- 2025.8.22県民の皆様への知事メッセージ(8/22)
- 2025.8.18出校日(8/18)
- 2025.8.18情報処理部・全国パソコン技能競技大会(8/8)
- 2025.8.5少年消防クラブ消防署体験入署(8/5)
- 2025.8.4夏大会、野球部第69回中日少年野球大会愛知県大会(8/3)
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2週間前の後期生徒会役員選挙に続き、今日は委員会委員長選挙が行われました。部活動と同じように、3年生は退き、被選挙権は1・2年生です。壇上に上がった候補者は、それぞれ自分の委員会活動に対する思いを語り、清き一票を呼びかけました。その誰もが原稿をまったく見ることなく、堂々と演説していたことに驚き、そして頼もしく思いました。
そして、その演説を一番しっかりとした姿勢で聴いていたのが3年生でした。もちろん、1年生は「すごいなぁ」というまなざしで聴いていましたし、2年生は同じ学年として「がんばれ!」という思いで見つめていました。しかし、それ以上に、背筋をピンと伸ばしてまっすぐに候補者を見据え、そのひと言ひと言を聴いていた3年生の姿に、「たのんだぞ、この弥富中を」という強い思いを感じました。学校祭もそうでしたが、こうやって先輩から後輩へその思いが受け継がれていくんだと感じた時間でした。
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芸術の秋。ということで、美術部の活動の様子を見ようと3階へ行きました。廊下で写生をしている子がいましたが、多くは美術室の中でそれぞれの課題に取り組んでいました。向いている方向も違えばその手法も違うので、一見ばらばらのように見えますが、どの子も集中して取り組んでいて、その質の高さ、意識の高さに感心しました。
そんな美術部の子たちを見届け、廊下へ出ると、そこには各学年が授業で取り組んだ作品が掲示してありました。その中で思わず立ち止まって見入ってしまったのが、これです。「楽しく伝える文字のデザイン」という題材で、漢字のもつ意味をデザイン化して表現するというものです。どれを見ても、「ほぉ」と感心するものばかりです。これが半年前まで小学校でランドセルを背負っていた子の作品とは、とても思えません。子どもたちの発想の豊かさにただただ脱帽でした。
来週21日(金)には学校公開日が予定されています。よかったら3階まで足を運んでみてください。芸術の秋が満喫できるはずです。
ご主人様へ
ご主人様、私はここにいます。
ずっとそばにおいてくださり、
ずっと大切にしてくださったご主人様。
それはとても楽しく充実した日でした。
でも、それは、突然やってきました。
ご主人様の手から私は床に落ち、
通り過ぎるたくさんの足から逃げるように身をひそめ、
じっとそこに立ちすくむことしかできませんでした。
ご主人様のことを声がかれるまで呼び続けました。
でも、ご主人様は気づいてくれませんでした。
私は今、ここにいます。
どうか、気づいてください。
どうか、もう一度私を手にとってください。
そして、もう一度一緒の時間を過ごさせてください。
職員室前のロッカーの上に並べられたたくさんの落し物の前に立つと、こんな声が聞こえてきました。
学校にいくつかある部活動の中で、「なぎなた部」は少し他の部と違う面をもっています。それは、他の部が大きな目標としている夏の海部地区大会にその種目がないことです。ですから、どうしても自分たちの練習の成果を発揮する場が少なくなります。
そんな中で今日、十四山スポーツセンターで行われた「第11回弥富市民なぎなた大会」は、数少ない部として参加できる大会です。
空手でいう「形」にあたる演技競技と、剣道のように相手と一本を取り合う試合競技。そして団体競技と3つの部門が行われました。
どの部門でも練習で培ったものを出し、すばらしい成績を収めてくれました。結果は以下の通りです。
【演技競技の部】
優勝 加藤真彩・伊藤菜摘
2位 岩崎葵良梨・村上莉菜
【試合競技の部】
2位 岩崎葵良梨
3位 加藤真彩
【団体競技の部】
優勝 弥富中
(丸山・加藤・村上・岩崎・伊藤)
市民大会ですから、相手は弥富北中学校だけです。しかし、全国の大会で弥富のなぎなた連盟に所属している子たちが上位に入賞していることを考えると、すばらしい成績だと言えます。
おめでとう!
6時間目。おなかもふくれた午後の授業。いつもなら、睡魔に襲われそうになる子や気持ちがもう部活動にいっている子などがだんだん多くなる時間帯です。
しかし、今日は3学年ともピリッとした緊張感が漂っていました。それもそのはず、今日は前期の通知表を渡される日です。授業時間数の多い5教科(国・社・数・理・英)は夏休みにその課題を克服してほしいというねらいもあり、1学期に伝えました。しかし、他の4教科(音・美・体・技家)については1学期には十分な評価材料がないこともあり、半期ごとに評価をつけています。今日、子どもたちが手にした通知表は、それらがすべて入ったものです。さぁ、どうだったでしょうか。教室を回りながら、
「どうだった?」
「予想どおりだった?」
と声をかけると、ニヤッと笑ったり、ぐっと胸をはったりと、そのリアクションは人それぞれでした。
「ここがちょっと…」
と答えた子に、
「なぜ、そうだったか、原因は分かるの?」
と尋ねると、
「はい」
と答えてくれました。
それでいいんです。通知表はそのこの価値を決めるものではありません。その子のがんばったところを評価し、がんばれなかったところを明らかにする(本人や保護者に伝える)ことで、次へのスタートを切るためのものですから。このままのペースでいいのか、ちょっとペースアップをしなくてはいけないのか。通知表を見て一人一人が考える機会としてほしいものです。
学校祭も終わり、学校全体が落ち着いた中で学習やさまざまな活動が進められているということは、これまでもお伝えしてきました。
そんな中で2年生は来月に「平和学習」として広島へ1泊2日の研修に出かけます。これは他の市町村にはない弥富市独自の事業です。今年の夏に開催された伊勢志摩サミットの後、アメリカのオバマ大統領が現職の大統領として初めて広島を訪れたことでも注目をあびた広島平和記念公園・資料館へも行き、原爆・核・平和などについて学びます。自分の目でしっかり見聞きすることも大事ですが、事前にそのことついて学習することもとても重要になってきます。
そこで、図書室にこんなコーナーができました。「平和学習に関する本」と掲げられた書架に関連の本が集められています。これは図書館補助の先生がつくってくださいまいました。広い図書室の中にある多くの本の中から本を探すのはとても大変です。こうした特設のコーナーがあることで、探す時間も短縮でき、また子どもたちの関心も高まります。実りある研修になるように、こんな人たちも支えてくださっています。