晴れ間をぬって(9月7日)

2学期になって、天気予報を見なかった日はありません。空をながめたり、週間予報をチェックしたりして「あぁぁ」とため息をつく毎日です。やむなく体育館や多目的室などを使って練習を進めてはいるものの、どうしても運動場で位置の確認などをしなくてはならない部分もあります。
昨日は全校練習を予定していましたが、あんな天気でしたので今日に延ばしました。しかし、それをあざ笑うかのような「台風13号発生!」のニュース。昨日の雨で運動場もぬかるんでいます。部活の朝練習の開始直前、
「運動場を保護するために、今朝の練習での使用を控えてください」
と放送が入りました。そして、天気予報とにらめっこし、1・2時間目に予定していた全校練習を3・4時間目に遅らせ、運動場の回復を待ちました。
 
「赤ブロックOKです!」
「青ブロックOKです!」
「緑ブロックOKです!」
ブロック長の大きな声が運動場に響き、念願の全校練習を行うことができました。天候も味方してくれ、青空と白い雲に見守られながら集中した練習を行うことができました。
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水泳スタート(7月1日)

しばらく続いた梅雨らしい天気から一転、今日は朝から梅雨明けを思わせるような青空が広がっていました。それとタイミングを合わせるかのように、今日から体育の授業で水泳が始まりました。
ご存知のように、弥富中にはプールがありません。そこで、水泳の時期になると、市のバスを優先的にお借りして市のプールへ出かけていきます。ですから、往復の時間も含めて2時間続きの時間割になります。市のプールは開閉式の屋根がありますから、小学校のように天候に左右されることはほとんどなく、規定の時間数を行うことができます。
目の覚めるような真っ青なプールに、子どもたちのあげる水しぶきが映えていました。ちょうど行ったときは1年生でしたので、蹴伸び、バタ足などの基本的なことのおさらいから行っていました。

さしのべられた手(6月23日)

登校指導を終え校門をくぐると、門のわきの植え込みに鳥のひながいました。先日、美術室で巣づくりをしている鳥を紹介しましたので、「ここにも」と思ったら、今回は少し状況が違いました。
 
小鳥は茶色のハンカチに大事そうにくるまれて学校までやってきました。登校途中に1年生の子が見つけたそうです。自分の力で飛ぶことができなかったので、そっと手を伸ばすと、それを近くで見ていた近所の方が、
「これを使って」
と、茶色のハンカチを差し出してくださいました。その子は一瞬戸惑いましたが、お礼を言い、そのハンカチを借り、大事そうに小鳥をくるみました。部活の朝練習に遅れまいと急ぐ一方で、小鳥をくるんだハンカチを持つ手はどこまでも優しく、小刻みに震える小鳥を守っていました。
学校まで連れてきて、門のところに立っていた先生にそのことを伝え、小鳥が安心して休められるところへ優しく置いてあげました。
 
さっきまで降っていた雨は、いつの間にかあがっていました。

スマホ教室(6月14日)

<知識として>
 ①インターネットに載せた写真は消せない
 ②メッセージアプリの文章は、もう一度見直してから相手に送る
 ③人の写真を勝手に撮らない。アップしない
 ④写真から、個人情報が分かる
 ⑤ゲームでは、名前はニックネームで、課金をしない、広告をクリックしない
<判断として>
 ・必ず立ち止まって考える
 ・フィルタリングを使う
<行動として>
 ・危険を知って、正しく使う

  今日は、愛知県委託事業者:縁(ゆかり)エキスパート株式会社の方に来ていただき、『スマホ教室』を行いました。2~4時間目を使って、全校生徒を対象に行いました。その中で、スマホやインターネットの利用で大切なことをたくさん教えていただきました。
 弥富中学校でも、スマートフォンの所持率は年々上がっていますが、知識があまりなかったり、認識が甘かったりしてLINEなどのトラブルが実際に起こっています。インターネットを便利に使うためにも、その危険性も知って、正しく使えるようになって欲しいと思っています。
 また、午後からは保護者を対象にした『スマホ教室』も実施しました。実際にスマホを操作しながら、「LINE外し」の疑似体験をしたり、保護者として何をしたらよいかを考えたりしました。参加できなかった保護者の方も、「今日のスマホ教室はどうだった?」とお子さんに聞いてみてください。スマホを持たせる以上は保護者としての責任もかかってきます。ぜひこの機会に親子でスマホやインターネットの利用について、話ができると良いと思います。特に自分たちの身を守るために、どんなフィルタリングをするべきかは、とても大切だと感じました。

 
スマホ教室生徒1 スマホ教室生徒2
スマホ教室保護者1 スマホ教室保護者2

ローテーション道徳(6月10日)

2時間目に1年生の授業を見ようと3階へ上がりました。すると、E組は「夢をあきらめない」という道徳の授業をしていました。前にもお伝えしたように、弥富中学校は道徳に力を入れており、道徳の授業は日常的によく見られます。しかし、待てよ。ここはE組のはず…。授業をしているのはA組の担任。道徳の授業は、学級活動等と同じように担任が行うのが一般的ですが、本校では学年の先生が各クラスを順に回って行う「ローテーション授業」を行っています。この授業もそれでした。
 
弥富中では道徳の研究を進めるにあたり、「多様な価値に気づく」というねらいをもうけています。日頃接している担任以外の先生から道徳の授業を受けることで、その多様な価値に気づくこともあるのではないかと考えました。
ご家庭でも、「○○先生はどんな道徳だった?」とお尋ねいただけると幸いです。