オリエンテーション合宿2(5月8日)

子どもたちの歓声が伊勢湾を越えて弥富まで届いたでしょうか?それとも、抜けるような青空に吸い込まれていってしまったでしょうか。

小学校の時以来となった美浜少年自然の家は、その時と変わっていませんでした。変わっていたのは成長した自分と新しく出会った仲間です。弥富中の子らしく、きちんとした姿勢、態度で入所式で所員の方にあいさつをした子どもたち。作っていただいたお弁当をたいらげ、ウォークラリーへ出かけました。手渡された「コマ地図」を手がかりに自然の家の周りにあるチェックポイントを回ります。そこではいくつかのミッションが。みんなで知恵を出し合い、
「こっちじゃない?」
「あ、先生だ!」
と、にぎやかに歩きました。教室では見られない友達の頼もしさや、しっかりさんぶりが随所に見られたのではないでしょうか。
ゴールして口にしたジュース。
そのあと移動した砂浜。
どちらも子どもたちの疲れた体をリフレッシュさせてくれました。
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オリエンテーション合宿1(5月8日)

 ゴールデンウィーク明けの今日。体調不良等で3名の欠席者が出ましたが、190名の1年生がオリエンテーション合宿へと元気よく出発していきました。
 行き先は知多の「美浜少年自然の家」です。ほとんどの子は、小学校の自然教室で行ったことのある場所です。出発式では、校長先生から「小学校の自然教室とは目的がちがうので、それをしっかり意識して集団生活の中で大切なことを学んだり、学級や学年の絆を深めたりして、充実した2日間にしましょう」との話がありました。
 1日目の今日は、入所式・ガイダンス後お弁当を食べ、午後はウォークラリーや砂浜遊びをし、夕食後は校歌の練習、三年後の自分への手紙を書きます。
 学校から離れた場所で仲間と過ごす中で、たくさんのことを経験し、学んで欲しいと思います。
 
出発式 バス乗車

生徒総会(4月27日)

生徒会活動。小学校では「児童会活動」と呼んでいて、執行部やさまざまな委員会が活動を行っていました。それだけだと、ただ呼び方が変わっただけのように思うかもしれませんが、小学校と中学校の大きな違いが一つあります。それは、「総会」があることです。
昨年度の反省をふまえ、今年度の活動のねらいや計画を発表し、それを会員である全校生徒に承認してもらいます。会社や先日のPTAのような団体などで行われている総会と同じで、みんなの意見でつくり上げるという手順を踏んでいます。上の写真をクリックすると各委員会、執行部の目標や計画をご覧いただけます。どの活動も拍手多数で承認され、今年の生徒会活動がいよいよ動き出します。
その中で、生徒会テーマも決まりました。今年は、「挑戦」というキーワードで各クラスから募集し、
  「咲かせよう 夢への蕾 無限の挑戦」
です。さぁ、どんな挑戦する姿を見せてくれることでしょう。期待しています!

不易(4月25日)

「不易と流行」という言葉があります。「不易」とは、時代を越えても変わらないもの、という意味で、時代とともに変わる「流行」とよく対比して使われます。いろいろな考え方や方法は時代とともにどんどん変わっていきますし、それをうまく取り入れることはとても重要です。しかし一方で、そういった流行に惑わされることなく、本質を求め続けるということも大切です。
 
今日は、そんな「不易」な授業を紹介します。左の写真は図書室での1年生の国語の授業です。机の上には分厚い「国語辞典」「漢和辞典」「古語辞典」がどんと置かれ、子どもたちはそれを懸命にめくって調べていました。今は電子辞書が普及し、ポケットに入るくらいのそれさえあれば、いとも簡単に調べることができる時代ですが、やはりこうして手や目を駆使して調べることで、定着度が違います。
もう一方は、3年生の数学の授業です。二人の数学の先生が赤ペンを持って、一人一人の解答を見て回っていました。そして、
「よし、正解!」
とすぐその場で丸をつけます。これは「丸つけ法」と呼ばれる手法で、子どもたちは自分の努力に対しすぐに評価してもらえるので、効果があるといわれています。
一見、地味な授業スタイルかもしれませんが、間違いなく子どもたちの力になる指導法です。
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どうしよう…(4月24日)

朝礼が終わった後、1年生は体育館に残りました。そして、1枚のプリントが配られ、部活動担当の先生が前に立ちました。
先週行った第2回部活動希望調査の集計結果が出て、調整が必要となったからです。もちろん、これは特別なことではなく、毎年行っています。保護者の方々が中学生の頃は、もしかしたら部ごとの定員が決まっていて、それを超えた場合はじゃんけんなどで決めていた時代だったかもしれませんが、今はそんなことはせず、基本的に本人の希望を優先します。しかし、優先するといっても、部員が多すぎて一度もユニフォームを着ることができなかったり、反対に少なすぎてチームが組めないことを理解した上での希望か、ということも考えなくてはなりません。
そこで、具体的に部ごとの希望人数を記したプリントを配り、多いところや少ないところに印をつけて、一つ一つ説明をしていきました。もちろん、この場で決めるということはせず、「よく考えて。考えても分からないときや迷うときは、先生に相談して」というアドバイスも送りました。
ぜひ、ご家庭でも相談に乗っていただけたらと思います。仮入部は金曜日から始まります。