小中交流会ー日の出小・栄南小ー(3月8日)

「中学校って勉強厳しいんでしょ?」
「何部に入る?」
きっと、卒業を間近に控えた小学6年生の子たちの教室では、毎日こんな会話が飛び交っているのではないでしょうか。だれもが新しい世界に踏み出すときは不安を抱くものです。そんな不安を少しでも軽くし、一方にある期待を少しでもふくらますことができたら、という思いで、「小中交流会」を行いました。弥富中学校は4つの小学校から進学してくるので、2校ずつに分けて行い、今日は、日の出小と栄南小の子たちが来てくれました。
緊張した表情で待つ小学生、反対に中学生は、いつになくテンションが高めでした。“先輩”になる気持ちがそうさせたのでしょうか。そんな中学生の生活の多くを占めている授業と部活動を見て回りました。
「もう、何部に入るか決めてるの?」
と聞くと、
「はい!」
と元気な声。ちょっと期待がふくらんだでしょうか。
 
あさって10日(金)には、桜小と大藤小の子たちが来てくれます。

第59回卒業式ーその2-(3月3日)

弥富中学校では、卒業式をいったん終えた後に学年合唱を披露するのが恒例になっています。特に今年の3年生はさまざまな場面で合唱を取り入れてきました。2年生で訪れた広島で捧げた歌声などは、そこにいた多くの人を感動させたほどです。
その合唱に生徒が主体的に考えたメッセージを添えました。担任の先生への思いを伝えた言葉に、会場にいた皆が心温まりました。
そして、その後の合唱「友~旅立ちの時~」は、まさに3年間の集大成といえるものでした。涙で思うように声が出ないソプラノを、男子がしっかりと引っぱっていく、曲の最後の「いつも繋がっている」という歌詞そのもののハーモニーが会場にいるすべての人の心を揺さぶりました。
 
友 さようなら そして、ありがとう♪

★画像をクリックすると、合唱を動画でご覧いただけます。

第59回卒業式ーその1-(3月3日)

 

ほころび始めた河津桜が、思わずその花びらをすぼめるような北風の強い日になりましたが、中学校には「春」が訪れました。
 
保護者や在校生に加え、50名近い来賓の方々に見守られながら、3年生211名の卒業式を行いました。担任が一人一人の名前を呼び、それに、
「はい!」
と、しっかりとした返事をしました。たかが「は」「い」の2文字ですが、3年間の思いと、これからへの決意が込められていたように感じました。その声は家族にもしっかり届き、その背中はさぞ大きく頼もしく見えたのではないでしょうか。
学校からは、式辞として、
・変わらないことの「安心感」
・変わる「勇気」
・変えてはならない「人とのかかわり合い」
を、伝えました。そして、教育委員会からは告示を、ご来賓からはご祝辞をいただきました。それらを子どもたちはしっかりと胸に刻んでいました。
 
在校生代表から「伝統のたすきを確かに受け取りました」と送辞を受け、3年生は、その思いも含め学校での思い出やこれからの決意を込めた答辞を述べてくれました。その後、在校生と一緒に歌った校歌はまさにバトンタッチそのものでした。

ステキな卒業式に(3月2日)

いよいよ明日に迫った卒業式。今日は1・2時間目を使って総練習を行いました。徐々に気持ちも本番モードとなってきました。
3年生は、それを終えると教室へ戻り、少し長めの学活の時間をとりました。明日は式の後の時間がそんなに長くとれないので、今日、少しでもゆっくりとクラスでの時間をとろうという、学年の先生方の考えです。もちろん、卒業証書は明日ですが、それ以外で配れるものの多くは今日配りました。そんな中で子どもたちの一番のお楽しみは卒業アルバムでしょうか。さっそく手に取り、楽しそうにページをめくっていました。1年生の頃の写真を見て懐かしんだり、夏の部活動や学校祭の写真をじっと見つめたり。ひとしきり見た後は、寄せ書きタイムです。その寄せ書きも大切な思い出になることでしょう。
 
そんな3年生が下校した後、今度は2年生が主役となって活躍する時間です。式場となる体育館はもちろん、教室、玄関、正門、外トイレなど、学校中に分かれて掃除や準備をしてくれました。体育館の椅子並べでは、ぴしっと並べるためにメジャーを使いますが、それを持つ子も這うようにして作業をしていたのが印象的でした。そんな準備を後押しするように雲が切れ、日がさしてきました。
 
明日の弥富中学校卒業式の「ステキ確率」は100%予想です。

始動!(2月24日)

感動的な「3年生を送る会」から一夜明けた今日。昨日、3年生から、
「弥富中学校をよりよい学校にしていってください」
と託された1・2年生がさっそく動き出しました。
来年度の生徒会活動の核となり、生徒会活動はもちろん学校全体を引っぱっていく役員選挙が行われました。生徒会選挙規定により、3年生は会場にはいませんが、その思いをしっかりと受け止めた立候補者が「こんな弥富中学校にしたい」という公約を語ってくれました。もちろん、立候補した子だけではなく、その演説を聴く子たちも自覚に満ちた態度で臨み、教室へ戻ったあとの投票もしっかり行いました。
 
「託したよ」
「任せてください」
そんな声が聞こえた気がしました。
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