- 2025.8.18出校日(8/18)
- 2025.8.18情報処理部・全国パソコン技能競技大会(8/8)
- 2025.8.5少年消防クラブ消防署体験入署(8/5)
- 2025.8.4夏大会、野球部第69回中日少年野球大会愛知県大会(8/3)
- 2025.8.1平和学習展示会(8/1)
![]() |
||
朝夕はめっきり涼しくなりましたが、今日は日中はだいぶ暑くなりました。
「そういえば、あの日も暑い日だったなぁ」
子どもの頃、今日、9月26日が暑い日だと、必ずこんな会話を耳にしたものでした。今から58年年前の今日、伊勢湾台風がこの地を襲い、大きな被害をもたらしました。一夜明けた次の日の学校日誌には次のように記されています。
「昨夜の台風の被害は想像を絶するものあり、本校生徒にも六名(一年3名、二年3名 ※実際には実名が記されています)の犠牲者を出す。家屋を流し親族を失う者数多く、本校も平島・前ケ須地区災害収容所となり、収容人数1070名に達す。校長室は災害対策本部となる」
今日は犠牲になられた方の冥福を祈り、半旗を掲げました。
半旗を見上げると、そこには今年の生徒会テーマ「咲かせよう 夢への蕾 無限の挑戦」の文字がありました。きっと皆、大きな夢をもちそれに向かって挑戦し続けていた矢先だったと思います。
体育館で、
「タタタタタ、バーン!」
という軽快な音、そして子どもたちの元気な声が聞こえました。跳び箱の授業でした。あの日と同じ暑い日に、躍動する子どもたちから「命」を感じました。
本日の朝礼後、保健委員会による保健集会が行われました。1学期の学校保健委員会で,講師を招いて質の良い睡眠について学んだことを、全校生徒に伝えました。
はじめに、春にとったアンケートをもとに、弥富中学校の生徒の睡眠の実態と睡眠に関しての悩みを報告しました。
・ほとんどの生徒は6~8時間の睡眠をとっている(6時間では中学生には少ない)
・休みの日と学校のある日の睡眠時間にばらつきがある。
*寝付きが悪い *熟睡感がない *1日中眠気を感じる
寝る1時間前にすることでは、「スマホを見る」が1番多く、「テレビを見る」「勉強をする」「ゲームをする」が続きました。良い眠りを妨げるブルーライトがたくさん含まれているスマホやテレビによって、眠りの質を下げていることが分かりました。
そこで、「眠れるからだの作り方」として足裏のマッサージの仕方について、代表の先生に実際に体験してもらいながら紹介しました。生徒も靴と靴下を脱いで実際に自分の足をマッサージしました。
足の裏は、親指は頭、親指の付け根は首、指の下は肩、足の中心は自律神経のツボになっています。その部分が固くなっていないか、冷たくなっていないか観察しながら行うと良いそうです。
夜寝る前に、5分でも足裏マッサージを通してからだをほぐすことで、眠れるからだを作り、質の良い睡眠につながるということです。
今日の集会が、質の良い睡眠をとることにつながり、子どもたちが、毎日健康に過ごせるようになればと思います。
学校祭明けの月曜日。とてもさわやかな日です。
今日は、校長先生が不在のため教頭が朝礼で話をしました。学校祭の感想などの話のあとに投げかけた「明日が何の日か分かる人?」という質問に、ほとんど手は挙がりませんでした。明日は『伊勢湾台風の日』です。
今から58年前。この弥富の地にも大きな爪痕を残し、多くの尊いを奪った台風です。弥富という土地に住む生徒に、忘れて欲しくない出来事として、伊勢湾台風の話をしました。当時生徒の祖父母の方々が実際に伊勢湾台風を経験され、命を守る行動をとったおかけで、父母の命が、そして自分たちの命が今あることを自覚して欲しいと思いました。
祖父母の方と同居してみえるご家庭では、この機会に当時の出来事を子どもたちに話してあげて欲しいと思います。そして、水の被害を受けやすい土地だからこそ、いざという時の備えや命を守る行動について家族で話題にしていただけたらと思います。
一番“学校祭ロス”になっていると思って、教室をのぞいたのは3年生でした。あれだけ打ち込んだ学校祭です。
「はい、今日からは切り替えて」
と言われても、なかなかできるものではありません。あるクラスでは、「※声でません」という文字を机に貼っている子も(笑)それだけがんばったんですね。担任の先生たちも、朝のSTなどで昨日までを振り返りつつ、少しずつ少しずつ切り替えていこうと考えていたようです。
しかし、子どもたちは、思っていた以上にしっかりと足が地についていました。
なぜだろう?その答えを見つけました。優勝した赤ブロックの教室に、パフォーマンスで使った赤いメガホンがありました。見ると、びっしりと「寄せ書き」がしてあります。
『足くじいて恥ずいところみせたけど、はげましてくれてアリガトウ』
『いつもそばにいて、ダンスを2人で練習したトキ、めちゃ楽しくて、めちゃ覚えとるけんな』
『大好きだよ』
そして、お昼には、3日連続となるお弁当。中には手紙が入っている子もいました。
3年生は気づいています、いつまでも立ち止まっていてはいけないことを。進路選択の時期が、徐々に近づいていることも知っています。でもその一歩を踏み出すことはとても不安です。しかし、学校祭を通して、自分の周りには仲間がいて、家族がいることに気づきました。そして、そんな人がいれば、自分でも信じられないくらいの力が発揮できることも知りました。
きっとこの子たちは、大きな花を咲かせることでしょう!
もっとも大きく切り替えたのは2年生でした。6時間目に多目的室に入り、行ったのは「平和学習」のガイダンスです。11月に広島へ行き平和について考えます。2年生にとってとても大切な学習ですので、1学期にもすでに始まっていましたが、夏休みや学校祭で中断していたのを再開しました。
まず、2歳に時に広島で被爆し、12歳で白血病で亡くなった佐々木貞子さんのことを映像で知りました。貞子さんは広島平和記念公園にある「原爆の子の像」のモデルにもなっています。入院中に「折鶴を千羽折れば元気になる」と信じて病と闘ったということから、毎年、広島研修の折には折り鶴を献呈しています。
そこで、2年生は今日から平和学習を再開する傍ら、折り鶴づくりにもとりかかりました。
「折り鶴を折るのに自信のない子?」
と促すと、なんとほとんどの子の手が挙がりました。これには先生たちも驚きです。そこで、さっそく手元をカメラで写して折り方講習会です。
「えー、分からん」
という声を発しながらも、近くにいる子が優しく教えてくれるなど、ここでも学校祭で培われた、「みんなで協力して」が生かされていました。
2年生の大きな挑戦が始まりました。
人はこんなにも切り替えられるものでしょうか。
学校祭から一夜明けた今日、弥富中学校は、昨日までの慌しくも目標に向かって突き進んでいたのとはうって変わって、落ち着いた一日でした。それぞれの学年の様子をご紹介します。
1年生にとって学校祭は、どう映ったでしょうか。小学校の運動会と学習発表会を足したもの、いえ、とてもそんなものではなく「かけ算」したぐらいのものだったのではないでしょうか。ですから、上級生についていくのに精一杯でさぞ大変だったと思います。しかし、そんな先輩たちの姿を目の当たりにできたことは大きな財産になったと思います。教室には、そんな足跡である賞状が飾られていました。
そんな教室では英語の授業が行われていました。これも中学になって始めた教科です。英語を使ったコミュニケーションの力をつけるために、二人一組で会話をする授業でした。席を立ち相手を見つけ会話をスタートします。4月のようなたどたどしさはありません。この子たちは、さまざまなことをどんどん吸収し成長する力をもっているんだと感じました。学校祭を経験し、少し蕾がふくらんだ1年生でした。
華やかな文化の部・体育の部に隠れてしまっていますが、二日間校内をギャラリーに見立てて多くの作品を展示し、それを鑑賞しました。美術の時間に制作した個性あふれるものや、美術部や情報処理部などのレベルの高い作品、3年生が修学旅行の江戸職人体験でつくったものや夏休みの理科作品などもあります。
子どもたちは友だちの作品を見たり、上級生の作品を見たりして、
「じょうずぅ」
と声をあげ、私たちが思う以上にじっくり見てくれました。しかし、学校祭の日程に合わせて開催していることと、展示場所が授業や部活動で使用する部屋ということもあり、多くの日数や時間をさくことができません。
でも、文化の部、体育の部で見せてくれたように、子どもたちは無限の才能をもっています。今日も、地域の方が、
「先生、今の中学生ってすごいなぁ」
と感心してお話をしてくださいました。二日間の学校祭は、それを再認識させてくれました。
パフォーマンスを通して、「このブロックでよかった」と誰もが思ったことでしょう。
その後に行われたリレー3種目は、午前中の競技にも増して、座席からの応援のボルテージが上がりました。(放送委員の名実況もすばらしいものでした!)
そして、すべての日程を終え、総合閉会式へ。得点集計に時間を要しましたが、それを落ち着いた態度で待つことができたのも弥富中生のすばらしいところです。
結果は、以下のようになりました。
部門 | 1位 | 2位 | 3位 |
旗 | 青 | 赤 | 緑 |
合唱 | 赤 | 青 | 緑 |
競技 | 赤 | 緑 | 青 |
パフォーマンス | 赤 | 緑 | 青 |
総合 | 赤 | 青・緑 |
![]() |
![]() |
子どもたちが取り組んできたことに順位をつけることはとても心苦しく思います。しかし、その心苦しさを軽くしてくれたのも子どもたちでした。閉会式でブロック長が、
「他のブロックがとても上手ですごいと思いました」
と相手をたたえれば、生徒会長が、
「勝ち負けではなく、みんなが同じ目標にむかってがんばれたことがよかった」
と語ってくれました。
こんな子どもたちがますます好きになりました。私たちの誇りです!
午後の目玉はなんといっても「ザ・パフォーマンス」。
ブロック練習でもっとも時間をかけて創り上げてきたものといってもよいでしょう。決められた時間やルールの中で、いかに自分たちのテーマを表現するか、リーダーを中心に練り上げてきたものを披露する時が来ました。
![]() |
【緑ブロック】 オープニングのボディパーカッションは、まさにブロックテーマの「アマゾン」で森と共存する動物や原住民族を思い起こさせてくれました。緑と黄のポンポンを手にした大きなウエーブも自然の偉大さを感じさせるとともに、サブテーマである「感動をお届けします」をまさに実現させてくれました。 |
![]() |
【赤ブロック】 昨今、組み体操の危険が指摘されることから、どうしても構成が平面的になってしまうところを、「人間起こし」という新たな“パフォーマンス”を取り入れ、見ている人をあっと驚かせてくれました。それは、まさに登竜門をくぐる鯉が龍になった瞬間でした。 |
![]() |
【青ブロック】 屋上から見る一人一人はとても小さく見えました。しかし、それがウエーブをしたり集まったりするたびに大きく見えてきます。そして、エンディングの“鰯のトルネード”はまさに一糸乱れぬ大きな集団の力強さを見せ付けてくれました。 |
※子どもたちのすばらしいパフォーマンスを動画でご覧いただく予定でしたが、緑ブロックと青ブロックの使用している音楽の著作権の問題で、動画サイトで再生できません。公平を期するために今回はすべてのブロックの動画での公開を控えさせていただきます。申し訳ありません。(9月21日22時30分)
昨夜の局地的な雨には一瞬ひやりとしましたが、天気は弥富中に味方をしてくれました。すばらしい青空のもと学校祭二日目「体育の部」を行いました。
PTA会長様がそれぞれのブロック色のTシャツをこっそり重ね着し、それを1枚ずつ脱ぎながらブロック長に声をかけてくださる素敵なあいさつ、それに力強く応えた選手宣誓で幕をあけました。
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
実は、昨日の文化の部が終わってすぐに、PTA会長様はすぐに私たちのところへ来てくださり、
「先生、とってもいい文化祭でした。感動しました!」
と声をかけてくださいました。その思いからうまれたごあいさつだったように感じました。
子どもたちはそれぞれの種目で生き生きと競い合い、はつらつとした顔を見せてくれました。