時折、いじわるな雲が太陽の日差しをさえぎる中、昇降口前のプラザで2学期の終業式を行いました。
「今年の漢字」が発表されたことを受け、「弥富中学校の2学期を漢字一文字で表してみると」、という内容で話をしました。
12月22日(火)2学期終業式にて_校長講話
式の後、教室で担任から通知表を一人一人に手渡しました。がんばったことが結果として表れた子、逆に、そうでなかった子など、それぞれですが、これからの学校生活や学習のひとつの指針になってくれればと思います。
2学期終業式(12月22日)
願書を手に(12月16日)
おそらく、子どもたちにとって生まれて初めて手にする重要な書類ではないでしょうか。
先日行われた個別懇談で、まず私立高校や専修学校といった受験日が早いところの志望校を決め、その願書が手渡されました。以前に比べたらずいぶん簡略化されたとはいえ、記入しなくてはならないところが多くあり、ましてやミスはできない書類です。学校としては、自分で決めた道を歩み始めるという意識をもたせるために、保護者の方に書いていただくのではなく、自分で書けるところは自分で書くという指導をしています。書くことにより、「よし、がんばるぞ!」という気持ちも強くなり、普段ノートに書く文字よりうんと丁寧に書いていました。
いよいよ受験モードです!
生きろ!-避難訓練ー(12月15日)
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「火災発生!火災発生!」
けたたましいサイレンとともに、学校中に火災を知らせる放送が入りました。もちろん、訓練です。しかし、今年になって3回目の訓練ということもあり、今回は子どもたちへも職員へも知らせずに行いました。
サイレンが鳴ったのはちょうど清掃中。いつものようにクラス単位でまとまって活動をしている、そこに指示を出してくれる先生がいるという状況ではない場面で行いました。まさに子どもたちの判断力が試される場面です。
「火災発生」の言葉を耳にし、すぐにポケットからハンカチを出し口を覆う子。先生がいないので、「今ここにいる子だけでいいから、廊下に並んで!」と指示を出す子。煙が充満していることを想定し、身をかがめながら避難する子。すばらしい初期避難です。しかし、一方では、「訓練なの?」と周りと談笑したり、肩を組んだりする子の姿も。
サイレンが鳴ってから6分10秒で全員の避難が完了しました。教室に戻り、各クラスで、どうやって避難したいか、どうすればよかったか、などを校舎平面図を使って振り返りました。
一人の命も失いたくない【自助】。これが私たちの願いです。そして、そうやって生き延びた力を地域のために、家族のためにつかってほしい【共助】と思います。
「何が悪いのか」ー道徳の授業ー(12月14日)
道徳の時間を大事にしていることは、以前にお話をしたと思いますが、そんな中、今日はI組でその授業が行われました。主題は「何が悪いのか」(善悪の判断)です。
ご存知のように、I組は特別な支援を要する子が在籍しています。しかし、支援を受けながらも、集団の中で生活をしていく時に、「これはよいこと」「これはいけないこと」という判断を自らでくだす力を身につけなければなりません。今日の授業では、多くの場面を想定し、どう判断するか、どうしてそう考えたか、を発表し合いました。
こうした取り組みの積み重ねで、子どもたちに正しい価値観が身につくことを願っています。
人権を考える(12月10日)
今日は「世界人権デー」です。そして、先週4日(金)から今日までが「人権週間」」です。
学校では、日ごろから機会をとらえて人権について考え行動できるよう指導していますが、とりわけ、この人権週間では朝礼や学級で一斉に考える機会を設けています。
月曜日の朝礼で人権教育担当者から「立ち止まる」を紹介しました。それを受けて各学級で担任から問いかけ、人権について考える時間を設けました。そして、それぞれが思うことを「標語」という形にして表現してみました。それがいじめ防止標語です。全員が書き、その中で数点を、愛知県PTA連絡協議会が募集している「いじめ防止標語コンテスト」に応募しました。
子どもたちが、いじめについて考えた秀作ぞろいです。ご覧ください。