気づかないほど(4月6日)

昨日、家に帰ってきたお子さんの第一声はどうでしたか。またその表情はどうだったでしょうか。
「□組だったよ!」
「△△ちゃんと一緒だったよ!」
と笑顔で話してくれていればよいのですが、そんな100点満点のクラス編成、担任配置はできません。慣れたり受け入れたりするにはもう少し時間が必要かもしれませんが、ご家庭でのお子さんの様子を注意深く見ていただけたらと思います。そして、何か気になる様子があれば、早めに担任や主任にご相談いただければと思います。
そんな新年度二日目の今日は、どこの学年も学年集会を行いました。学年としてのスタートであると同時に、さまざまな約束事なども確認しました。注目したのは、その移動です。一番早く教室を出たのは3年生でした。それには理由があり、下駄箱から一番近い1階で生活するということで、1階特有の約束事を確認するためです。ですから、まずコミュニケーションホールに並びました。その頭上、2階を2年生が通って柔道場へ行くわけですが、互いの存在にまったく気づかないほど、静かに移動できました。もちろんその後の学年集会でも、しっかりと話を聞くことができました。よいスタートを切れたと思います。

入学式・始業式(4月5日)

いよいよ平成30年度の弥富中学校が本格始動しました。
 
朝、校門が開くのを待ちかねていたように、それぞれの学年が登校してきました。その中で、ちょっと大き目の制服を着ているのが1年生です。7時40分。ふれいあい教室の窓ガラスに新1年生のクラスが貼り出されると、1年生の子たちは一生懸命に自分の名前を探し、次に友達の名前を探していました。中には、ハイタッチをする子も。
そんな子たちも体育館へ入れば、とても落ち着いて式に臨むことができました。それは、もちろん、後方で控えている2年生、3年生がお手本を示してしているからです。そんな子どもたちに、次のような話をしました。
 
30年度入学式式辞
 
それぞれの学年がしっかりと自分たちの学ぶべきこと、高めるべきことを行っていけば、それが3学年集まった時に、とても大きなエネルギーになるということを伝えました。これから始まるさまざまな場面でそれを感じさせてくれることでしょう。
担任発表や部活動の顧問を聞き一喜一憂した後、今度は

学級の出会いの場です。どこのクラスも担任が話す、「こんなクラスにしたい」という思いをしっかりと聞くことができました。今日は教科書や保健関係を中心とした配布物が多くあり、ゆっくりと学級活動をすることはできませんでしたが、これからさまざまな場面でよいクラスを作っていけたらと思います。とりわけ1年生の教室では、保護者の方々にも直接お話しすることができ、よい出会いになったと思います。明日からがとても楽しみです。
 
なお、今日の入学式・始業式の様子は「クローバーTV」で放送されます。よかったらご覧ください。
 ○デイリートピックス(4月6・7日)
   111ch 7:00~、12:00~
   121ch 6:00~、9:00~、16:00~、22:00~
 ○ウィークリートピックス(4月14~20日)
   121ch 土日 12:00~、0:00~
   121ch 月~金 0:00~
   122ch 毎日 10:00~、15:00~、21:00~
   111ch 毎日 20:00~

先輩として(4月4日)

いよいよ明日は入学式・始業式。新しい年が始まります。今日は朝からその準備のために新3年生が来てくれました。久しぶりに見る子どもたちが、少し大きく見えたのは気のせいでしょうか。
担任(もちろん2年生のときの)の先生から指示を聞き、いざ、体育館へ、そして3階へ。それぞれの担当の先生から詳しい説明を聞くと、てきぱきと動いてくれました。新しくかわってきた先生を興味深そうに見ていましたが、手は休んでいませんでした。卒業式の時に同じような作業は経験していることもあると思いますが、子どもたちを動かしている原動力は「最上級生なんだ」という自覚だと思いました。わずか2週間ほどの春休みです。体が大きくなったわけではなく、意識が高まったからこそ、いい仕事ができ大きく見えたのです。
 
さぁ、明日、どんな出会いが待っているのでしょうか。子どもたちの様子を見ていて楽しみが増してきました。
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公立高校合格発表(3月19日)

卒業式後の学校は、着々と2年生や1年生がそのあとを受け継ぎ、来年度に向けての準備を進めてくれています。
そんな中、今日、久しぶりに3年生が主役となる日がやってきました。公立高校全日制課程の合格発表です。朝10時の発表にあわせて友だちと連れだって出かける姿を見かけました。そして、緊張しながら末その瞬間。受検番号が張り出されると、
「あったー!」
「やった!」
という歓声と声にならない声で友だちや家族と抱き合う姿がありました。しかし、一方で、その輪から少し距離をとりながらその場を離れる子も…。
希望校に合格した子。第2希望校に合格した子。私立高校へ進学する子。定員が決まっていて、しかも試験というハードルがある以上、そこで予定していた進路が変わることは仕方がありません。しかし、目指した学校に合格できなかったからといって、自分がこれまで積んできた努力が否定されたわけでも無駄だったわけでもありません。むしろ、この悔しさをばねにして、次の進路選択の時に力を出してほしいと思います。また、合格した子は、ここで気を緩めることなくまっすぐに進んでいってほしいと思います。
 
14時。合格証を受け取りに来た子たちを、満開になったカワヅザクラが迎えました。
サ・ク・ラ・サ・イ・タ・ネ

最後の給食(3月2日)

今日は3年生にとって、最後の給食です。献立表にも「3年生卒業お祝い給食」と書かれています。
・赤飯
・かきたま汁
・から揚げ
・おかか和え
・お菓子な目玉焼き
・牛乳
と、栄養士さん、調理委員さんたちの心のこもった献立です。
子どもたちがその時間をどう過ごしているか見てみると、とびっきりの笑顔がそこにはありました。いつもの仲間とのおしゃべり。いつものおかわりじゃんけん。いつもと違った机の並び。いつも以上のおいしい給食。

そして、最後の「ごちそうさま!」