- 2024.12.232学期終業式(12/23)
- 2024.12.16朝礼(12/16)
- 2024.12.15愛知県中学生バレーボール新人大会(12/14)
- 2024.12.13授業風景【1年生・家庭科】(12/13)
- 2024.12.121年和楽器体験(12/10・11)
朝から家庭科の先生がエプロンをつけていました。
「お、今日は調理実習?」
「はい」
「何を作るの?」
「ブリの照り焼きです」
さすが中学生ですね。学校の調理実習でそんな本格的なものを作るだなんて。
ということで、さっそく実習をのぞきにいきました。階段を2階から3階に上がろうとするあたりで、もういい匂いがしてきます。まだ作っている途中かなと思っていったら、もうブリは皿に盛られ、しょうゆとみりんのたれをかけているところでした。だいぶ手際よくできたようで、手の空いている子はテーブルの拭きそうじをしています。
そんな子どもたちに、
「家でもこういうの作ったことあるの?」
と聞くと、
「いいえ」
という答えが多く返ってきました。
それまで知らなかったこと、したことがなかったことを学ぶことで、子どもたちは大きく成長するんですね。そんな姿を目の当たりにできた時間でした。
「いただきま~す!」
卒業式後の週末はとても暖かい陽気となりました。それを味わったせいか、今日の北風はとても冷たく感じ、春が待ち遠しく思う日となりました。
でも、校庭を歩いていると、そこには春の足音が。
「こっち、こっち!」
「ナイスシュート!」
と体育の時間でサッカーをやっている子たちの近くにある花壇では、秋に環境委員会の子たちが植えたパンジーが花数を増しています。そして、その間をぬうようにつくしが顔を出していました。小さな背丈のつくしに混じり、サッカーが見たいのか、パンジーよりも背が伸びているものも。
こうやって地面の中でしっかりエネルギーをたくわえ、春になったら一気にそれを爆発させる、自然は実にうまくできていると思います。きっと、子どもたちも4月の進級に向けて、今、最後の総仕上げ、充電をしてくれていることでしょう。
3年生が卒業し、がらんとした体育館。
そんな中にあって、1・2年生はしっかりとした態度で朝礼に臨みました。
そんな子どもたちに、卒業式で述べた「送辞」の言葉を引用して話をしました。
3月6日朝礼
弥富中学校では、卒業式をいったん終えた後に学年合唱を披露するのが恒例になっています。特に今年の3年生はさまざまな場面で合唱を取り入れてきました。2年生で訪れた広島で捧げた歌声などは、そこにいた多くの人を感動させたほどです。
その合唱に生徒が主体的に考えたメッセージを添えました。担任の先生への思いを伝えた言葉に、会場にいた皆が心温まりました。
そして、その後の合唱「友~旅立ちの時~」は、まさに3年間の集大成といえるものでした。涙で思うように声が出ないソプラノを、男子がしっかりと引っぱっていく、曲の最後の「いつも繋がっている」という歌詞そのもののハーモニーが会場にいるすべての人の心を揺さぶりました。
友 さようなら そして、ありがとう♪
★画像をクリックすると、合唱を動画でご覧いただけます。
ほころび始めた河津桜が、思わずその花びらをすぼめるような北風の強い日になりましたが、中学校には「春」が訪れました。
保護者や在校生に加え、50名近い来賓の方々に見守られながら、3年生211名の卒業式を行いました。担任が一人一人の名前を呼び、それに、
「はい!」
と、しっかりとした返事をしました。たかが「は」「い」の2文字ですが、3年間の思いと、これからへの決意が込められていたように感じました。その声は家族にもしっかり届き、その背中はさぞ大きく頼もしく見えたのではないでしょうか。
学校からは、式辞として、
・変わらないことの「安心感」
・変わる「勇気」
・変えてはならない「人とのかかわり合い」
を、伝えました。そして、教育委員会からは告示を、ご来賓からはご祝辞をいただきました。それらを子どもたちはしっかりと胸に刻んでいました。
在校生代表から「伝統のたすきを確かに受け取りました」と送辞を受け、3年生は、その思いも含め学校での思い出やこれからの決意を込めた答辞を述べてくれました。その後、在校生と一緒に歌った校歌はまさにバトンタッチそのものでした。
いよいよ明日に迫った卒業式。今日は1・2時間目を使って総練習を行いました。徐々に気持ちも本番モードとなってきました。
3年生は、それを終えると教室へ戻り、少し長めの学活の時間をとりました。明日は式の後の時間がそんなに長くとれないので、今日、少しでもゆっくりとクラスでの時間をとろうという、学年の先生方の考えです。もちろん、卒業証書は明日ですが、それ以外で配れるものの多くは今日配りました。そんな中で子どもたちの一番のお楽しみは卒業アルバムでしょうか。さっそく手に取り、楽しそうにページをめくっていました。1年生の頃の写真を見て懐かしんだり、夏の部活動や学校祭の写真をじっと見つめたり。ひとしきり見た後は、寄せ書きタイムです。その寄せ書きも大切な思い出になることでしょう。
そんな3年生が下校した後、今度は2年生が主役となって活躍する時間です。式場となる体育館はもちろん、教室、玄関、正門、外トイレなど、学校中に分かれて掃除や準備をしてくれました。体育館の椅子並べでは、ぴしっと並べるためにメジャーを使いますが、それを持つ子も這うようにして作業をしていたのが印象的でした。そんな準備を後押しするように雲が切れ、日がさしてきました。
明日の弥富中学校卒業式の「ステキ確率」は100%予想です。
日々、卒業までのカウントダウンが進んでいきます。
残り2日となった今日、3年生はずっと教室を空けていました。1・2時間目は体育館で卒業式の練習を、3・4時間目はそのまま残り学年集会をするためです。一番思い出の残る教室に少しでも長くいたいところですが、やるべきことがたくさんあるのも事実です。子どもたちは限られた時間の中でしっかりと練習をし、学年としてのひと時を過ごしました。
しかし、3月になったとはいえ、4時間連続の体育館は体を芯から冷やします。そんな子どもたちを迎えてくれたのが、「最後の給食」です。お祝いメニューとして、赤飯・お吸い物・から揚げにケーキも添えられ、給食室から、
「おめでとう!」
と調理員さんたちの声が聞こそうです。
子どもたちはみんなといっしょにそれをしっかり食べ、9年間の思い込めて、
「ごちそうさまでした!」
「ありがとうございました!」
と手を合わせました。
2月は昔の読み方で「如月(きさらぎ)」といいます。その由来は諸説ありますが、寒さがまだまだ続き、「着物を更に重ねて着る」ことから「着更着(きさらぎ)」と呼ばれたという説が有力といわれています。
今年の2月はその由来どおり寒い日が多く、子どもたちは北風に身を縮めながら学校生活を送っていました。しかし、ここ数日は、その寒さもやわらぎ、日中は日差しに暖かさを感じることが多くなりました。運動場で体育をしている子の多くはハーフパンツになって元気よく走り回っています。
そんな元気な子どもたちの様子を、頬をピンク色に染めてながめているのが、正門脇の「河津桜」です。このあたりで一般的に見られる「ソメイヨシノ」より1か月ほど早く咲く品種で、弥富中学校には1本だけそれがあります。春近し。