが、立候補したこの抱負を読んだり、今日の応援演説を聞いたりしていると、しっかりとバトンタッチができるところまで来ているように感じました。部活動や学校祭という場で先輩の背中を見てきたこと、追ってきたことが、こうした成長につながっているんだと感じました。