3年個別懇談(2月1日)

今日から再開された午後の部活動。そこから聞こえる後輩たちの声を遠い自分と重ねている3年生。でも、今は、そんな過去にひたっているわけにはいきません。自分の進むべき道を切りひらく大事な時期ですから。
3年生の教室では、最後の個別懇談が行われていました。今回の目的は公立高校の志望校を決める、というものです。今日あたりから私立高校・専修学校の推薦入試の結果が届き始めました。ほっと胸をなでおろした子も多くいる中、来週の一般入試に臨む子のほとんどは、第一志望が公立高校の子たちです。まだ一般入試も終わっていませんが、それが終わるのを待ってから決めていては遅いので、
「どこの私立高校が受かっても、公立高校でいいですか」
「万が一この高校が不合格だった場合、公立の志望校は変わりますか」
というさまざまなシミュレーションをしながらの懇談です。
そんな大きな決断となる懇談ですが、3年生の先生からは「順調です」という言葉が返ってきました。ご家庭でしっかり話し合ってくださっているおかげと感謝しています。
 
懇談で家の人がみえるまで、廊下に置いてあった面接質問集を手に取る姿もあり、その視線はしっかりと前を見ていました。

私立高校・専修学校一般入試出願(1月31日)

昨日とはうって変わって、空は雲におおわれ寒い日となりました。そんな中、給食を終えた3年生150人が時間差をつけながら私立高校・専修学校一般入試の出願に出かけました。
ご存知のように、愛知県はほとんどの私立高校・専修学校が2月5日(火)・6日(水)・7日(木)の3日間のどこかで一般入試を行います。したがって、最大三つの学校を受検することができます。当然、同じ日に試験を行う学校は受けられませんから、この入試日程が発表されてから、「どこを受けようか」「どういう組み合わせにしようか」「何校受けようか」と子どもたちは思案してきました。
弥富中から受験する学校は27校。今日はそのうちの一つの学校へ出願に出かけました。複数受験する子のもう一方の願書は、他の子が責任をもって出願します。ですから、各学校ごとに決めたリーダーは責任重大で、
「○○高校、集まってください」
人数を確認後、
「はい、これがみんなの分の願書です」
と渡された願書を大事そうにすぐにしまいました。今日は時折雨が落ちてくる天気でしたので、茶封筒には透明のビニール袋がかけてあります。
「行ってらっしゃい。気をつけて」
いつもは並列で走って注意を受けることが多い自転車も、今日はきれいな一列をつくって走っていきました。そんな姿に、子どもたちの緊張感と進路に向きあうまっすぐな気持ちを見たような気がしました。
 
 それから数時間が過ぎたころ、本降りとなった中を再び一列になって学校へ向かう子どもたちの姿が。すぐに3年生の先生たちが待つ図書室へ向かいます。
「おかえり、寒かったでしょ。ストーブつけてあるから温まりな」
願書と引き換えにいただいた受験票をかじかんだ手で差し出す子どもたちを、優しい言葉で迎えてくれました。

今日のメニューは焼きそばとぎょうざ(1月30日)

「え、今日の給食はそんなのじゃなかったよ!」
という声が聞こえてきそうですが、実はこれは、今日、I組とJ組が合同で行った調理実習のメニューなんです。
 
まずはぎょうざです。すでに包んであるぎょうざを焼くというのではなく、具材を作るところから始めます。細かくきったキャベツとひき肉、そこに調味料を入れてまぜます。ここまでは粘土遊びのようで楽しいのですが、その後の皮に具材を包むところが一番難しいところです。黒板には、具材の量や載せる位置などがイラストでかかれ、皮の周りに水をつけるところも色がつけてありました。それを見ながら、一つ目よりも二つ目、二つ目よりも三つ目と上手にできるようになってきました。ちゃんとひだひだもついています!
ぎょうざが完成したら、次はいよいよフライパンの登場です。焦げないように油をひき、ぎょうざがくっつかないように少し離して載せていき蒸し焼きに。いいにおいがしてきました。
そしてもうひとつのフライパンで焼きそばを。焼きそばは家でお手伝いでつくったことのある子もいるようです。
「いただきま~す!」
「おいしい!」
「給食もあるけど大丈夫?」
そんな会話もはずんだひとときでした。
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私立高校・専修学校推薦入試(1月30日)

すでに他県の学校や一部の専修学校では少しずつ始まっていますが、本格的な“入試”の幕開けとなる、私立高校・専修学校の推薦入試が今日行われ、本校からは43名がそれに臨みました。
この日を迎えるにあたり、二つのことを心配していました。一つは、インフルエンザです。しかし、一人一人が家族とともにしっかりと自己管理したことで、体調不良で別室受験をお願いすることはありませんでした。また、天気も、これ以上ない晴天となりました。学校では、万が一に備え、3年生の職員が電話が鳴るたびにドキッとしながら、子どもたちの健闘を祈っています。

だいぶドキドキ(1月24日)

学級閉鎖をしているクラスの一部は昨日行きましたが、今日が私立高校・専修学校推薦入試の出願の日です。
3時間目が終わると、すぐに給食をつくってもらい、急いで食べました。そして、身じたくを整えて、教室を出ます。
「行ってらっしゃい」
「がんばって!」
と友達や先生に背中を押され、進路担当の先生のところに。そこで人数を確認し、茶色の大きな封筒を手渡されます。そこには大切な大切な願書などの書類が入っています。大事そうにそれをデイパックに入れる様子は、いつものはじける笑顔はなく緊張しているのが手にとるように分かりました。
でも、これも自らの力で進路を切りひらく大切なステップです。きっと行った先の学校で、
「こんにちは。弥富中学校です」
としっかり出願できると信じて、子どもたちを見送りました。