「前回、進路説明会をしてから、もう4か月ほどがたちます。そして、今日の4か月後はもうここにいる多くの子が高校へ進学する権利を手に入れていることでしょう」
という進路指導主事の言葉で、3年生の進路説明会が始まりました。部活動を引退し、学校祭で全力を尽くした3年生。先日、前期の通知表を手にしたことで、これまで以上に「進路」というものが現実味を帯びてきました。会場には各クラス4列のイスが並べられ、男女が各1列に座り、その両側を保護者の方が座られました。資料をお互いがのぞき込むようにして見るその姿をほほえましく見ると同時に、家庭での進路についての話し合いがしっかり行われることを願います。特に今年は、公立高校の入試制度が大きく変わります。ひと言も聞き漏らさないように熱心に耳を傾ける姿がそこにはありました。