少し見にくいと思いますが、これは今、コミュニケーションホールに貼ってある広報委員会新聞「Let’s Learn」です。毎月、季節や行事にあわせたテーマでクラスの子にアンケートをとったり聞き取ったりしながら作ってくれ、いつも楽しみに読んでいます。
今月号は、「秋」がテーマです。まず、そこから連想する○○の秋ということから、勉強について特集が組まれています。その中の質問に「順位がよかった時、勉強は何週間前から始めましたか?」という問いがあり、その結果がとても興味深かったので紹介します。
1年生、2年生はほとんどのクラスが「1週間前」という人が一番多くいました。テスト範囲が発表されたら、「さて、やるか」と腰を上げる感じなんでしょうね。それに対し3年生は、6クラス中5クラスが「2週間前」という人が一番多いという結果でした。さすが受験生です。この結果を見て、「うん、うん」とうなずいたのは言うまでもありません。
おそらく3年生とて、2年生・1年生のときは1週間前からテスト勉強を始めていたかもしれません。しかし、「受験」というものが目の前に迫った今、それまでと同じではいけないと気づいたんだと思います。言い換えれば、これは下級生に対する先輩からのメッセージかもしれませんね。「今のうちから早めに取り組むんだぞ」という。
『Let’s Learn』(11月17日)
福祉実践教室2(11月8日)
「右へ曲がります」「階段があります」と、アイマスクをした友達に腕を貸して、ガイドヘルプ体験をしていました。アイマスクをしたときに、先を読んだ声の情報や体の一部を触れていることで分かる情報がとても大切だと実感。目が見えないことの、怖さも感じることができました。
【音訳】
広報弥富の原稿を実際に読んで、パソコンに取り込み、自分の声がどのように聞こえているかを体験しました。マスクをしていたり、口のあけ方や発音が良くないと、はっきりと正確に伝わらないことが分かりました。
【高齢者疑似体験】
なぜ歳をとると腰が曲がるのかなど、原因を教えていただき、おもりなどを付けて疑似体験をしました。自分の祖父母が日頃口にしていることが、実際はこんなことなんだと分かり、高齢者への理解ができたようでした。
今日の福祉実践教室を通して、街中で困っている人を見付けたときに「何かお手伝いしましょうか?」と声をかけたり、実際に手助けしたりすることができる子どもたちに成長して欲しいと思います。
また、たくさんのボランティアの方の存在を知ることができました。将来ボランティアに関わろうとする心も育って欲しいと思いました。
「来年のボランティアの募集に申し込みたいです」と笑顔で答える生徒が何人もいました。
![ガイドヘルプ](https://yatomi-j.yatomi-schoolnet.jp/files/2016/11/ガイドヘルプ-155x220.jpg)
![音訳](https://yatomi-j.yatomi-schoolnet.jp/files/2016/11/音訳-220x155.jpg)
![高齢者疑似体験](https://yatomi-j.yatomi-schoolnet.jp/files/2016/11/高齢者疑似体験-220x155.jpg)
福祉実践教室1(11月8日)
その後6つの講座にそれぞれ分かれて、体験や学習をしました。
【車いす】
体育館で、実際に車いすに乗って、段差を経験したり、補助の仕方を教えていただいたりしました。体育のマットのような、少しの段差でも車いすの方にとっては、とても大きな障害物になることを実感しました。
【手話】
聴覚障害をもっている方にとって、手話は私たちの声で、人とコミュニケーションをとるのに、とても重要なものであると分かりました。また、手話は分かりやすい大きめの動作で、何度も繰り返さないことが大切であることも知り、「ありがとう」「ごめんなさい」などいろいろな言葉を、手話で教えていただきました。
【点字】
目の見えない人が、様々な情報を知るためのものであることは知っていましたが、なかなか指先で読み取ること字体が自分たちには難しいと感じていました。点字板で自分の名前などを実際に打つ体験を通して、文章を点字にするボランティアの仕事の大変さも感じたようです。
![開講式](https://yatomi-j.yatomi-schoolnet.jp/files/2016/11/開講式-220x155.jpg)
![車いす](https://yatomi-j.yatomi-schoolnet.jp/files/2016/11/車いす-220x155.jpg)
![手話](https://yatomi-j.yatomi-schoolnet.jp/files/2016/11/手話-220x155.jpg)
![点字](https://yatomi-j.yatomi-schoolnet.jp/files/2016/11/点字-220x155.jpg)
後期生徒総会(11月4日)
後期の生徒会執行部及び委員会組織が決まり、その活動が始まりました。手始めは、前期の活動を振り返り、そこで達成できたこととまだ十分でないことをしっかり分析し、それを踏まえた上で後期どのような活動を展開するかという方針を立てることです。
今日はそれを全校生徒に向けて提案する「生徒総会」です。それぞれの委員会と執行部が以下のような方針を示され、すべて承認されました。
委員会等 | 活動方針1 | 活動方針2 |
執行部 | あいさつ運動の強化 | 行事進行をスムーズに |
環境委員会 | 黙働清掃の徹底 | 机・椅子の足ふき |
給食委員会 | 食材の栄養などの紹介 | 季節の食材や行事食の紹介 |
生活委員会 | ポスターの制作 | 生活に関する呼びかけ |
広報委員会 | Let’s learnについてのPR | |
体育委員会 | 掃除場所と時間を増やす | 体育授業時の呼びかけを増やす |
文化委員会 | 学級文庫の入替など | お勧めの本の紹介など |
放送委員会 | 清掃時の音楽の変更 | アンケート実施回数を増やす |
保健委員会 | 健康チェックアンケートの実施 | インフルエンザ予防 |
自転車をどう乗るかー朝礼ー(10月31日)
弥富中は他の学校にあるような自転車通学区域がありません。校舎を移転した際に、全校生徒の自転車を収容できるだけの自転車置き場をつくっていただいたおかげで、全員が自転車による通学が可能です。それはとてもありがたいことです。
しかし、一方で、学校周辺道路が登下校の時間帯には自転車であふれかえるという現状もあります。そのために、地域の方々に多くのご迷惑をおかけし、実際に乗り方のマナーや接触・衝突などでお叱りのお電話をいただくこともたびたびです。そのために、学校では朝礼等の場で何度もそれを子どもたちに呼びかけ、下校時には全職員がポイントに立って指導をしています。しかし、その改善はなかなか見られないのが現状です。
そこで、今回は、朝礼で実際の登校の様子を撮った写真を見せ、歩道いっぱいに広がった中を通り抜ける恐怖心、迷惑さを伝えるとともに、事故を起こしけがを負わせてしまった時の賠償金額なども示しながら話をしました。
10月31日朝礼(自転車の乗り方)
子どもたちは真剣にその話を聞いてくれました。下校直前には、再度、全校による「合同ST」を体育館で行い、もう一度朝の話や自分の決意を確認し下校しました。
一朝一夕には改善されないかもしれませんが、根気強く声かけをしていきたいと思います。保護者や地域の方々にもお気づきのことがありましたら教えていただきますようお願いいたします。
※左の下校時の画像をクリックすると、朝礼で使用したスライドがご覧いただけます。上の朝礼での話とあわせてご覧ください。