人権を考える(12月10日)

今日は「世界人権デー」です。そして、先週4日(金)から今日までが「人権週間」」です。
学校では、日ごろから機会をとらえて人権について考え行動できるよう指導していますが、とりわけ、この人権週間では朝礼や学級で一斉に考える機会を設けています。
 
月曜日の朝礼で人権教育担当者から「立ち止まる」を紹介しました。それを受けて各学級で担任から問いかけ、人権について考える時間を設けました。そして、それぞれが思うことを「標語」という形にして表現してみました。それがいじめ防止標語です。全員が書き、その中で数点を、愛知県PTA連絡協議会が募集している「いじめ防止標語コンテスト」に応募しました。
 子どもたちが、いじめについて考えた秀作ぞろいです。ご覧ください。

期末テスト(11月27日)

暖かかった11月も、ここに来て例年通りの寒さとなりました。どの教室も廊下側の戸を閉め、そのガラス格子の向こうに子どもたちの姿を見ることができます。
期末テスト最終日。ピーンと張りつめた空気がガラス越しに伝わってきそうなほど、どの子も問題用紙に向き合いペンを動かしています。
 
3年生は自分の考えている進路選択に大きく影響するテストですし、2年生は広島研修からの気持ちの切り替えが重要となるテストです。また、1年生はそろそろ小学校気分からの脱却が求められています。この緊張感、真剣さが一過性でなく子どもたちの成長の証であることを廊下から静かに願いました。

1年 福祉実践教室(11月19日)

 1年生が、総合的な学習の時間として、福祉実践教室に取り組みました。弥富市社会福祉協議会の協力を得て、20余名の外部講師の方々をお迎えすることができました。
 多目的室で開会式と講師紹介を行ってから、各講座の教室へ移動し、「車いす」「手話」「点字」「視覚障がい者ガイドヘルプ」「音訳」「高齢者疑似体験」の体験をしました。一見簡単に見えることが、やってみると意外に難しいようで「けっこう難しいなあ」とつぶやく生徒もいました。
 普段できない貴重な体験ができました。体験後の閉会式では、講師の先生方にお礼の合唱をプレゼントしました。講師の先生方への感謝が伝わってくる立派な合唱でした。
 障がいの有無に関わらず、誰もが自分らしく生きることができる社会を作ることができる大人に成長して欲しいと願います。

三者三様(11月18日)

明日からの広島研修に備え、2年生が午後から下校をして自転車小屋が空っぽになった頃、校舎の中ではそれぞれの学年がそれぞれの活動を進めていました。
1年生は教育相談。学校生活にも慣れ、中学生らしい顔つきになってきましたが、時折のぞかせる小学生っぽい言動もあり、大人と子どもの間を行ったり来たりしているように見えます。学校で一番近くにいる大人である担任が、寄り添うように話を聞いていました。
誰もいない2階を通り越し、1階では、まだ撮れていなかった卒業アルバムの写真の撮影が行われていました。コミュニケーションホールでは生徒会の面々が誇らしげにカメラに収まっていました。
 
2年生は明日は6時集合です。今日は早めに「おやすみなさい」。
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教師力向上研修(11月10日)

弥富市教育委員会の重要な事業に「教師力向上研修」というものがあります。これは、文字通り、先生としての力量を高めるための研修です。講師は、教育コンサルタントの大西貞憲先生です。全国各地の学校へ出向かれ、特に経験の少ない先生方に、どういう姿勢で授業に臨むか、どう子どもとの距離を縮めていくか、などを直接ご指導くださいます。
今日も一日学校に詰めていただき、全部のクラス、全部の先生の授業を観ていただきました。
本校のテーマである「仲間と共に学び共に考えることができる生徒の育成」が実現できているか、という視点でご指導をいただきました。大西先生によると、
「生徒が落ち着いているから、工夫した授業をしなくても生徒は聴いてくれる。そのことへの甘えがある」
との言葉をいただきました。
さっそく明日からでも、意識を変えて臨みたいものです。
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