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学校公開日の5時間目。1年生が全クラスで同じ授業を行いました。
黒板には「レーナ・マリア」と書かれ、彼女の写真が3枚貼られています。彼女は1968年にスウェーデンで生まれ、生まれながらに両腕がなく、左脚が右脚の半分の長さでした。そんな彼女を両親は、“普通”の子と同じように育てました。幼い頃には水泳教室に通い、その結果ソウルパラリンピックにも出場し、現在は歌手として世界中を回っているそうです。
そんな経歴を紹介しながら、彼女の両親の育て方、また、彼女自身の生き方を知り、考える授業でした。授業の中で彼女の歌声もBGMとして流れ、それを聴きながら自分の意見をまとめる1年生の授業でした。
これは、来月8日(火)に行われる福祉実践教室の事前学習のひとつです。夏には障害者施設を襲い多くの命を奪うという悲惨な事件もありました。多感な今だからこそ「生きる」「かけがえのない命」「障害とは」等について学ぶよい機会だと思います。
「前回、進路説明会をしてから、もう4か月ほどがたちます。そして、今日の4か月後はもうここにいる多くの子が高校へ進学する権利を手に入れていることでしょう」
という進路指導主事の言葉で、3年生の進路説明会が始まりました。部活動を引退し、学校祭で全力を尽くした3年生。先日、前期の通知表を手にしたことで、これまで以上に「進路」というものが現実味を帯びてきました。会場には各クラス4列のイスが並べられ、男女が各1列に座り、その両側を保護者の方が座られました。資料をお互いがのぞき込むようにして見るその姿をほほえましく見ると同時に、家庭での進路についての話し合いがしっかり行われることを願います。特に今年は、公立高校の入試制度が大きく変わります。ひと言も聞き漏らさないように熱心に耳を傾ける姿がそこにはありました。
今日は学校公開日でした。5時間目の授業が始まる14:05にあわせて、多くの保護者の方々に来校いただきました。ありがとうございました。
「こんにちは」
「ありがとうございます」
と声をかけながらお迎えし、授業が始まってすぐのことでした。
「ビー!、ビー!」
昨日も聞いた音です。緊急地震速報です!
ちょうど広島研修の説明会を行う体育館にいましたが、一瞬何が起きたか分からず、その状況を理解するまでの間がありましたが、すぐに頭に手をやり姿勢を低くしました。見ていると、保護者の方より子どもたちのほうが素早く行動できたように思います。これも日ごろの訓練の成果だと思います。
震源地は鳥取県でした。来月に子どもたちが訪れる広島は震度4でした。いつ・どこで・何が起きるか分からない世の中です。私たちも細心の注意を払って引率。指導しますが、いざという時は子どもたち自身の意識がとても重要です。
安全を願わずにはいられない、そんな瞬間でした。
子どもたちが両腕にどっさりと問題集を抱え、職員室へやってきます。
「失礼します」
「ありがとう。ひとまず、そこへおいといて」
教科担任とこんなやり取りが行われるたびに、職員室の入口付近の長机にいくつもの問題集の山ができあがりました。
今日で中間テストが終わりました。前期の通知表を手にしてからまだ日も浅いということで、それを見たときの反省をこのテストにぶつけてきた人も多かったとます。その一つの表れがこの問題集の山です。くずれないようにそっと置かれたそれは、
「こつこつとがんばったぞ!」
ととても誇らしげに見えました。
子どもたちが登校する時間帯に、この時期にしては珍しいくらいの強い雨が降っていました。少々の雨ならレインコートも着ないで走ってくる子たちも、さすがに今日は皆、レインコートを着ての登校でした。ですからその時は気づきませんでしたが、冬服の子がずいぶん多くなりました。
以前ご案内させていただいたように、今は夏服から冬服への移行期間です。季節や体調に応じてどちらを着てもかまいません。しかし、日に日に朝夕の気温が下がってきて、それに比例するように冬服姿が増えてきました。
そして、今日からは「冬時間」がスタートしました。これは日が短くなるこれからの時期の午後の部活動を完全に休止し、その分、朝の練習時間を10分多くとるというものです。それに伴い、日課は次のようになりますのでよろしくお願いします。
7:30~ 8:10 朝部活
8:35~ 8:55 読書タイム・ST
9:00~12:50 1~4時限目
12:50~13:50 給食・清掃
14:05~15:55 5~6時限目
15:55~ ST・下校
9月26日(月)から今日までの3週間、4人の教育実習生を迎えていましたが、それが今日、終わりました。それぞれ大学は違いますが、「先生になりたい」という思いで教員免許を取るために大学で学び、現場へ出ての実習です。
私たち教員すべてがかつて通ってきた道です。最初の1週間の緊張した様子を見て、「ああ、私もあんなだったな」と思い、初めて自分が授業をした時にうまくいかずに涙したことも、やはり自分のかつての姿と重ねながら実習生を応援し、夜中遅くまで教材研究やその準備をサポートしてきました。
「中学校、最近、遅くまで電気がついているけど」
と心配のお電話をいただくこともあるほどでした。
そんな4人の実習生はきっと多くのことを学び、今まで以上に「先生になりたい!」という気持ちを強くしてくれたと思います。もちろん、そうさせたのは、子どもたちです。弥富中で教育実習をしたことが、4人の“先生の卵”の今後に役立ってくれることを願っています。