広島研修2日目(11月20日)

  広島研修二日目は好天に恵まれました。
  宿泊施設となった「国立江田島青年交流の家」の所員の方からは、集いなどで整然と並ぶ様子を見て、「これだけ大勢がこんなにも整然と待っていられることに、“強さ”を感じました」とおほめの言葉をいただいた子どもたちは、行きとは違って陸路で呉市へ入り、大和ミュージアムで、戦艦大和を通して戦争を学びました。
  日本の技術力は当時も今も世界トップクラスです。それを戦争に使うのか、平和に使うのか、その舵を握るのは子どもたち世代です。誤った選択をしないためにも、有意義な時間でした。
大和ミュージアム

広島研修1日目の夜(11月19日)

 宿泊施設となった「国立江田島青年交流の家」での1日目の夜は、被爆ピアノとの出会いが待っていました。
 被爆したピアノを後世の平和のために役立てたいという思いで、丁寧に調律したアップライトピアノが、行動で子どもたちを待っていてくれました。
 その音色に乗せて詩の朗読や歌を聴いた後、今度は子どもたちの歌声とのコラボです。「青葉の歌」は講堂でとどまることなく、未来へと響いたような気がしました。調律をされた矢川さんが「きっとこのピアノも喜んでいると思います」とおっしゃってくださいました。
被爆ピアノ

広島研修2(11月19日)

 子どもたちは食い入るように平和資料館に展示してあるものを見つめ、メモを取っていました。先生が先を促さないとその場を動かないほど。それほど、原爆の衝撃は、子どもたちの心を揺り動かしたと思います。
 外へ出たら、原爆ドームの対岸に並び献歌です。峠三吉の「にんげんをかえせ」の詩の朗読のあと『地球の詩』の歌を心を込めて捧げました。辺りにいた人も、外国の方も足を止め、その歌声を聴いてくださいました。歌い終わった後に大きな拍手があったのは言うまでもありません。(前回のムービーでその様子をお楽しみください)

 そのあとはクラスごと男女別に別れて、ガイドボランティアさんについて数々の説明を受けました。ここでも熱心に耳を傾け、うなずく弥富中生の姿がありました。保護者の方にご協力いただいた折り鶴も、無事に献呈しました。
広島1 広島2

2年生 広島研修(11月19日)

早朝5:50。まだ薄暗い景色の中、学校東の信号交差点は右折の点滅の車が続いていました。渋滞です。
そうです。これは、6時学校集合に間に合うよう生徒を送る2年生の保護者の車列の灯りでした。夜明け前にもかかわらず、引き締まった表情で登校する2年生の子どもたちの様子からは、充実した研修になる予感がしました。
出発に際して、弥富市長の服部様をはじめ、多くの弥富市教育委員会の関係者の方々が見送りに来ていただき、より一層責任と期待を膨らませての出発となりました。

長い移動を終えての現地見学は順調そのもの。あまりにも行いが良いおかげか、特別にフェリーを貸切にしていただけ、予定より15分ほど早く宿泊地の江田島に到着できました!
以下は、現地の様子の動画になります。(再生機器によっては視聴できない可能性があります。)

広島研修 11.19(MOV形式)
広島研修 11.19(MPG形式)
広島研修 11.19(MP4形式)

三者三様(11月18日)

明日からの広島研修に備え、2年生が午後から下校をして自転車小屋が空っぽになった頃、校舎の中ではそれぞれの学年がそれぞれの活動を進めていました。
1年生は教育相談。学校生活にも慣れ、中学生らしい顔つきになってきましたが、時折のぞかせる小学生っぽい言動もあり、大人と子どもの間を行ったり来たりしているように見えます。学校で一番近くにいる大人である担任が、寄り添うように話を聞いていました。
誰もいない2階を通り越し、1階では、まだ撮れていなかった卒業アルバムの写真の撮影が行われていました。コミュニケーションホールでは生徒会の面々が誇らしげにカメラに収まっていました。
 
2年生は明日は6時集合です。今日は早めに「おやすみなさい」。
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