授業力向上研修(1月15日)

弥富市教育委員会が力を入れて取り組んでいることに、私たち教員の授業力を高めよう、というものがあります。学校はさまざまな活動・取組を行なっていますが、そのメインはやはり授業です。世の中が変化し、価値観が多様化したといっても、これは学校が担う大きな役割だと思っています。
そのために市は、知多地区の学校を退職後、名城大学で教員を目指す学生たちに教えてみえる中村浩二先生を講師にお招きし、各学校に派遣して研修の場を設けてくれています。
今日は1年生の数学と2年生の道億を観ていただき、ご指導をいただきました。授業を行ったのはともに経験の少ない先生でした。経験が少ないゆえに、「こここのところをこうしたら」という意見、指導もたくさんいただきましたが、逆に、少ないがゆえに前向きに取り組む姿勢も見られ、参観した先輩の先生も学ぶところが多くあった授業でした。
今後も「授業で勝負する」先生を目指していきたいと思います。
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ものづくりの楽しさを(1月11日)

1階の木工室から小気味のよい音が聞こえてきます。そこでは1年生が技術科の木工の授業を受けていました。作っているのは本立てです。まず木の特性を知るところから始まったこの授業は2学期から続く長丁場です。1枚の板からどうやって部材を切り出すとむだがないかを考え、それをのこぎりで切り、木工用ボンドで止めたり釘を打ちつけたりします。
今は、ホームセンターなどへ行けば出来上がった製品がそんなに高くない値段で手に入ります。そんな時代に生まれ育った子どもたちは、次第に「ものづくり」をしなくなったように思います。しかし、今、ここで木や道具に向き合っている子どもたちは、とても目を輝かせています。慎重に釘を打ったり電動ドリルで穴を空ける目はとても集中していて、仕上げ間近の紙やすりで磨いている子は、こすった部分を指でなぞって、「うん、うん」と満足そうな笑顔を浮かべていました。
ものづくりの楽しさ、すばらしさをこの空間で感じてくれればと思います。
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3学期始業式(1月7日)

いよいよ3学期が始まりました。インフルエンザで登校できなかった子が5名いましたが、大きな事故等もなく始業式を迎えられたことを大変うれしく思います。いよいよ迫ってきた受験に備えてでしょうか、3年生にマスクをした子が多くいたことが特徴的でした。
そんな子どもたちに、2学期の終業式で話した「目標を立てたか」を尋ねました。学校としては年度の途中ですが、新しい年になり、そこで新たな目標を立て、それに向かって進んでいってほしいと思います。そして、今年の干支である「亥」のもつ意味を話しました(3学期始業式校長講話)。立てた目標を確実に実現するために、まずしっかりとエネルギーを貯めてほしいと思います。
 
式後の教室では、冬休みの課題を集めるかたわら、さっそく3学期の目標を書いているクラスや、お正月に書いた書初めをみんなで見合う時間を設けていたクラスもありました。どのクラスも穏やかな雰囲気でスタートできたことを大変うれしく思います。冬休みに子どもたちのために穏やかな時間をご用意いただいた保護者の方々に感謝申し上げます。ありがとうございました。
3学期は三つの学期の中で一番短く、特に3年生は3月5日が卒業式ですから、実質もう2か月を切っています。慌てて地に足がつかないようではいけませんが、「明日やればいいや」と先送りにする余裕はありません。今すべきことを確実にひとつずつ行っていく、そんな3学期にしていってほしいと思います。

2学期終業式(12月21日)

2学期も今日が最終日です。子どもたちはこの間、さまざまな場面で成長した姿を見せてくれました。これもひとえに、ご家庭からも応援やご支援をいただいたからこそだと思っています。ありがとうございました。
 
終業式では、先日行った、馬渕さんをお招きしての全校一斉道徳での子どもたちの感想を紹介した「道徳だより」(12月21日発行)を切り口に「夢」について話をしました。そして、その夢に少しでも近づくために、大谷翔平選手が高校時代に書いた「目標達成シート」(出典:スポーツニッポン)を子どもたちに示し、夢に向かって第一歩を踏み出そうと伝えました。

2学期終業式校長講話
 
明日から冬休みです。期間は短いものの、年末年始など家族で過ごす時間の多い休みでもあります。お子さまの成長を実感しつつ、将来について語り合うのもよいのではないでしょうか。そんなご家族様がよい年を迎えられますことを、職員一同、心よりお祈り申し上げます。
(冬休み中のHP更新は不定期になると思いますので、ご了承ください)

2学期もあと二日(12月20日)

気がつけば、あと二日で2学期が終わります。もっとゆったりとした学校生活を送らせてあげたいところですが、学習に部活動、係活動など、中学生は忙しく日々を過ごしています。そんな中でも放課や給食を食べながら友だちとおしゃべりをしている姿を見ると、ちょっとほっとします。
 
明日は2学期の終業式などがあるので、教室で落ち着いて過ごせるのは今日が最後といってもよいかもしれません。朝からそれぞれの学年が学年集会を行いました。2学期を振り返って、先生たちから感じた子どもたちの成長したところ、がんばったところを伝えていました。後ろからその様子を見ていると、確かに以前に比べると背筋もピンと伸び、しっかりとした姿勢で話を聞くことができるようになったと思います。
その姿は、昼のそうじの時間にも垣間見ることができました。今日はそうじの時間を長くとり、いつもできないところもしっかりやろうと声をかけました。具体的には机やいすの脚についたごみをそいだり、扇風機のカバーを外して洗ったりと、まさに年末の大そうじでした。きっとこれならご家庭でもしっかりと“戦力”になると思いますので、家族の一員として役割を与えていただけるとよいかと思います。