オリエンテーション合宿2日目2(5月7日)

子どもたちの気持ちの中にも、引率した先生たちの心の中にも「せっかく美浜まで来たんだから」という思いがありました。ですから、朝の集いの後、担当の先生から、
「砂の造形を行います!」
と発表があったとき、
「やったー!」
という歓声があがりました。
そんな子どもたちを美浜の海はちゃんと待っていてくれました。昨日の雨や満ち潮が引いた砂浜は、適度な水分があり形をつくるにはちょうどよい加減でした。
合図とともに砂浜に飛び出し、スコップで掘る子、波打ち際まで走っていき海水を汲んでくる子、みんなで協力して造っていきます。
今回のテーマは「金魚」。弥富中ならではの作品がだんだんできてきます。砂をベースに海草や貝殻などで装飾をした金魚もあり、個性豊かな作品ができました。
子どもたちが実に仲良く作業をしていたのが、この2日間を象徴していました。
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マナー講座(5月6日)

 「コミュニケーションはことばのキャッチボールですよ!」
 「ことばをはっきりさせるために、早口ことばにチャレンジしてみましょう」
という元気の良い先生の声が、多目的室から響いてきます。

 今日は2年生が、池上あきこ先生をお招きして、「職場体験前のマナー&コミュニケーション全体講座」を行いました。

 「早口ことばにチャレンジする人!」と言われても、最初は全く手をあげることができなかった生徒も、先生のテンポの良い話に乗せられて、「キャッチボールをやってみる人!」と言われると、何人かは手をあげていました。

 今日教えていただいたことを生かして、充実した職場体験学習を迎えて欲しい思います。
マナー講座 マナー講座2

アクティブラーニング(4月27日)

「アクティブラーニング」という言葉をご存知ですか。
これまで多く行われてきた、先生が一方的に講義のように教える授業スタイルから、ディスカッションやディベー トといった双方向の講義、演習、実験、実習や実技等を中心とした授業のことで、2012年に文部科学省から示されました。これからの社会をたくましく生き抜くための力を身につけるために有効で、弥富中学校でもこのようなスタイルの授業が多く見られるようになってきました。
 
今日の1時間目。3年生の道徳の授業を観にいくと、子どもたちは机を班にしてお互いに意見交換をしていました。そんな光景に目を細めながら窓の外に目をやると、そこには花壇の周りに座って草花の観察をする1年生の姿が。そして、さらに遠くを見ると、スポーツテストの持久走の計測を行う2年生がいました。
子どもたちが主体となって取り組む授業がだいぶ定着してきたように感じます。

スポーツテスト(4月26日)

初夏の日差しを思わせる中、スポーツテストを行いました。傍らには水分補給のための水筒を置きながら。はじめは長袖のジャージを着ていた子もすぐにそれを脱ぎ、半袖になるほどの陽気です。
担当の先生から説明を聞き、さまざまなテストに臨みました。1年生にとって、ハンドボール投げは少し戸惑ったようです。小学校ではソフトボール投げでしたから、慣れないハンドボールの大きさに少し苦戦をしていました。
毎年この時期に行っています。さて、去年よりどれだけ伸びたでしょうか。
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ティームティーチング(4月22日)

2年生の数学の授業です。教室に二人の先生がいます。この時は子どもたちが問題を解いている時間で、二人の先生でその様子を見ながら、時折、声をかけていました。
これは今年の本校の重点的な取り組みのひとつで、「ティームティーチング」というものです。少人数指導のひとつのスタイルで、複数の教員が授業に入ることで、よりきめ細かく指導することができます。授業場面によっては、一人が正面で全体指導をし、もう一人が、首をかしげていたり分からなさそうな表情をしたりしている子の近くへいって個別指導を行うこともあります。
小学校でも行われており、その効果は確実にあります。できれば全教科・全時間できるとよいのですが、教員の数に限りがありますので、数学で導入しました。学校公開の折にでも、ぜひご覧ください。