2月は昔の読み方で「如月(きさらぎ)」といいます。その由来は諸説ありますが、寒さがまだまだ続き、「着物を更に重ねて着る」ことから「着更着(きさらぎ)」と呼ばれたという説が有力といわれています。
今年の2月はその由来どおり寒い日が多く、子どもたちは北風に身を縮めながら学校生活を送っていました。しかし、ここ数日は、その寒さもやわらぎ、日中は日差しに暖かさを感じることが多くなりました。運動場で体育をしている子の多くはハーフパンツになって元気よく走り回っています。
そんな元気な子どもたちの様子を、頬をピンク色に染めてながめているのが、正門脇の「河津桜」です。このあたりで一般的に見られる「ソメイヨシノ」より1か月ほど早く咲く品種で、弥富中学校には1本だけそれがあります。春近し。