壮行会を終え、慌ただしく帰りのSTを終えると、多くの子たちは下校しましたが、今日は100人ほどの子が残りました。
まず向かったのが、音楽室などでした。行ってみると、そこには3学年の子たちが混ざって、音楽の先生から説明を受けています。ここは学校祭の合唱リーダーの打ち合わせでした。他にもパフォーマンスや旗など、学校祭の部門ごとに集まって、担当の先生からルール説明を受けたり、夏休み中の活動計画などを打ち合わせました。
それを30分ほどので切り上げ、次は3年生の教室3つに集まりました。A組には青ブロックが、C組には緑ブロックが、E組には赤ブロックが集結しました。もちろん、それを仕切るのはブロックのリーダー長です。もちろん初めての経験です。去年までは「あこがれ」の存在だったその立場に自分たちがなり、出てくる言葉は、
「優勝しか考えていません!」
と、とても頼もしい言葉を発してくれました。
廊下では、そんなリーダーを目を細めて見つめる先生たちの姿が。子どもたちが主役として輝く学校祭がいよいよ動き出しました。
学校祭リーダー始動!(7月3日)
弥富市青少年健全育成大会(7月1日)
午後、総合社会教育センターで「弥富市青少年健全育成大会」が行われ、PTAの方にも大勢参加いただきました。毎年、青少年の健全育成に関わる様々な団体がその活動を報告・発表する場になっています。今年は、中学2年生が広島へ出かけ平和学習をしている取組について発表する機会をいただきました。市内の3中学校のそれぞれの3年生の代表が昨年度行った事前学習、当日の学習、事後学習や学習を終えて感じたことなどを発表しました。
弥富中の代表は、二日間の広島研修、平和学習を終え、
「朝鮮戦争での核兵器使用に反対したと聞きました。原爆を落としたのも人間、その街を復興させたのも人間、核兵器使用を反対したのも人間。私たちは、核兵器のない平和な世界をつくる人間になりたい」
「原爆が落とされた広島や長崎は、『ヒロシマ』『ナガサキ』というカタカナで書かれ世界に知られています。でも、もうこれ以上カタカナで書く街を増やしたくありません」
という視点で力強く語ってくれました。
子どもたちの心を大きく揺さぶるこのような機会を与えてくださっていることに、深く感謝します。
您好(6月30日)
「您好(ニイハオ)」
「こんにちは!」
二つの国の中学生が、今日、弥富中学校に集いました。
中国遼寧省大連経済技術開発区第七中学校の9年生の皆さんが日本への修学旅行のひとこまとして、日本の中学生との交流を希望され、今年は弥富中学校でそれを行うことになりました。県の教育委員会からお話をいただいたのがつい先日だったこともあり、学校ぐるみで交流することは難しく3年生に代表して迎えてもらいました。代表のあいさつ、校歌で迎えた後、弥富中が誇る「日本らしさNo1 なぎなた」を披露しました。きりっとした演技に、中国の中学生も自然の背筋が伸びていたように感じました。そして、お返しは「古詩」の朗読でした。3年生は国語の授業で漢詩などを習っていますが、まさに本物を聴くことは初めてで、こちらも凛とした空気が体育館に漂いました。
ちょっと緊張ぎみのお互いの学校紹介から、後半は同じ中学生同士のクイズやプレゼント交換です。ここからは一気に笑顔がはじけ、互いにハイタッチや握手をする光景も見られました。弥中の子たちは言っていました、
「言葉は分からなかったけど、楽しかった!」
と。
中国と日本は隣同士の国です。わずか1時間あまりのささやかな交流会でしたが、これがきっかけで、互いを身近に感じてくれたらと思います。
この交流会の様子は、取材にみえていた「クローバーTV」でも放映されるそうです。もしよろしければご覧ください。
○デイリートピックス
7月2日(日)
○ウィークリートピックス
7月8日(土)~14日(金)
期末テスト一日目(6月28日)
それらを気持ちよく迎えるためのハードルが、今日と明日の期末テストでしょうか。登校の時からちょっときりっとした表情が多かったように思います。そして、教室がテストモードになっていることで、さらにその表情が締まりました。日頃の授業や家庭学習でたくわえた力が発揮されることを期待します。
体調がすぐれない子もいました。聞けば、昨日まで欠席をしていたそうです。テストだからということで、少し無理をして登校したんだと思います。そんな子は保健室などで体調を見ながらテストを受けました。
こんなところに個性が(6月23日)
3年生にとって一番の行事はやはり修学旅行でしょう。今、廊下の掲示板には、「修学旅行の思い出BEST3」と題して一人一人の感想が書かれています。もちろん、お目当てだったディズニーシーもたくさん書いてありましたが、多かったのが「クラス分散」です。江戸職人体験をさせていただいたということと、それをクラスのみんなでできた、ということがとても心に残っているようです。ですから、思い出のBEST3に「友達」のことを書いている子もたくさんいました。「友達とたくさんしゃべった」「ふだんあまり話さない子とたくさん話せた」など、素敵なコメントも多く見ることができます。
そして、そういった一枚一枚の用紙の貼り方にも子どもらしさというか、個性があふれていました。写真が小さくて分かりづらいかもしれませんが、左の写真の「東京」という文字は画鋲で描かれています。また、右の写真は「JAL」」という文字になっているのがお分かりでしょうか。機体整備工場へ行ったB組です。他にも「TOKYO」という文字に並べたクラスや東京タワーのように配置したクラスも。
こんなアイデアあふれる掲示板を、ぜひ、来月の個別懇談でご覧ください。