3年学年末テスト(1月14日)

1、2年生は通常の授業を行っている中、3年生は今日と明日「学年末テスト」を行っています。これは、今月からいよいよ高等学校等の試験が始まることと、卒業式が3月4日と、他の学年に比べて20日も早いことによります。3学期が始まってまだ数日しかたっておらず、「学年末って言われても…」という感じが漂っているかと思い教室へ行ってみると、そこはピーンとした空気の張りつめた空間でした。
黙々とペンを走らせるその顔をよく見ると、マスクをしている子が多いのも3年生の特徴です。かぜやインフルエンザにかからないように、という予防です。
この地区で学級閉鎖をしている学校は、今日現在はありませんが、近隣の中学校ではインフルエンザにかかった子もいるという情報も入りました。
 
全力を出し切るために、体調も万全で臨みたいものです。
がんばれ!3年生!

場を清める(1月13日)

愛知県出身の教育学者「森信三」の言葉で、
「時を守り、場を清め、礼を正す」
というものがあります。職場再建の三原則ともいわれ、多くの経営者がこの考え方を取り入れているそうです。
 
会社ではありませんが、学校でもこのことは当てはまると思います。この中のどれかが欠けても、学校は、子どもたちにとって安心・安全な場所でなくなっていく危険性をもっています。そういう意味で、弥富中の子は、しっかりとそうじをしてくれます。階段のぞうきんがけはしっかりひざをつけて、外のはきそうじは横一列になってはき残しのないように。そんなそうじのおかげできれいな学校が保たれています。
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2学期終業式(12月22日)

時折、いじわるな雲が太陽の日差しをさえぎる中、昇降口前のプラザで2学期の終業式を行いました。
 
「今年の漢字」が発表されたことを受け、「弥富中学校の2学期を漢字一文字で表してみると」、という内容で話をしました。
 
12月22日(火)2学期終業式にて_校長講話
 
式の後、教室で担任から通知表を一人一人に手渡しました。がんばったことが結果として表れた子、逆に、そうでなかった子など、それぞれですが、これからの学校生活や学習のひとつの指針になってくれればと思います。

願書を手に(12月16日)

おそらく、子どもたちにとって生まれて初めて手にする重要な書類ではないでしょうか。
先日行われた個別懇談で、まず私立高校や専修学校といった受験日が早いところの志望校を決め、その願書が手渡されました。以前に比べたらずいぶん簡略化されたとはいえ、記入しなくてはならないところが多くあり、ましてやミスはできない書類です。学校としては、自分で決めた道を歩み始めるという意識をもたせるために、保護者の方に書いていただくのではなく、自分で書けるところは自分で書くという指導をしています。書くことにより、「よし、がんばるぞ!」という気持ちも強くなり、普段ノートに書く文字よりうんと丁寧に書いていました。
いよいよ受験モードです!

生きろ!-避難訓練ー(12月15日)

「火災発生!火災発生!」
けたたましいサイレンとともに、学校中に火災を知らせる放送が入りました。もちろん、訓練です。しかし、今年になって3回目の訓練ということもあり、今回は子どもたちへも職員へも知らせずに行いました。
サイレンが鳴ったのはちょうど清掃中。いつものようにクラス単位でまとまって活動をしている、そこに指示を出してくれる先生がいるという状況ではない場面で行いました。まさに子どもたちの判断力が試される場面です。
 
「火災発生」の言葉を耳にし、すぐにポケットからハンカチを出し口を覆う子。先生がいないので、「今ここにいる子だけでいいから、廊下に並んで!」と指示を出す子。煙が充満していることを想定し、身をかがめながら避難する子。すばらしい初期避難です。しかし、一方では、「訓練なの?」と周りと談笑したり、肩を組んだりする子の姿も。
サイレンが鳴ってから6分10秒で全員の避難が完了しました。教室に戻り、各クラスで、どうやって避難したいか、どうすればよかったか、などを校舎平面図を使って振り返りました。
 
一人の命も失いたくない【自助】。これが私たちの願いです。そして、そうやって生き延びた力を地域のために、家族のためにつかってほしい【共助】と思います。