自然教室(1年生)

5月9日(木)~10日(金)にオリエンテーション合宿で、美浜少年自然の家に行きました。
1日目のオリエンテーリングは、短い時間でしたがグループで協力して活動しました。
その後の砂の造形では、熱中して制作に励みました。何もなかった海岸にたくさんの金魚が並びました。
体育館での校歌コンクールは、直前の練習や本番でリーダーを中心としたクラスのまとまりが感じられました。4クラスが慣れた1番を歌いましたが、2番、3番を歌ったクラスも頑張っていました。
2日目は内海の砂を使って砂時計を作成しました。それぞれ思い出に残る作品に仕上がりました。
2日間はあっという間でしたが、友達のよさにふれ、仲間との絆が深まりました。これからの学校生活でも、思いやりの気持ちを忘れず、協力して過ごしましょう。
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修了式(3月22日)

セーラー服の白襟をはずし、いつも以上に凛とした姿勢で臨んだ修了式。ふたつの学年しかないことを忘れるほど、大きな存在感がそこにありました。子どもたちだけではなく先生たちもスーツ姿で式に臨み、一年の締めくくりの大切な式「修了式」を行いました。
今の学年、今のクラスになったがつい昨日のことのように思い出される一年だったのでしゃないでしょうか。しかし、この一年は子どもたちに多くの学びを提供してくれました。多くの成長を促してくれました。心と体、その両方が成長したからこその“修了”です。

式では、これまでもずっと言ってきたことを式辞として話しました。それは「命の尊さ」です。今年は道徳の一環でいろいろな方の話を聴く機会を設けましたが、自分の中に宿る命もまた、すばらしいものでかけがえのないものだということを、改めて、子どもたちに知ってほしくて。そんなすばらしい命を、決して自ら絶つようなことがあってはならない。それを直接伝えました。まっすぐな目で話を聴いてくれた子どもたち。立派な修了式でした。

立つ鳥あとを濁さず(3月20日)

家庭では大そうじといえば年末ですが、学校はこの3月が一年の終わりですから、今日、その一年の汚れを落とす大そうじを行いました。
すみからすみまできれいにするために、まず、机といすを全部、廊下に出します。何もなくなった教室って、意外に広いんです。そこをほうきで掃き、雑巾がけをします。広々としていますから、子どもたちもいつもより勢いがあるように思います。そして、そんな床そうじの一方で、ガラスをみがいている子、扇風機のカバーをはずしてきれいにしている子など、皆で役割分担をして、文字通り「立つ鳥、あとを濁さず」の気持ちでそうじをしてくれました。
 
2週間後には、そこは、希望に満ちた子たちが歴史を刻む場となります、自分たちが一年前にそうだったように。

先輩として(3月18日)

広報委員会が作成している「Let’s learn」。これまでもしばしば取り上げてきましたが、1年生の3月号に「後輩に伝えたいこと」というコーナーがあったので紹介します
 
・部活も勉強もがんばって
・友だち100人つくりなさい
・勉強つらいけどがんばって
・テストの前は早めに勉強し始めて、早めに寝たほうがいいよ
・まずはこの学校を楽しんで
・ちゃんと学校に来いよ
・中学校ではいろいろなことを知ることになるでしょう
・テストが急に難しくなるよ
・数学はしっかりやらないとヤバイよ~
・小学校でいくらいい点数をとっていても、中学校で勉強せずにテストに挑むと、だんだん点数が悲惨になるよ
・中学校は大変
・朝練の日、早起きガンバレ!
・テストがあるからガンバレ
 
いかがですか。短い言葉ですが、1年間で感じた“中学校”を後輩に伝えてくれました。その言葉に1年生の子たちの成長を感じます。

使えるものを(3月13日)

年度末が近づいてくると、どの教科もまとめの段階に入ってきます。国語・社会・数学・理科・英語の5教科は、まとめの問題をひとつでも多く取り組み、これまで学習したことの定着をはかっています。
また、音楽・美術・技術家庭・保健体育は、作品や表現の仕上げです。剣道場でダンスの仕上げをしていた1年生をながめながら、次に向かったのは木工室です。ここでは以前も紹介した美術科の「バターナイフづくり」が最終工程を迎えていました。まだサンドペーパーをかけて表面を滑らかにしている子も多いのですが、
「仕上がった子は、ここにあるオイルを表面に塗ってください」
の声で、そのステップに入る子も何人かいました。それまで真っ白だったナイフが、オイルを塗ったことで、濃い色になり高級感が出てきました。ちなみのこのオイルは、口にするものを扱うナイフですので、木工用のステインオイルではなく食用油を使っているそうです。
昨日の授業参観にお越しいただいた方はご覧いただけたと思いますが、1年生が技術科で作った「本立て」も十分使えるものに仕上がりました。こうして自分で時間をかけて作ったものは、どこにもないオリジナルですし、何よりも愛着があってずっと使っていけそうです。