学年末テスト(2月13日)

今年最後の定期テスト「学年末テスト」が始まりました。文字通り、今年一年のまとめのテストです。日々の授業でどれだけ学んだか、家庭学習でそれをどこまで定着させたか、が問われるテストです。
そんな意味をもつテストですから、もちろん取り組む姿勢も真剣です。5月に、初めて中学校の定期テストに戸惑っていた1年生も、もうすっかり“中学生”らしく問題を解いていました。
2年生は今、進路学習に取り組んでいます。進路選択の真っ只中にいる3年生の姿を、1年後の自分と重ね合わせている子もいることでしょう。

今日のメニューは焼きそばとぎょうざ(1月30日)

「え、今日の給食はそんなのじゃなかったよ!」
という声が聞こえてきそうですが、実はこれは、今日、I組とJ組が合同で行った調理実習のメニューなんです。
 
まずはぎょうざです。すでに包んであるぎょうざを焼くというのではなく、具材を作るところから始めます。細かくきったキャベツとひき肉、そこに調味料を入れてまぜます。ここまでは粘土遊びのようで楽しいのですが、その後の皮に具材を包むところが一番難しいところです。黒板には、具材の量や載せる位置などがイラストでかかれ、皮の周りに水をつけるところも色がつけてありました。それを見ながら、一つ目よりも二つ目、二つ目よりも三つ目と上手にできるようになってきました。ちゃんとひだひだもついています!
ぎょうざが完成したら、次はいよいよフライパンの登場です。焦げないように油をひき、ぎょうざがくっつかないように少し離して載せていき蒸し焼きに。いいにおいがしてきました。
そしてもうひとつのフライパンで焼きそばを。焼きそばは家でお手伝いでつくったことのある子もいるようです。
「いただきま~す!」
「おいしい!」
「給食もあるけど大丈夫?」
そんな会話もはずんだひとときでした。
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1年職業講話(1月24日)

 1年生の進路学習の1つとして、職業講話を行いました。今年はデンソー工業学園の学科教務課長の杉浦洋紀先生を講師としてお招きし、「働くこととは。学校生活とのかかわり」というテーマで講演していただきました。自分たちにとって大切な進路、そして初めての講師の先生ということもあり、少し緊張しながらのスタートとなりました。

 まず、デンソーが大企業として成長した大きな要因となった9つの「デンソースピリット」を紹介していただきました。でも、これはいずれも学校生活でも培われる大切なことということでした。具体的には、

「品質第一」・・・あいさつ、提出物

「先取」・・・受験勉強、予習

「挑戦」・・・部活動、記録 などです。「たしかに」と頷く話の連続でした。

 さらに100%品質を目指すというお話です。デンソーは自動車部品などを作る会社です。1つのミスが命を奪ってしまうこともあります。

「これを中学生に置き換えるとどうでしょう?テストで100点を目指してがんばっていますか??」

 この問いに子どもたちの顔も曇りました。でも、世の中はこの100%を目指す人たちの仕事の結果成り立っているということを「鮭おにぎり」の例を使ってわかりやすく教えていただきました。

 今回の講演から、「社会人はどのような気持ちで仕事に取り組んでいるのか?」「これから自分たちはどうしていくべきなのか?」いろんなことを学び、考えさせていただく時間となりました。最後に杉浦先生がおっしゃったこと「20年・30年後、日本を支えているのは、みなさんです。自分も他人も幸せに!」という言葉がとても重い言葉でした。1年生のみなさんがさらに成長していくのが、これから楽しみです。

授業力向上研修(1月15日)

弥富市教育委員会が力を入れて取り組んでいることに、私たち教員の授業力を高めよう、というものがあります。学校はさまざまな活動・取組を行なっていますが、そのメインはやはり授業です。世の中が変化し、価値観が多様化したといっても、これは学校が担う大きな役割だと思っています。
そのために市は、知多地区の学校を退職後、名城大学で教員を目指す学生たちに教えてみえる中村浩二先生を講師にお招きし、各学校に派遣して研修の場を設けてくれています。
今日は1年生の数学と2年生の道億を観ていただき、ご指導をいただきました。授業を行ったのはともに経験の少ない先生でした。経験が少ないゆえに、「こここのところをこうしたら」という意見、指導もたくさんいただきましたが、逆に、少ないがゆえに前向きに取り組む姿勢も見られ、参観した先輩の先生も学ぶところが多くあった授業でした。
今後も「授業で勝負する」先生を目指していきたいと思います。
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ものづくりの楽しさを(1月11日)

1階の木工室から小気味のよい音が聞こえてきます。そこでは1年生が技術科の木工の授業を受けていました。作っているのは本立てです。まず木の特性を知るところから始まったこの授業は2学期から続く長丁場です。1枚の板からどうやって部材を切り出すとむだがないかを考え、それをのこぎりで切り、木工用ボンドで止めたり釘を打ちつけたりします。
今は、ホームセンターなどへ行けば出来上がった製品がそんなに高くない値段で手に入ります。そんな時代に生まれ育った子どもたちは、次第に「ものづくり」をしなくなったように思います。しかし、今、ここで木や道具に向き合っている子どもたちは、とても目を輝かせています。慎重に釘を打ったり電動ドリルで穴を空ける目はとても集中していて、仕上げ間近の紙やすりで磨いている子は、こすった部分を指でなぞって、「うん、うん」と満足そうな笑顔を浮かべていました。
ものづくりの楽しさ、すばらしさをこの空間で感じてくれればと思います。
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